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節話§一日一句~香ばしさひとしお~ [俳句]

季語は・・・玉蜀黍(トウモロコシ)

醤油ジュッ 玉蜀黍の 焼き加減

【去年の今日】駄話§“新製品”などたちどころに旧製品
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時話§寒蝉鳴~七十二候~立秋 [七十二候]

立秋の次候“寒蝉鳴(ひぐらしなく)”である。

ここ何年か、我が家周囲でヒグラシが鳴くのを聞いたことがない。一昨年と去年は間違いなく聞いていない。

ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシに加えて、ヒグラシまでが、我が家周囲で鳴く蝉なのだが、ヒグラシ以外はうるさいほど鳴いているのに、一番に詩情を感じさせるヒグラシが鳴かないのである。

これはかなり不満で、ヒグラシの“カナカナカナ”といううら寂しい鳴き声あってこそ、夏の終わりが告げられ、秋を第一に感じさせるものだからだ。

さて……今年は聞くことができるだろうか。

《七十二候のトピックス一覧》
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酢話§まっとうな寿司~たまには~ [寿司]

我が家から歩いて数分のところに“鄙には稀な”寿司屋があった。そうそうしょっちゅう行けるわけではなかったが、年4回1シーズンに一回といった頻度でうかがっていた。

寿司ネタがうまいのは言うを待たず、料理もそこそこだったし、種類は少ないが、日本酒も旨いところを揃えていたのだ。

店に入ると、まずはヱビス生ビールで喉を潤しつつ、漬けマグロと穴子胡瓜という毎回決まった酒肴をいただきながら、日本酒の冷やへ移るのである。

締めは、握りを数貫と巻物を2本ほど作ってもらってお勘定。そんな店を重宝していたのだった……それが、3年ほど前に突然閉店してしまったのだ。

そもそも酒を呑んで食事のできる店が少ないエリアだったのに、かくも貴重な店まで失われてしまったことは返す返すも痛恨事である。

それ以来、まっとうな寿司を口にしたことがない。せいぜいデパ地下に並んでいるパックを買って帰るのがせいぜいで、寿司屋の暖簾をくぐったこともない。

年に一度くらいは寿司屋に行き、つまみを酒でやっつけて、寿司を握ってもらう……そんな、少しばかり心持ちが豊かになる一刻を過ごしてみたいものである。

《寿司のトピックス一覧》
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