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暇話§一日一句~熟成してきて~ [俳句]

季語は・・・梅酒

暑気払う 去年の梅酒や ソーダ割

【去年の今日】潤話§尾瀬文月往還[0]2年ぶりに
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麦話§食パンは冷凍に [日常]

食パンを買いに行って、最近は7枚切りにしてもらう。翌朝から一枚ずつ食べ始めると、季節にもよるが、4日も経つとカビが出るようになる。

そのあたりを見計らって、カビが出る前に速やかに冷凍庫に入れてしまう。

冷凍した食パンは、朝取り出してグリルに入れて普通にトーストすれば、何の問題もなくトーストが焼き上がってくれる。

歳を取って食事量が減っているので、常温で保存ができない、例えばご飯であるとかパンなどは、残ったらさっさと冷凍することになっていて、それが常態化しているのだ。

可能な限り食品ロスを少なくするべく、せめてもの工夫がそうした冷凍化できるのがありがたく、もちろんそれらもきちんと食べ尽している。

昔の夏場だったら、炊いたご飯を一晩でも放置しようものなら、あっという間に傷んで食べられるものではなかったのに、今は冷凍できるおかげで、消費期限が飛躍的に伸びてくれたのは、ありがたや

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浪話§藤山直美~松竹新喜劇~大阪ぎらい物語 [舞台]

先週の土曜日、藤山寛美三十三回忌追善喜劇特別公演と銘打たれた松竹新喜劇の公演を観てきた。

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一、『愛の設計図』
二、〈映像〉藤山寛美 偲面影
三、『大阪ぎらい物語』
   藤山直美ご挨拶相勤め申し候

芝居二つの間に、藤山寛美在りし日の映像を挟んで、一本目『愛の設計図』は、1951年の初演だが1970年の大阪万博に時代を移して当時の世相を背景にした舞台だったが、若い部下を育てようと理不尽に厳しくあたる上司の図とは、今時であればパワハラの誹りを免れず、なるほど、テーマが古びたことを痛感する。上司役の渋谷天外(三代目)も存在感があるわけではなく、冗長な芝居と感じたのである。

寛美の映像の後の『大阪ぎらい物語』が見ものだった。主役は言うまでもなく藤山直美。頑固な母親に大津嶺子、後見の叔父(伯父)を林与一。

大店の娘が、手代との身分違いの恋を成就させようと奮闘する人情喜劇で、2008年にも一度観ている。今回の藤山直美は、7月10日から4日間の休演明け直後だったからか、小気味よく反射神経抜群の台詞回しが冴え渡り、脇の役者まで笑いの渦に巻き込むほどのパワーを見せつけたのだった。

前回観た時も、おもしろかったのは言うまでもないことだが、今回はひと味もふた味も違って見えたのである。

終演後、再び幕が上がり、舞台中央に藤山直美が一人、三十三回忌追善の挨拶があった。何とも充実したお芝居を堪能したが、この先の松竹新喜劇がどうなっていくものか、それが気がかりな関東人だった。

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