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暇話§一日一句~飾り物たくさん~ [俳句]

季語は・・・七夕

七夕の 竹しなやかに しなりけり

【去年の今日】訂話§校正と校閲
タグ:俳句 七夕
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過話§温風至~七十二候~小暑 [七十二候]

小暑の初候“温風至(あつかぜいたる)”である。

学校に通っていた頃は、あと2週間で夏休みが始まってくれる、そんな時期にさしかかっていた。

そしてその夏休みはランニングシャツの日々である。何かある時は別だが、ほぼ日ランニングシャツで遊び回るのである。あたりまえだが、その当時の田舎町で、誰一人としてTシャツなど着ていたわけではない――都会ではわからないけれど――。

考えてみれば大人のおっさんたちも、夕方になればステテコ姿で路地裏をうろうろしていたし、そのまま銭湯に行ったりもしていたのだ。

21世紀の今、実家のあった田舎町でもさすがにそんな姿でうろうろしてなどいないだろうし、もしもうろうろしてようものなら、あるいは警察官が飛んでくる昨今なのかもしれない。

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三話§ロト&ケルン・ギュルツェニヒ[2022.7.4] [クラシック]

それにしても、サントリーホールでオーケストラを聴くのは4年ぶりとは。

指揮のフランソワ=グザヴィエ・ロトは4年前にピリオド楽器オーケストラのレ・シエクル来日公演で『春の祭典』を聴いてノックアウト……それと、今回はちょっとした知り合いがエキストラで参加すると聞き、プログラムもよろしく、チケットを買ったのである。

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ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲 第3番 Op.72b
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 h-moll Op.61
(ヴァイオリン:樫本大進)

[アンコール]
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 サラバンド

**********************休憩**********************

シューマン:交響曲第3番 Es-Dur『ライン』 Op.97

[アンコール]
ベルリオーズ:オペラ「ベアトリスとベネディクト」序曲

本プログラムはベートーヴェンに始まってサン=サーンス、シューマンまで“3番”尽しだとは会場で気づいたこと。

さて、レオノーレの3番……いきなり刺激的な音楽が聴こえてきて、にやりとする。音色は粗めザラザラした手触り、時にバランスが崩れて主旋律が埋もれることも散見された。ディテールを整えるよりも、音楽のスピード感を主眼に置いたベートーヴェン。

普通は舞台袖奥から聴こえてくるトランペットのファンファーレだが、この日は、我々が座った2階席中央の右奥上(RD席)から演奏された。ホールの残響と相まって、なかなかに効果的と感じられた。

2曲目、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番……樫本大進の端正な演奏に、指揮者とオーケストラがぴったり寄り添って、ストレスのまったくない演奏。アンコールのバッハがクールダウンをもたらしてくれたのだ。

メインのシューマンは、まさに“ご当地プログラム”と言えるだろう。ここでも骨太の音楽を堪能。久々のオーケストラ・コンサートゆえに、流れてくる音楽を受け留めることが楽しくてしかたがなかった。

アンコールはベルリオーズ。才気に満ち溢れた音楽に満足して帰宅。

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