異話§麦秋至~七十二候~小満 [七十二候]
小満の末候“麦秋至(むぎのときいたる)”である。
5月から一転、空気が湿り気を帯びるようになってきた、これで気温が上がろうものなら蒸し蒸しとした東南アジアの気候へと舞台転換である。
まだドイツやオーストリアの6月が、そこそこ気持ちのいい天候だった時があって、今は猛暑のヨーロッパに変わってしまったのだが、そんなタイミングで旅行して日本に帰ってくると……飛行機が着陸してフィンガーへと一歩踏み出すと、もあー!っとした湿気の暑い歓迎を受けるのだった。
その頃は彼の国と日本との気候の差が顕著にあったように思われて、帰国した時のギャップが大きかったと感じたのだが、この10年ほどはヨーロッパも猛暑続きで、そんな時に旅行していたものだから、日本に戻ってきても、個人的にはあまりギャップを感じなくなってしまったのだ。
あるいは、老いるに従って暑さ寒さを感じにくくなっているからかもしれないが、それぞれの気候の差が似通ってきたということもあるということか。
《七十二候のトピックス一覧》
5月から一転、空気が湿り気を帯びるようになってきた、これで気温が上がろうものなら蒸し蒸しとした東南アジアの気候へと舞台転換である。
まだドイツやオーストリアの6月が、そこそこ気持ちのいい天候だった時があって、今は猛暑のヨーロッパに変わってしまったのだが、そんなタイミングで旅行して日本に帰ってくると……飛行機が着陸してフィンガーへと一歩踏み出すと、もあー!っとした湿気の暑い歓迎を受けるのだった。
その頃は彼の国と日本との気候の差が顕著にあったように思われて、帰国した時のギャップが大きかったと感じたのだが、この10年ほどはヨーロッパも猛暑続きで、そんな時に旅行していたものだから、日本に戻ってきても、個人的にはあまりギャップを感じなくなってしまったのだ。
あるいは、老いるに従って暑さ寒さを感じにくくなっているからかもしれないが、それぞれの気候の差が似通ってきたということもあるということか。
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