転話§草木萠動～七十二候～雨水 [七十二候]
雨水の末候“草木萠動(そうもくめばえいずる)”である。
気がつけば車道に沿って植えられている辛夷の綿帽子が大きくなっていて、もう２週間ちょっともすれば、白い花が咲いてくれるのだ。
我が身にとって目に見え身近な春の訪れは、辛夷の開花に始まる。桜の開花は予定調和的と感じてしまうが、辛夷の白い花は、桜とは違った別の感慨を喚起させるような気がする。
さよう……とにもかくにも“春、物みな動く”の時節なのだ。
《七十二候のトピックス一覧》
気がつけば車道に沿って植えられている辛夷の綿帽子が大きくなっていて、もう２週間ちょっともすれば、白い花が咲いてくれるのだ。
我が身にとって目に見え身近な春の訪れは、辛夷の開花に始まる。桜の開花は予定調和的と感じてしまうが、辛夷の白い花は、桜とは違った別の感慨を喚起させるような気がする。
さよう……とにもかくにも“春、物みな動く”の時節なのだ。
《七十二候のトピックス一覧》
週話§土曜恬淡～如月二月終了のお知らせ～ [日常]
４年に一度、一日だけ長い２月も今日で終わりである。数えてみたら17回目の閏年で、最初の閏年は1956年だった。
閏年にはオリンピックが開催されるわけで、子供心に1952年のヘルシンキあたりから始まり、メルボルン、ローマ、東京、メキシコと諳んじてきたが、1990年代に入る頃からは覚える気が失せたのである。
つまりは、オリンピックというスポーツイベントに興味を失ってしまったということなのだ。
オリンピックに興味があったらしき時代は、アマチュア主義的な思想が濃厚に残っていたが“プロ化”が浸透していくにつれて、イベントの派手さが過剰になってきたと感じる……戦うアスリートたちに罪はないのだけれども。
《日常のトピックス一覧》
閏年にはオリンピックが開催されるわけで、子供心に1952年のヘルシンキあたりから始まり、メルボルン、ローマ、東京、メキシコと諳んじてきたが、1990年代に入る頃からは覚える気が失せたのである。
つまりは、オリンピックというスポーツイベントに興味を失ってしまったということなのだ。
オリンピックに興味があったらしき時代は、アマチュア主義的な思想が濃厚に残っていたが“プロ化”が浸透していくにつれて、イベントの派手さが過剰になってきたと感じる……戦うアスリートたちに罪はないのだけれども。
《日常のトピックス一覧》