異話§草露白~七十二候~白露 [七十二候]
白露の初候“草露白(くさのつゆしろし)”である。
二十四節気の中で、清明とか白露とかきれいな名前だなと思う。もう少しは涼しくなってほしいと思うが、もはや諦めの境地にある。
そういえば、かつての旧ソ連時代に“白ロシア”という国名があったなあと思っていたら、それが“ベラルーシ”と変わっていた。どういう意味なのかと調べれば“ベラ(美しい)ルーシ(ロシア)”とあって、そういうことかと納得したのだった。
そして、かつての漢字表記は“白露西亜”となり、略して白露なのである。
《七十二候のトピックス一覧》
二十四節気の中で、清明とか白露とかきれいな名前だなと思う。もう少しは涼しくなってほしいと思うが、もはや諦めの境地にある。
そういえば、かつての旧ソ連時代に“白ロシア”という国名があったなあと思っていたら、それが“ベラルーシ”と変わっていた。どういう意味なのかと調べれば“ベラ(美しい)ルーシ(ロシア)”とあって、そういうことかと納得したのだった。
そして、かつての漢字表記は“白露西亜”となり、略して白露なのである。
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連話§ワタシの酒肴[176]初めてのキムチ・・・・・・ [酒肴]
[承前]
初めてキムチを食べたのがいつのことだったか、これは記憶にはっきりしている。
1974年10月、草紅葉の宿泊客で混雑した尾瀬の山小屋の週末手伝いに入った帰り、一緒に東京に戻ったスタッフと池袋の焼肉屋に行った。ちなみに焼肉屋も初めてのことだった。
9月で二十歳になっていたので、事実上アルコールも解禁……それゆえ当然生ビールを注文。ほぼ同時にキムチがやって来た。これがキムチかと思いながら唐辛子で赤くなった白菜を口に放り込んだ。
あ……うまい……うまいじゃん!そしてしかもビールにめちゃ合うのだな。
そして残念ながら、キムチ体験はしばらく中断。ようやくキムチと再開したのは1978年、宮仕えを始めた年の冬。引っ越して間もないアパートと駅の間の商店街の中の焼肉屋で一人焼肉をした時……4年ぶりのキムチだった。
そして、キムチを食べるようになっての余得はというと、それまで白菜の漬物を食べていて“茎”のほうは手を出さなかったのが、キムチで食べてみたら、すこぶるうまく、それ以降は白菜の茎もおいしくいただくようになったのである。
[続く]
《酒肴のトピックス一覧》
初めてキムチを食べたのがいつのことだったか、これは記憶にはっきりしている。
1974年10月、草紅葉の宿泊客で混雑した尾瀬の山小屋の週末手伝いに入った帰り、一緒に東京に戻ったスタッフと池袋の焼肉屋に行った。ちなみに焼肉屋も初めてのことだった。
9月で二十歳になっていたので、事実上アルコールも解禁……それゆえ当然生ビールを注文。ほぼ同時にキムチがやって来た。これがキムチかと思いながら唐辛子で赤くなった白菜を口に放り込んだ。
あ……うまい……うまいじゃん!そしてしかもビールにめちゃ合うのだな。
そして残念ながら、キムチ体験はしばらく中断。ようやくキムチと再開したのは1978年、宮仕えを始めた年の冬。引っ越して間もないアパートと駅の間の商店街の中の焼肉屋で一人焼肉をした時……4年ぶりのキムチだった。
そして、キムチを食べるようになっての余得はというと、それまで白菜の漬物を食べていて“茎”のほうは手を出さなかったのが、キムチで食べてみたら、すこぶるうまく、それ以降は白菜の茎もおいしくいただくようになったのである。
[続く]
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