過話§蓮始開~七十二候~小暑 [七十二候]
小暑の次候“蓮始開(はすはじめてひらく)”である。
尾瀬ヶ原ではニッコウキスゲが咲き出している。近年は鹿が食い荒らした影響で、尾瀬ヶ原一帯のニッコウキスゲが最盛期を迎えても寂しい状態が続いている。
2018年と去年と7月中旬に歩いたが、その時もお寒い状況に目を丸くした。写真は2018年7月10日の牛首三叉路付近だが、ご覧のとおりでしかない。
いくら鹿の大好物といえ、何とか勘弁してもらいたいと切実な問題として捉えているがゆえに、昨今は鹿を通せんぼするネットをあちこちに張るようになって、尾瀬ヶ原だけでも延長3kmに及ぶと聞いた
どれほどの効果があるものか……去年は歩かなかったが、牛首三叉路を左、ヨッピ吊橋方向には、そこそこのニッコウキスゲ群落ができていたようだ。
ネットを張れば見栄えは悪くなる。だがそうでもしないと鹿の侵入を防ぐことはできず、いよいよニッコウキスゲはジリ貧となってしまう。今シーズンは、ニッコウキスゲのタイミングで行くことはないが、来シーズンは鹿除けの効果を確かめに行ってみよう。
《七十二候のトピックス一覧》
尾瀬ヶ原ではニッコウキスゲが咲き出している。近年は鹿が食い荒らした影響で、尾瀬ヶ原一帯のニッコウキスゲが最盛期を迎えても寂しい状態が続いている。
2018年と去年と7月中旬に歩いたが、その時もお寒い状況に目を丸くした。写真は2018年7月10日の牛首三叉路付近だが、ご覧のとおりでしかない。
いくら鹿の大好物といえ、何とか勘弁してもらいたいと切実な問題として捉えているがゆえに、昨今は鹿を通せんぼするネットをあちこちに張るようになって、尾瀬ヶ原だけでも延長3kmに及ぶと聞いた
どれほどの効果があるものか……去年は歩かなかったが、牛首三叉路を左、ヨッピ吊橋方向には、そこそこのニッコウキスゲ群落ができていたようだ。
ネットを張れば見栄えは悪くなる。だがそうでもしないと鹿の侵入を防ぐことはできず、いよいよニッコウキスゲはジリ貧となってしまう。今シーズンは、ニッコウキスゲのタイミングで行くことはないが、来シーズンは鹿除けの効果を確かめに行ってみよう。
《七十二候のトピックス一覧》
過話§備忘録的な何か~2022年7月12日付~ [備忘録]
コロナ禍に始まり、プーチンのウクライナ侵攻、そして政治家が殺されるという、その一つだけでも過大な心理負担が我々に覆いかぶさってきているのは間違いありません。
そうした報道から少しだけでも距離をおくことで、ストレスを緩和してやる……対症療法でしかありませんが、お互いに“自愛”していきましょう。
7月7日……イギリスのボリス・ジョンソン首相が辞意を表明した。コロナ禍の真っ最中に、首相官邸で頻繁にパーティを行ったり、不誠実な対応に終始していたことが仇となり、最後は閣僚が雪崩をうって辞任したことでの、本人にとっては不本意な辞意表明だった。
元より、この手のポピュリズム政治家は大嫌いだから、テレビで“顔が映るのも嫌”なレベルである。政治に品格が必要かどうかはともかく、何よりも品がなさ過ぎて萎えてしまう。自滅といえば自滅と言えるだろう。
7月8日……奈良は西大寺駅近くで、日本の元首相が選挙遊説中に改造銃で撃たれて死亡した。基より“暴力”による殺人行為は許されるものではないという、大きな前提を置いておく。
だが、彼が在任中に為した様々な行為――森友、加計、桜を見る会――の、利己的でしかない発想は、許されるどころかまさに犯罪行為でもあるわけでそれが司法によって断罪されることなく終わってしまったのが悔やまれる。
それにしても、発砲した犯人が元自衛官で、その母親が“統一教会”に入れあげていた構図は、まさに“飼い犬に手を噛まれる”そのものであろうし、改めて考えるならば、嫌韓を標榜する政治家がその一方で統一教会と手を組んでいたとみなされている歪んだ生臭さよ。
自らの権力維持のためには、そうした矛盾もどこ吹く風で、嫌韓を巷で蔓延させ煽り立てることで、立場を有利にさせるという姑息さもまた許されるものではない。政治家がカルトの類に決してはまり込んではならないのだ。
7月9日……このところコロナ感染者が増加に転じていて、特に東京都内における感染者は増加の一途をたどっている。
↓東京新聞より
そのことと、我が身の“高齢”に鑑み、この日国立競技場で行われた日本対フランスのラグビー・テストマッチ観戦をドタキャンした。
もちろん観戦に行っても感染せずに帰ってこれるだろうとは思うし、逆となるケースだってあるだろう。これはもう個人の判断でしかない。
というわけで、テレビ観戦をしての結果は15対20での惜敗。最後の最後、同点トライかと思われたが、ノックオンとなって万事休す。この日の観客は、57,011人だった。
7月12日……今日は午前中に、4回目となるコロナウイルス・ワクチン接種を受ける。
《日常のトピックス一覧》
そうした報道から少しだけでも距離をおくことで、ストレスを緩和してやる……対症療法でしかありませんが、お互いに“自愛”していきましょう。
7月7日……イギリスのボリス・ジョンソン首相が辞意を表明した。コロナ禍の真っ最中に、首相官邸で頻繁にパーティを行ったり、不誠実な対応に終始していたことが仇となり、最後は閣僚が雪崩をうって辞任したことでの、本人にとっては不本意な辞意表明だった。
元より、この手のポピュリズム政治家は大嫌いだから、テレビで“顔が映るのも嫌”なレベルである。政治に品格が必要かどうかはともかく、何よりも品がなさ過ぎて萎えてしまう。自滅といえば自滅と言えるだろう。
7月8日……奈良は西大寺駅近くで、日本の元首相が選挙遊説中に改造銃で撃たれて死亡した。基より“暴力”による殺人行為は許されるものではないという、大きな前提を置いておく。
だが、彼が在任中に為した様々な行為――森友、加計、桜を見る会――の、利己的でしかない発想は、許されるどころかまさに犯罪行為でもあるわけでそれが司法によって断罪されることなく終わってしまったのが悔やまれる。
それにしても、発砲した犯人が元自衛官で、その母親が“統一教会”に入れあげていた構図は、まさに“飼い犬に手を噛まれる”そのものであろうし、改めて考えるならば、嫌韓を標榜する政治家がその一方で統一教会と手を組んでいたとみなされている歪んだ生臭さよ。
自らの権力維持のためには、そうした矛盾もどこ吹く風で、嫌韓を巷で蔓延させ煽り立てることで、立場を有利にさせるという姑息さもまた許されるものではない。政治家がカルトの類に決してはまり込んではならないのだ。
7月9日……このところコロナ感染者が増加に転じていて、特に東京都内における感染者は増加の一途をたどっている。
↓東京新聞より
そのことと、我が身の“高齢”に鑑み、この日国立競技場で行われた日本対フランスのラグビー・テストマッチ観戦をドタキャンした。
もちろん観戦に行っても感染せずに帰ってこれるだろうとは思うし、逆となるケースだってあるだろう。これはもう個人の判断でしかない。
というわけで、テレビ観戦をしての結果は15対20での惜敗。最後の最後、同点トライかと思われたが、ノックオンとなって万事休す。この日の観客は、57,011人だった。
7月12日……今日は午前中に、4回目となるコロナウイルス・ワクチン接種を受ける。
《日常のトピックス一覧》