旨話§外食ロスであったようだ [酒]
もうずいぶん長いこと“夜の外食”をしていない。少なくとも今年になってからは一度もしていないようだ。
夜の外食というからには酒を呑みながらというのがお約束なわけで、かくも無意味としか思えない緊急事態がダラダラと続いて、外食産業に多大な影響を及ぼしていることについて、永田町の人たちは何も感じないのか、そしてそれなりの対策を講じていると胸を張って言えるものか。
という固い話はさておき、どうやら我が身も“外食ロス”に陥ってしまっているような気がする。そして断っておくが、同居人が日々せっせと作ってくれる料理が不満なわけではない。
何となくだが、たまには外食でもと考えるのだ。定年退職後だって、月に一度か二度は外出した折、夕方の帰り前に、どこぞへとしけ込んであれこれと注文しては、酒をいただいてという日常だった。
そうした、どうってことのないことができなくなってしまったがゆえに、何がなしなストレスを感じてしまったのかどうか、自分でもよくわからない。
そうして、何が食べたいのかというと、自宅では作ることのない揚げ物……とんかつとか天麩羅といったものが食べたいと思うのだ。いずれ、外食する日常らしきものが戻ってきて、それが普通になってくれることを期待する。
《日常のトピックス一覧》
夜の外食というからには酒を呑みながらというのがお約束なわけで、かくも無意味としか思えない緊急事態がダラダラと続いて、外食産業に多大な影響を及ぼしていることについて、永田町の人たちは何も感じないのか、そしてそれなりの対策を講じていると胸を張って言えるものか。
という固い話はさておき、どうやら我が身も“外食ロス”に陥ってしまっているような気がする。そして断っておくが、同居人が日々せっせと作ってくれる料理が不満なわけではない。
何となくだが、たまには外食でもと考えるのだ。定年退職後だって、月に一度か二度は外出した折、夕方の帰り前に、どこぞへとしけ込んであれこれと注文しては、酒をいただいてという日常だった。
そうした、どうってことのないことができなくなってしまったがゆえに、何がなしなストレスを感じてしまったのかどうか、自分でもよくわからない。
そうして、何が食べたいのかというと、自宅では作ることのない揚げ物……とんかつとか天麩羅といったものが食べたいと思うのだ。いずれ、外食する日常らしきものが戻ってきて、それが普通になってくれることを期待する。
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僧話§ミューニック・・・・・・何? [英語]
海外旅行もまだ数回に満たない頃のことである。まだまだ、英語を使うのに不器用で、会話が噛み合わないことなど珍しくもなかった。
でまあ、ミュンヘンに滞在していた時に地元の人との短い会話の中で、彼らがしばしば“ミューニック(Munich)”という単語を差し挟むのだ。いったい何を意味するのかと頭を回転させて考えたが、理解できるはずもないままにいたのだ。
後になって、それは“ミュンヘン(München)”を意味する英語だと判明したが彼の国の人たちは、英語で話す時には地名も原語ではなく、英語の地名を使うのだと理解した。
自分自身はというと、基本的に地名は原語を使うことにしている――英語のヴェニスではなくヴェネツィアとか――ので、まさか、ドイツ人が地名まで英語を使ってくるなど想像もしなかったのである。
もっとも、小学生の頃だったから、60年近く前のこと。日本という呼び方は英語では“ジャパン”ということを知って、ちょっと以上に驚いたことを、今更ながら思い出すのだった。
《海外旅行のトピックス一覧》
でまあ、ミュンヘンに滞在していた時に地元の人との短い会話の中で、彼らがしばしば“ミューニック(Munich)”という単語を差し挟むのだ。いったい何を意味するのかと頭を回転させて考えたが、理解できるはずもないままにいたのだ。
後になって、それは“ミュンヘン(München)”を意味する英語だと判明したが彼の国の人たちは、英語で話す時には地名も原語ではなく、英語の地名を使うのだと理解した。
自分自身はというと、基本的に地名は原語を使うことにしている――英語のヴェニスではなくヴェネツィアとか――ので、まさか、ドイツ人が地名まで英語を使ってくるなど想像もしなかったのである。
もっとも、小学生の頃だったから、60年近く前のこと。日本という呼び方は英語では“ジャパン”ということを知って、ちょっと以上に驚いたことを、今更ながら思い出すのだった。
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