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呟話§一言つぶやき~政権無能の果てに~ [つぶやき]

横浜港に浮かぶクルーズ船からの新型コロナウイルス発症者が、次々と……

……下船して病院に搬送される状況を見ると、いったい国は何をしようとしていたのかと思うのは、船内に感染者が続々と出現する様子を見れば、閉塞空間に3000人もの人間が留め置かれることの危険性を政権も関係機関も、まったく認識しておらず、体のいい隔離としてしか考えていなかったとしか考えられず、現政権の危機管理能力が大きく欠如しているのは明らかで、のうのうと長期政権をほしいままにした結果、官僚組織に至るまで根幹から腐ってしまっていることは間違いないところである。

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吟話§一日一句~追い風少し温まって~ [俳句]

季語は・・・東風

東風吹かば 最寄り駅まで あとひとつ

【去年の今日】厚話§エアバスA380生産打ち切り!
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顧話§今日の歴史~太陽系9つ目の惑星~ [歴史]

1930年2月18日、アメリカのクライド・トンボーが冥王星を発見。

16世紀初頭にコペルニクスが“地動説”を唱え、17世紀には、それに影響されたガリレオやケプラーが望遠鏡で天体観測を試みる過程を経て、18世紀に入ったところで“太陽系”なるものが姿を現してきたのだ。

そうして1781年には、土星の外側にある天王星が発見され、1846年には海王星が発見された。

今は準惑星とみなされている冥王星が発見されたのは20世紀に入ってのことである。

それにしても、望遠鏡から見ても光の粒でしかない、はるか遠くの惑星が、太陽を中心として回っている太陽系の仲間であるということを、どのように知り得たものか……一介の凡人には計り知れないことなのだ。

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過話§備忘録的な何か~2020年2月18日付~ [備忘録]

1月31日……週に一度、定例の都心通いの金曜日である。コースはまったく同じもので、京王線で新宿に着いたら京王百貨店と小田急百貨店をめぐり、国会前で行われている首都圏反原発連合の集会に参加するのである。

さて、週明けには春節も終了するというこの日、京王百貨店1階の化粧品フロアにスーツケースやカートを手にした中国人旅行客はちらほらとしかいなかった。

京王百貨店は、すぐ前が成田空港や羽田空港からのエアポートバスが発着するという地の利を得て、特に化粧品フロアは常にごった返すという状態が続いていたが、コロナウイルス新型肺炎の影響がこんなところに顕著に現れていたのだ。

2月7日……この週も前週に続いて定点観測してきたが、数日前に春節が終わり、中国政府が団体旅行禁止を発表したことで、京王百貨店化粧品フロアに中国人旅行客の姿はまったくなかった。

1フロア下りて新宿駅西口広場を歩いても、スーツケースやカートを手にした中国人を見かけることはなかったし、加えるなら欧米人の姿も眼にすることはなかったが、同居人曰く「3・11直後と同じような風景みたい」だったのである。

さて新型肺炎流行のピークがいつで、終息に向かうのがいつになるものか、2月上旬の時点で観光業や小売業ばかりでなく、製造業にも明らかな影響が出るようになってきていたのだ。

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吟話§一日一句~湧き水冷たく流れ~ [俳句]

季語は・・・蕗の薹

道すがら 残る雪あり 蕗の薹

【去年の今日】週話§土曜諸相~飛行機は西へ~
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意話§“様”の過剰な濫用~やめて!~ [日本語]

間違った敬語の使い方が氾濫していて、それを聞いていると頭がクラクラしてくる。

何かの集まりで、自分の上司などを紹介するのに「それでは、弊社課長より一言ご挨拶をいただきます」などとやらかしてしまうような御時勢なのだ。

敬語も誤用かつ過剰なところにもってきて、さらなる輪をかけているのが、敬称の、口をあんぐりするほどの過剰さだったりして、脱力することは甚だしいものがある。

とにもかくにもひどいのは“様”の使いようで、個人的は聞いていて馬鹿にされていると感じてしまう……とりわけ、病院で“患者様”などと言われると、ムカムカしてしまう。

なぜ、そこまで殊更にへりくだった表現を使うのだろうと腹立たしくもなるわけだが、これはもう明らかな過剰反応なのだ。つまりここまで持ち上げておけば文句を言われるようなこともないと見越してのことだと想像できる。

なぜ、ごく普通に“さん”付けで呼ぼうとしないのだろうか。なまじ“様”と呼ばれることで、相手との間に何やら隔たりがあると感じてしまうのだ。

もっとも、その“さん”ですら馬鹿にされたような使い方をしていて、広告などに自社所在地のアクセス略図の中に“セブンイレブンさん”とか“ガストさん”などと書いているのを見ると、脱力を覚えるのである……最近は、グーグルマップが使われることが多くなっているので“さん”を見かけることは少ないが。

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悩話§予定表の文字の意味が・・・・・・ [日常]

かねがね同居人からは「読める字を書け」と指導を受けている。悪筆というほどではなけれど、少しばかり癖のある文字を書いているようなのである。

それで“痛い目”に遭っていて、我が家は夫婦の予定を卓上カレンダーに書き込んでいるのだが、ある日、書き込みの中に意味不明なアルファベットが2文字あるのを見つけた。3週間くらい先の日付に書き込まれていて、それが何を意味するものか、さっぱり思い出せないのである。

書き込まれた日については、さしたる予定が入っているわけでもなく、だからといって何か家の中の用事なのかと考えても、そんなものはない。

結局、意味不明で放置するしかないままに“その日”を迎えてしまったが、何も起こることはなかった……はてさて、それでは何のために書き込まれたものだったのか、何も起こらなかったことが、さらに謎を深めたのである。

かようなことがあったことを深く反省し、その後は略語のようなものを使っての書き込みはしないと決めた。

まあ、読めない字というよりも意味不明な略語による騒動だったわけだが、いずれにしても、文字を書くにあたっては“心して”誠意ある書き込みで、誰でも読めて理解できることに心を砕かなくてはならないのだ。

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吟話§一日一句~風邪気味の鼻微かに~ [俳句]

季語は・・・梅匂ふ

梅匂ふ マスクの朝の 煩わし

【去年の今日】週話§土曜諸相~飛行機は西へ~
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週話§日曜恬淡~2月も後半に~ [日常]

今月は歌舞伎座に一回出かけただけなのと、それに加えるなら、神保町での会社OB会事務仕事に2回出かけたとか、そんな程度で2月前半は終わり。2月後半は、週一の決まった外出以外には別段の予定もない。

まあ、外出したらしたで何かと物入りになるから、出かけるのはほどほどでいいのだ。

というわけで、閏年の今年は29日までの如月二月ではあれど、2週間後の土曜日には2月もさっさと尽きてしまうのである。

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吟話§一日一句~こぐま座に向けて~ [俳句]

季語は・・・春北斗

立ち柄杓 水のこぼるる 春北斗

【去年の今日】戯話§カメラの前で踊る人
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告話§ビッグイシュー377号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー377号は2月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部350円。180円が販売員の収入に。考える動物たちが表紙。

bi377.jpg

スペシャルインタビュー ノエル・ギャラガー

リレーインタビュー 家入レオ(シンガーソングライター)

特集 考える動物たち

ヒトは他の動物より優越した存在だろうか? 実際には、紫外線が見える昆虫や鳥類、光の振動方向が見えるハトやミツバチ、においの感受性が高く超音波も聞き取れるイヌなど、多彩な能力をもつ。イヌやネコを飼っている人は、彼らに「心」の構成要素、「知」「情」「意」があると感じているに違いない。

19世紀にダーウィンが『種の起源』を出版。20世紀初頭から、人間の心理学に先行して“動物の心の働き”を調べる「動物心理学」の研究がすすめられ、1世紀を経た今、その問いへ実証的に答えられるようになってきたという。

牛谷智一さん(千葉大学准教授)に「動物心理学とは何か? 動物の空間認識、ヒトと動物の脳の共通構造」などについて、また渡辺安里依さん(千葉大学助教)に「動物のメタ認知、エピソード記憶」などについて聞いた。

今、気候危機を引き起こしているのはヒト。地球の生態系を構成する仲間である動物たちの心を知りたいと思う。

[国際記事]
米国、大統領宣言でネイティブアメリカンの存在を抹消

監督インタビュー 『37セカンズ』 HIKARI監督

[国内記事]
ワンダフルライフ ひと時、心の重荷を下ろす場に。
                     「人生図書館」―田中希代子

1年半かけて撮影、映画『ダンシングホームレス』

[連載記事]
被災地から 避難者が中心になって開く「3・11カフェ」

浜矩子の新ストリート・エコノミクス 曲がり角の向こう側にあるもの
               
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

枝元なほみの悩みに効く料理
 週末は映画を観るだけで終わる☆野菜スティック&カレーマヨディップ☆

ビッグイシューアイ 10代の自殺率上昇は「炭鉱のカナリア」 清水康之

宇宙・地球・人間――池内了の市民科学メガネ
                 エオルスの竪琴と「もんじゅ」の事故

今月の人 『ビッグイシュー・オーストラリア』販売者トレバー
                              [その他]

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週話§土曜恬淡~春は名のみの~ [日常]

立春も、あと4日で雨水となる。春は立ったが、冬の寒さに変わりはない。使い古されはしても“春は名のみの”は健在である。

外出するのに着る上着も、まだまだ厚手が必要だし、夜明け頃に起き出してパソコンを眺めるのに、ガウンのようなものを羽織ったり、足温器を使って寒くないように暖めてやらねばならない。

そんな冬の寒さがまだまだ一か月は続くことになるだろうが、そこを過ぎてしまえば、桜の開花はもう眼の前である。

このところ、東京の桜の開花は春分の日前後だったりするから、春が来るのは一か月と少し先のことでしかないのだ。

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吟話§一日一句~季節へめぐりて~ [俳句]

季語は・・・魚上氷(うおこおりをいずる)

移る刻 魚は氷を 出でにけり

【去年の今日】煮話§鍋の中身は似たような・・・・・・
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転話§魚上氷~七十二候~立春 [七十二候]

立春の末候“魚上氷(うおこおりをいずる)”である。

おっと、立春も末候になってしまった。考えてみれば一つの節気は2週間とちょっとだから、あっという間に過ぎてしまうのもむべなるかな。

立春が過ぎてようやく寒さが厳しくなって、我が家あたりでも外気温が氷点下の日が何日か続いてくれた。

毎度毎度、我が家は三多摩丘陵上の豪雪地帯だなどと自嘲していて、年に一度や二度は10cmを超える積雪に見舞われるので、スコップ片手に道の雪除けに精を出すのだが、今年は何とかそんなこともないままに済みそうである。

ただし、それはそれで“よし”とすることはできない。一度や二度でも降るからこそ、気象のバランスが保たれているのだと感じられるのだ。

今からでも遅くないので、それなりに春の雪が降ってくれればなあである。

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真話§二月大歌舞伎~菅原伝授手習鑑半通し~ [歌舞伎]

『菅原伝授手習鑑』の『道明寺』を観るのは三度目……ようやく、芝居の中身が我が身に入ってきてくれたような気がする。

『加茂堤』に始まり『筆法伝授』から『道明寺』まで、このところ歌舞伎で上演されている菅原伝授6つの舞台の前半が上演された。そして通常の公演ポスターに加えて、仁左衛門演じる菅丞相の特別ポスターが作られていた。

kabukiza2002poster.jpg

30分ほどの『加茂堤』は、勘九郎の桜丸、孝太郎の千代、米吉の斎世親王、千之助の苅屋姫、橘三郎の三善清行……勘九郎が自分の役割をわきまえて、舞台を活性化していたように感じた。舞台の芯の存在として、崩れることのない身体のバランスと台詞回しで、午前一番の客席を沸かせてくれたのだ。

客席がほぐれたところに重量級の『筆法伝授』と『道明寺』が続くわけだがまず『筆法伝授』は梅玉の武部源蔵と橘太郎の左中弁希世のやり取りが絶妙で、特に橘太郎は変わることのない抜群のボディバランスで、しっかり脇を締めていた。そして『筆法伝授』も今回観て、ようやく内容を把握することができたのである。

そして『道明寺』はもう、仁左衛門の菅丞相と玉三郎の覚寿に尽きてしまうが、舞台空間の静謐さは、ここ何年かの歌舞伎舞台の中でも、特筆して美しかったのだ。

配役は芝翫の判官代輝国、孝太郎の立田の前、勘九郎の奴宅内、千之助の苅屋姫、亀蔵の贋迎い弥藤次、彌十郎宿禰太郎、歌六の土師兵衛というものでアンサンブルも良好だったし、この先これほどの水準で『筆法伝授』や『道明寺』を観ることはできないと思わざるを得ない。

とはいうものの、時折だが眠気に襲われてしまったことは白状しておこう。

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顧話§今日の歴史~源氏将軍は三代で断絶~ [歴史]

1219年2月13日、鎌倉三代将軍源実朝が公暁により暗殺。

“いい国作ろう鎌倉幕府”で覚えている1192年に、源頼朝が征夷大将軍に就いて、それからたった27年で源氏の幕府は崩壊してしまった。

頼朝は51歳で没した後、二代目の頼家は21歳の年に修善寺で殺害され、三代目となる実朝が征夷大将軍になったのは12歳で、既にこの時点で幕府の実権は北条家に握られたのである。

そして実朝は頼家の息子である公暁によって、雪の鎌倉八幡宮境内で暗殺されたのだ。この時、実朝は26歳……今から801年前の出来事だった。

1973年は、東京に出てきたその年だったが『実朝出帆』という芝居を観た。朝廷や北条氏との政治闘争に絶望感を深めた実朝が、船を建造して宋に渡ろうと目論むも、公暁に殺されてしまうという、そんなストーリーである。

実際の実朝がどういう人物であったのかはわからないが、薄っすらとではあっても北条家の操り人形としての自分の存在には気が付いていたのだろう。

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巧話§明日はバレンタイン? [チョコレート]

チョコレートは好きだ。

だがバレンタインデーにチョコレートをもらったことなど、ほとんどない。会社の空気が“バレンタイン万歳”などと醸成されていなかったのである。

だから、この時期のデパートに行くと、バレンタイン狂騒曲よろしく地下の食品街これすべてチョコレート売り場と化したかのように見えてしまって、男性の入り込む余地などなくなっているのだ。

一時は廃れたかと思われたバレンタインにおける“日本の奇習”だが、何ともしぶとく生き残っているように思われる。

というわけで、本日夕方のデパートに行こうと考えている人は要注意だ。

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吟話§一日一句~戸惑うばかり~ [俳句]

季語は・・・春浅し

春浅き日や 突然の訃報来て

【去年の今日】盛話§大食いだった・・・・・・のかな?

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断話§途切れたベートーヴェンの第九 [クラシック]

LPレコードの時代の話である。言うまでもなくレコード盤はA面とB面に分かれていて、それぞれに音楽が録音されていたのだった。

一番のお約束としては、ベートーヴェンの交響曲第5番がA面に、シューベルトの未完成交響曲がB面にというカップリングがあったりしたのである。おおよそ片面30分程度の容量だったからこういう組み合わせができたが、一曲が40分とか50分になると、それで1枚のLP盤でということになる。

問題は一曲が1時間を超えるような……ベートーヴェンの第九交響曲をどう収めるか、レコード会社としては頭の痛いこととなったはずだ。最も簡単な解決法としては、4楽章を片面に一楽章ずつ合計2枚で作ってしまうことだが、それを潔しとしない指揮者がいた……ヘルベルト・フォン・カラヤン。

カラヤンは、第九を1枚に収めようと、あろうことか3楽章の途中でぶった切って3楽章の途中からB面に入れて4楽章までを1枚に収めてしまったのだ。下の赤いラインが分かれた部分だ。

b9.jpg

最近はそうでもなくなったが、カラヤンがそうしたおかげで、この部分に差しかかると、音楽が“ブツっ”と途切れてしまうのである。このレコードを買った人たちは間違いなく“ブツっ”を抱え続けたはずである。

CDの規格を決めるにあたって、カラヤンが「第九を1枚のディスクに」と言ったというが、それは、かつてのLPのあれが念頭にあったからではないか。

そうして1年ちょっと前に書いたことだが、個人的なトラウマとして、ベートーヴェンの第5交響曲終楽章が途絶えてしまったことがあった。合わせて読んでいただければと思う。

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欲話§外食度低くなって~昼食除く~ [日常]

神保町で宮仕えしていた頃の外食度は高かった。何やかんやと週に2回くらいは、通い慣れた何軒かを選びながら、会社から帰宅まで、クールダウンと称してのワンクッションを楽しんでいたのだ。

それも今は昔、4年前に比べれば外食度は当然ながらも激減したのである。せいぜい外食する機会はといえば、都心に出かける用事があって帰宅時間が夕食とバッティングするタイミングくらいなもので、今や月に一回か二回かそんな程度でしかない。

もちろん予算も限られているから、福沢諭吉さんがお出ましになるなどとはとんでもなく、何とか樋口さんとちょっとで収めたいなあと心を砕くのだ。

宮仕えの頃の外食はルーチンそのものだったが、定年退職後の夜の外食は、ちょっとした楽しみのようなものでもありそうで、居酒屋やビアホールなどに行って、あれこれ思い思いのつまみを食べながら酒を呑むのはもちろん、がっつり(というほどではないが)とんかつや天麩羅を楽しんで帰るのもまた気晴らしと言えなくもない。

そういえば、かつては夫婦での外食度も高くて、演奏会や歌舞伎の帰りでもちょっと店に入って外食していたのが、今は歌舞伎座の夜の部の後に何かを食べて帰りましょうなどとは考えもしない……21時近くに立ち寄って軽くと思っても、帰宅するのが23時過ぎたりするのは疲れるだけと感じるようになってしまったのである。

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吟話§一日一句~時節到来~ [俳句]

季語は・・・猫の恋

草叢の中お熱くて 猫の恋

【去年の今日】豚話§久々においしいとんかつ\(^o^)/
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悼話§ミレルラ・フレーニさん(オペラ歌手) [追悼]

1981年、ミラノ・スカラ座引越し公演で、カルロス・クライバーが指揮した『ラ・ボエーム』のミミを歌ったのがフレーニを聴いた最初だった。

艶があって瑞々しい歌声で、その時フレーニはまさに歌い盛りの46歳。その後、1986年のウィーン国立歌劇場来日公演『マノン・レスコー』と、さらに1988年には再びクライバー指揮のミラノ・スカラ座来日公演でミミを歌ってくれたのだ。享年八十四

合掌

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碧話§冬の青空の日々 [日常]

寒さは厳しいが、この時季の冬空は瑞々しい。

日がな一日、北側の部屋の窓から眺めていて飽きることがない。加えるなら我が家の北側の窓から、西方の九州や韓国に向かう飛行機が、巡航高度へと上昇を続けている様子が見える。

パソコンに仕込んである飛行航路を表示するアプリケーションで、羽田から離陸したのか、成田からなのかに始まって、行先はどこか、そして今の高度はどれくらいなのかまで、手に取るようにわかってしまうのはありがたい。

そんな楽しみも加わったおかげで、特に空気が澄み切っている冬空を、時折眼の保養もかねてボーっと眺めるのだ。

そんな冬空だが、この先一か月もすれば、移動性高気圧がとっかえひっかえやって来て、少しずつ水蒸気を含んでぼやけた青の空へと変わってしまう。

そうなると高度数千mを飛んでいる機影も見にくくなって、秋の青空まで、しばらくは残念な季節が続くのだ。

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吟話§一日一句~積もる時は積もる~ [俳句]

季語は・・・春の雪

尚更に 侮るなかれ 春の雪

【去年の今日】週話§日曜諸相~統計が嘘をつく~
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呟話§一言つぶやき~原発汚染水海洋へ?~ [つぶやき]

東電福島第一発電所で生じた、放射性物質の混じった汚染水を海洋放出……

……するという案がまとまったと聞き、これはもう福島県の人間だけでなく日本国民すべてが反対するべきではないかと考えたが、国内問題に留まらず海が日本のものだけでなく地球規模で繋がっているという認識を持つ必要があるのだと強く感じると、はっきり言っておきたい。

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拝話§キャッシュレスの時代に生きる? [日常]

世間がキャッシュレスの時代に移行しつつあるのかということをはっきりと実感したのは、2017年6月のアムステルダム初訪問の時である。

何軒かの小売店で買い物をした時、現金は使えずクレジットカードか電子マネー決済のみなのだった。その時、即物的に考えたのは“店に現金がないのであれば、セキュリティ面でも安心であろう”というものだった。もちろんハッキングでもされてしまえばごっそりと盗まれてしまうので、それはまた別の心配事ではあるのだけれど。

極めつけと思ったのは、スキポール空港待合室の売店で、2ユーロほどのジュースをクレジットカードで決済するのを見た時だった。

翻って2020年の日本はというと……キャッシュレスだキャッシュレスだと、行政や業界が太鼓を叩いて囃し立ててはいるようだが、世間は相変わらずの現金至上主義と見受けられるではないか。

我が身にしても、クレジットカード決済をするのは万単位の買い物をする時で、そうでなかったらほとんどすべて現金支払いで済ませているのである。やはりというか、日本が名実ともにキャッシュレス時代だと言えるまでには10年は必要ではないだろうか。

まあ、キャッシュレスの世の中がいいか悪いか、その判断もまだつきかねているが、我が家におけるキャッシュレス化第一号と思われるのは、日常使いしている近くのスーパーマーケットのカードに、10日に一度の頻度で現金を補充してレジでの支払いをそれで済ませているが、そんなものである。

《海外旅行のトピックス一覧》
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吟話§一日一句~路地裏を野良が飄々と~ [俳句]

季語は・・・浮かれ猫

吾輩は 名も無き浮かれ猫なりき

【去年の今日】週話§土曜諸相~原発国家戦略の愚~
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転話§黄鶯睍睆~七十二候~立春 [七十二候]

立春の次候“黄鶯睍睆(うぐいすなく)”である。

その年に生まれたウグイスの幼鳥を“笹子”と呼んでいて、季語にもなって
いる。笹子が鳴くのを“笹鳴き”とも言う。



上の映像のように、まだきちんとうまく“ホーホケキョ!”と鳴くことがで
きず、中途半端で自信なさそうな鳴き声らしいのだが、実際に聞いたことは
ない。

まだまだ芽吹くには間のある枯れ枝の中からの笹鳴きを聞いてみたいもので
ある。

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週話§日曜恬淡~湯島の江知勝閉店~ [グルメ]

つい一週間前、1月31日をもって湯島のすき焼き屋“江知勝”が閉店した。148年続いた店の歴史が閉じられたのである。

実は、一度だけ食べに行っている。自分の財布からではなくて、会社の上司に連れられて食べさせてもらったのだ。確か1981年のことではなかったか。

当時二十代半ばの物知らずにとっては、すき焼き屋とは、牛肉などの材料が食卓に運ばれてきて、それを自分たちで適当に鍋に入れて火が通ったら食べるとか、そんなことを考えていたら、客の我々は一切手を出すこともなく、仲居さんが丁寧に作っては取り分けてくれたことに驚かされたのだ。

今も昔も変わらず味音痴みたいなものだが“これがすき焼きというものか”と感心しつつ食べたはずだが、記憶からはきれいさっぱり消え失せている。

森鷗外、夏目漱石、芥川龍之介の作品にも登場したという江知勝だが、その佇まいは確かに、かつての江戸・東京の風情を具現化していたのだった。

《東京のトピックス一覧》
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