時話§大雨時行~七十二候~大暑 [七十二候]
大暑の末候“大雨時行(たいうときどきにふる)”である。
大暑の次は立秋が来て「秋だ」と言うのだが、世間はまだ盛夏も同然で、秋かなと思わせるのは、何となくだが影の濃さが微妙に違ってきていることだろうか。
この時期、実家があった田舎町では夏祭りが3日間に亘って催され、大通りに櫓が設営され、櫓を囲んで八木節を踊るのだ。我々が高校生の頃も、賑やかだったが、昨今は道一杯に人がひしめいて踊っている様子を見た。
残念ながら、今年も八木節が踊られることはなく、祇園祭の神事のみが行われるとのことで、来年に期待を繋げたい。
そういえば、翌年に受験を控えた高校3年の夏休み、現役で合格するような力も備わっておらず、何となくやけっぱちで八木節を踊った記憶がある。
《七十二候のトピックス一覧》
大暑の次は立秋が来て「秋だ」と言うのだが、世間はまだ盛夏も同然で、秋かなと思わせるのは、何となくだが影の濃さが微妙に違ってきていることだろうか。
この時期、実家があった田舎町では夏祭りが3日間に亘って催され、大通りに櫓が設営され、櫓を囲んで八木節を踊るのだ。我々が高校生の頃も、賑やかだったが、昨今は道一杯に人がひしめいて踊っている様子を見た。
残念ながら、今年も八木節が踊られることはなく、祇園祭の神事のみが行われるとのことで、来年に期待を繋げたい。
そういえば、翌年に受験を控えた高校3年の夏休み、現役で合格するような力も備わっておらず、何となくやけっぱちで八木節を踊った記憶がある。
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葉話§2021年8月の予定あれこれ [日常]
月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。
8月1日の日の出は4時49分で日没は18時46分、月末の日の出は5時12分で日没は18時10分。今月も終わる頃には、夕暮れが早いと感じるだろう。
今月のお楽しみはオペラと歌舞伎である。まずはオペラ……何とも長い前振りで、ワーグナーの楽劇“オペラ 夏の祭典2019-20 Japan⇔Tokyo⇔World”『ニュルンベルクのマイスタージンガー』に行く。去年上演されるはずが、コロナ禍で中止。今年改めて上演される。指揮は大野和士。
そうして歌舞伎座は八月花形歌舞伎。第一部と第二部を観る。第一部は三代猿之助四十八撰の内『加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)』で、以前浅草の中村座で上演されたのを観ているが歌舞伎座の本舞台では初めてである。
第二部は『真景累ヶ淵』から“豊志賀の死”と『仇ゆめ』の二本を中村屋の勘九郎&七之助兄弟が務める。第二部は、何となく納涼歌舞伎的な雰囲気を感じさせる演目を持ってきてくれたようだ。
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8月1日の日の出は4時49分で日没は18時46分、月末の日の出は5時12分で日没は18時10分。今月も終わる頃には、夕暮れが早いと感じるだろう。
今月のお楽しみはオペラと歌舞伎である。まずはオペラ……何とも長い前振りで、ワーグナーの楽劇“オペラ 夏の祭典2019-20 Japan⇔Tokyo⇔World”『ニュルンベルクのマイスタージンガー』に行く。去年上演されるはずが、コロナ禍で中止。今年改めて上演される。指揮は大野和士。
そうして歌舞伎座は八月花形歌舞伎。第一部と第二部を観る。第一部は三代猿之助四十八撰の内『加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)』で、以前浅草の中村座で上演されたのを観ているが歌舞伎座の本舞台では初めてである。
第二部は『真景累ヶ淵』から“豊志賀の死”と『仇ゆめ』の二本を中村屋の勘九郎&七之助兄弟が務める。第二部は、何となく納涼歌舞伎的な雰囲気を感じさせる演目を持ってきてくれたようだ。
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