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愉話§一日一句~不意に雪化粧~ [俳句]

季語は・・・櫻かくし

薄っすらと 櫻かくしの 朝は明け

【去年の今日】週話§土曜有閑~週休二日~
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週話§日曜枯寂~オノサトトシノブって?~ [私事]

我が家にオノサトトシノブ制作のシルクスクリーンが1点ある。結婚祝いとして、父親の朋友のみなさんが贈ってくれたものだ。

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『Prints C』と題されているシルクスクリーンは、円を中心にして直線と曲線が複雑に組み合わされた、色合いはきれいだけれど、不思議な雰囲気を持つ作品である。

オノサトトシノブは実家のあった町に住んで、抽象画と版画を制作していたが、彼の存在を知ったのは、確か中学生の頃だったと思うが、教師だったか「我が町にはオノサトトシノブという世界的画家がいる……丸ばっかり描いているのだが」と教えてくれたのだ。

もちろんインターネットだなどとは遠い未来の話で、調べようもないままに長じてしまったら、ひょんなことからオノサトトシノブの実物を手にすることになった。そして眼にすれば“なるほど”と納得させられたのである。

佳き贈り物をしてくれた朋友のみなさんには感謝しかない。

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愉話§一日一句~この先も存分に~ [俳句]

季語は・・・朝寝

定年の 日やいくらでも 朝寝かな

【去年の今日】鼠話§マウス使いの件
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週話§土曜枯寂~不思議な方向感覚は~ [海外旅行]

地理感覚……つまりどこをどう行くと目的地にたどり着けるかという能力は人並みか、それ以上だと思っている。自分自身で座標軸を決めて、その中で自分なりの地図を描き、それに従って道を進んでいくのだ。

そうするにあたって、東西南北という方角に頼るようなことはない。むしろ方角感覚は狂いがちで、特に海外旅行先では東西南北の方向がいい加減になることしばしばである。

長いこと通っていたオーストリア・アルプスの端っこの村に行くと、完全に方角が逆転していて、自分の中では西だと認識している方向は実は東なのだが、本人の中ではずうっと西なのだ。そして朝食を食べに行くと“西”の窓から朝日が入ってくることに、あまり不自然を感じなかったりしていたが、どうやらおかしいと感じ出してから、方角軸を修正しようとしても、最初に認識した方角感覚が抜けることはなかった。

東西南北という方角軸よりも、自分の中で記憶を基に構築した地図で行動し慣れているのはいいのだが、それがたまに崩壊することがある。初めて訪問した場所で、地図を片手にするような時がそうだ。自分が構築した地図と、実際の地図とが齟齬をきたして、歩けなくなってしまう。

その理由は至極簡単で、その時点での立ち位置が自分の中の地図と実際の地図で食い違うことで起きる現象なのだが……過去に2回ほど経験している。

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愉話§一日一句~各駅列車停車中~ [俳句]

季語は・・・竹の秋

竹の秋 特急列車 通過待ち

【去年の今日】蕃話§トマトの味
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飾話§葬式の花輪 [日常]

自宅での通夜、告別式が激減しているからかどうか、めっきり葬式の花輪を見かけることはなくなったようだ。といっても、地方に行けばまだまだ花輪は盛んに供えられているのかどうか。

41年前、母親の通夜と告別式は自宅で行ったのだが、その時は花輪がいくつかあったとは微かな記憶であるが、その時も“まだこんな習慣が残っていたのか”とも思ったのだ。

そんな花輪の中の花芯に果物の缶詰が詰められていたのを見つけて目を剥いたのである。さすがに自分の価値観の範囲外であると……個人の感想ではあるけれど。

いや、それはそれで合理的な何かがあるはずだと考える向きもあろうが、自分の葬式には、もちろん花輪など要らないし、ましてや缶詰の入った花輪の類など絶対に断ってほしいと思っているのである。

そういえば、店の新規開店などで贈られる祝花輪もとんと見かけなくなっていることにも気がついた。葬式花輪にせよ祝花輪にせよ、何というかまさに虚礼の存在そのものなのだ。

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転話§階段から落ちたこと・・・・・・無傷 [私事]

比較的だが、痛い目に遭わないで済んでいるほうだと思っている。それでもごく時折であるが、危ない思いをしたことはある。

大学生の時、大学近くの書店をうろうろしていて、階段を下りようとしたらあと数段のところで、つまずいたか踏み外したかして、階段を落ちてしまったのだ。

誰もが表現するとおりで、落ちていく様子がスローモーションのように思えてしまうのである。そして、ほんの2秒かそれくらいの間に、その後の自分がどうなるものかをはっきりとイメージしていくのである。

そうして着地……頭を打つことも、変な手のつき方もすることなく、どこで床に接したのか、今となっては記憶になく、ただどこかしらは床にぶつかったので痛みは生じたはずなのは間違いないが、まったくの無傷で終わった。

以来50年近くが経つけれど、この時のような墜落事故もなければ、つまずいて転んだとかもない。運動神経については自慢できるほどのことではないが最低限のバランス感覚だけは持ち合わせているようだ。

それにしても、落ちたその時の階段に人が居合わせなかったのは幸いなことで、そうでなかったら他人様を巻き込んでえらいことになっていたかもしれないのである。

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過話§備忘録的な何か~2023年4月6日付~ [備忘録]

4月3日……音楽之友社の月刊誌『レコード芸術』の休刊が発表された。

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1952年に創刊された月刊レコード芸術は、同じ4月3日に逝去が報道された坂本龍一(3月28日没)と同じ年に誕生したのである。

頻繁にCDを買うのであれば必須だとは思うが、買っていた時でも年間20枚かそんな程度でしかなく、新しく発売された録音に拘るわけでもないので、情報を仕入れる必要もなかった。年に一冊も買っていたわけではない。

レコード芸術を買うのは新譜情報ではなく、国内外の演奏会評などを読みたかったからというのが大きな理由だった。

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公称発行部数は10万部……正確な統計がないので、あくまでも推定でしかないが、日本のクラシック愛好者数は、総人口の1%と聞いた。そうすると、およそ100万人から200万人の間というところか。そのうちの1割がレコ芸を買っているとは思えない。数万人がせいぜいだろうか。

そして、この手の雑誌は図書館頼りなところが大きいと思われるが、頼みの図書館も公立と大学あたりを合わせても5000館では、なかなか雑誌本体として採算は取れなかっただろう。おそらくは広告収入も減少していたに違いない。

レコード芸術の休刊で、次の懸念は旗艦誌『音楽の友』の動向である……。

4月5日……四月大歌舞伎夜の部が、片岡仁左衛門の体調不良で7日までの休演となった。

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代役を立てて上演を続けるのが歌舞伎のお約束だが、役者の体調不良で全面休演となったのは、20年ちょっとの歌舞伎歴の中では初めてのことである。

特に今月は、玉三郎のお富、仁左衛門の与三郎というお馴染みの顔合わせのお待ちかね『与話情浮名横櫛』だが、座組の中に与三郎を代役で務めることのできる役者はおらずの休演とは。

初日を前にして和泉屋多左衛門を務める市川左團次(82歳)が休演、そして来年には80歳となる仁左衛門の体調不良。先年の吉右衛門逝去といい、そして菊五郎も白鸚も衰えが顕著……この30年ほどの歌舞伎界を支えてきた大看板に老いが忍び寄ってきている。

6月には『義経千本桜』の権太を務めることになっているが、しっかり体調を整えてもらいたいのもだ。

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譜話§スコアの効能~音楽を“見る”~ [クラシック]

ただ単に好きだというだけで、音楽の構造がどうであるかなど、まったくと言っていいほど理解などできてはいない。本当に“聴いているだけ”なのである。

そうはいっても少しは足搔いたりもしていて、読めもしないスコアを買い集めては、つらつら眺めているのだ。楽典の初歩の初歩も理解しているかどうかも怪しく、調性がそれぞれの楽曲にどういう意味を与えているのかもわからず……そんな徒手空拳でスコアを眺めてどうすると思われるかもしれないが、これがまあ“見ている”だけにしても、最低限の音楽の流れくらいは何とか掴めているような気にはなるのだ。

まあ、要するに各楽器がどのように音楽を受け渡していくのか、音楽の流れがどうのこうのというのは、そういう意味なのである。

だから、若い頃にスコアを眺めながら聴き込んだ交響曲の何曲かは、今でも実演を聴く時の助けになってくれていて、聴いていて“流れ”がすんなりと頭の中で動き出してくれるのはありがたい。

↓これがまあ分厚いのなんの
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上は、ワーグナーの『ニーベルングの指環』をはじめとするオペラ&楽劇のスコアだが、一通り買い揃えてはみたものの、スコアを眺めながら一時間も二時間もという集中力もなく、本棚の肥やし状態が延々と続いているのだ。

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愉話§一日一句~眼に眩しくて~ [俳句]

季語は・・・大根の花

大根の 花の白さや 日の盛り

【去年の今日】纏話§長文は書けない
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異話§玄鳥至~七十二候~清明 [七十二候]

清明の初候“玄鳥至(つばめきたる)”である。

ツバメが来訪してきたのをこの眼でしみじみと実感させられたのは、今から45年前、宮仕えがスタートし、3週間ほどの社内教習に続いて、外部研修と称し、各人がてんでんばらばらに“丁稚奉公”させられた時のことだった。

研修が始まって3日目くらいだっただろうか、職場の階段踊り場の窓の外を一羽のツバメが軽やかに飛び去っていったのを眼にしたのだ。

その様子があまりにも鮮やかだったので、半世紀近くが経った今でも、こうして記憶に残っているのである。

先々の会社生活など、漠然ともいえないレベルでしか考えられず……まして37年後に定年退職して高齢者と呼ばれる境遇になるなど、二十代前半の弱輩に想像などできるはずもなく、将来設計だなどと漠然とすら描けるものでもなかった。

23歳って……若かったんだよなあ。

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翔話§蚊~精密機械としての昆虫~ [昆虫]

ちょっと思い出したことがあったので、まとめておこうと思ったのだが……



……という昆虫についての話である。

彼らの数ミリ足らずの身体の中に、とんでもない機能が備わっていることに思い至るのだ。

↓ウィキペディアより
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蚊の機能を並べてみると、まず自在に飛べる。目標とする場所にちゃんと留まれる。それが暗い夜であっても、血を吸うために我々人間の皮膚まで正確に着地し、皮膚に針を刺して吸血するのである。

飛行機能、位置認知機能、暗視機能、吸血機能と、そんな優れた機能が数ミリ足らずの蚊の身体に装備されているのだ。そんな創造物を、人間が再現できるはずなどないだろう。

それだけの機能を盛り込んだロボットでも作ろうとしたら、その大きさは、とんでもないサイズになってしまうのではないか。

そうした機能の中でも、吸血機能が飛び抜けて優れていると思っているが、それはなぜかというと、針の直径が0.05ミリにもならないサイズで、それを人間の皮膚に刺して血を吸うのだ。血液は凝固する性質を持っているので、何もしなければ針の管の中で凝固してしまうから、凝固させないように体内に取り込んでやらなくてはならない……驚くべき性能である。

ただし、そんな蚊にも一点だけ大きな欠点がある。それはあの“ブーン”という飛行時の雑音で、それがゆえに時として我々人間に迎撃されてしまう。

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弥話§2023年3月の天気模様を振り返る [天気]

2023年3月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。

このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。

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春の訪れの早い年である。2月最後の日に我が家近くの辛夷(コブシ)が白い花を咲かせた。一本だけがフライング気味に、他の辛夷より一週間近く早く開花して、お先にさっさと散ってはさっさと緑の葉を噴き出していくのだ。

天気模様はといえば、いかにも春らしく、晴れ、雨、曇りが猫の目のようにくるくる変わっていく一か月だった。

東京都心の桜が開花したのは観測史上最速の3月14日。それより2日遅れで我が家付近の桜も咲き出した。

何とも慌ただしく春が動いた……そんな今年の3月模様である。

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タグ: 東京 天気
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伝話§メディアの無責任 [報道]

メディアがしばしば使いがちの、あまりにも手垢にまみれきった表現に……

過去の出来事が風化していきやしないか

……という物言いがあって、それはおそらく世間の風潮を憂いている表現だと思うのだけれど、それだけ聞いていると、いかにも他人事のような言い方としか感じられない。

風化させるべきでないのだと考えるのであれば、風化させないように、我々メディアも力を入れていこうと考えるとか、そうした表現で後押しをしていかなくてはと思うのである。

過去の出来事を忘れないためには、個々人だけでなく、メディアからの積極的な発信も行われるべきだと考えるのだが、それは違うとでも言いたいのだろうか。というか、それでは単に世間に対して無責任に丸投げしているとしか思えない。双方が風化させない努力をしていくべきなのだ。

とかく“人の噂も七十五日”とやらで、自分たちの記憶の中から追いやってしまいたい節のある日本人だが、覚えておくべき過去のあれこれいくつかを記憶に留め置いていても罰が当たることはなかろうに。

そして、その手助けをメディアが担っても罰は当たるまい……出来事が風化していくことを憂うよりは、常に強固な記憶の楔を打ち込んでしまうべきと考えるのである。

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愉話§一日一句~今宵も公園は~ [俳句]

季語は・・・亀鳴く

亀鳴くや 炊き出し列に 月あかり

【去年の今日】豚話§上とんかつなるもの
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勤話§1978年4月3日を思い出すにつけ [私事]

今年は、4月1日が土曜日で4月2日が日曜日……宮仕えを始めた1978年と曜日並びが同じである。

そして入社式が行われたのは4月3日で、4月1日には入社していなかったのだ。古巣の会社は、入社した時点で既に週休二日になってたので、土日は休み、週明けの月曜日に入社式が行われた。

↓入社案内の葉書・・・・・・4月3日が入社式
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入社辞令をもらったのは当然ながら入社式の時で、ものすごく厳密に考えると、実は4月1日と2日は社員ではなかったのだろうかという疑問が生じてしまう。

これはもう、入社したその時から考えていることだが、実際には2日遅れたからといって、給料が少なくなったとか、もちろんながらそうした不利益の類はまったくなかった。

ただ、あれこれ考えをめぐらすと、1日と2日が“空白の二日”であるような気がしてならない。

つまるところ、要するに4月3日という中途半端な日付ではなく、4月1日というキリのいい日に入社したかったんだよという、他愛ない結論にたどり着いてしまうのである。それ自体は何の意味もないことなのだけれど……。

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卯話§2023年4月の予定あれこれ [日常]

月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。

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4月1日の日の出は5時28分で日没は18時5分、月末の日の出は4時50分で日没は18時29分。昼はどんどん長く、そして気候の塩梅も佳き季節である。月末には窓からの太陽光だけで風呂に入れるかもしれない。

今月のお楽しみも盛りだくさんで、大詰めも大詰めのジャパンラグビーリーグワンを2試合。

歌舞伎座新開場十周年となる鳳凰祭四月大歌舞伎は二部制に戻り、昼夜とも観る。昼の部は『新・陰陽師』が再演され、夜の部は、仁左衛門の与三郎と玉三郎のお富で『与話情浮名横櫛』が出る。二人の顔合わせはこれが見納めとなるだろう。

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クラシックは、東京・春・音楽祭のワーグナー・シリーズ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を東京文化会館で観る……観るといっても演奏会形式なのだが。

東京・春・音楽祭はもう一つ、キット・アームストロングのピアノ・リサイタルに行く。彼が弾くドビュッシーが聴きたかったので。

4月に入ったら桜のシーズンが終わりとはこれ如何に?の4月が始まる。

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週話§日曜枯寂~長袖から半袖~ [日常]

我が家で、長袖から半袖へ衣類の入れ替えをするのは、おおよそゴールデンウィークを目安にしている。その頃になると、もう気温は十分に高くなっているから、入れ替えても何の問題もない。

3月中でも、気温が25度近くなることは珍しくないけれど、それはたまたまでしかなく、だから“暑い”といっても、そこで早計に入れ替えたりはせずなのだ。

4月に入って中旬あたりで入れ替えようかとも思うのだが、入れ替えに踏み切れないのは、長袖を冬の間着続けていて、そこから半袖へと肌を出すのを体感的にためらってしまうのである。

4月中旬の日常に半袖を着ても、それほど問題はないとは思うのだけれど、長袖に慣れた身には、腕が寒いと感じてしまう。それなりの気温になってはいるが、いざ半袖を着る初日は、なんとも頼りない体感なのだ。

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告話§ビッグイシュー452号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー452号は4月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。カズオ・イシグロが表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー カズオ・イシグロ

リレーインタビュー 坂本美雨(ミュージシャン)

特集 非戦のリアル

昨年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻から始まった戦争。この時代にまさかこんな戦争が起きるのか!と衝撃を受けた人は多かったでしょう。 しかし戦争は1年を経た現在も継続し、ウクライナの市民はもとより、穀倉ウクライナからの小麦などが途絶えて貧困国を襲うなど多くの命が失われ続けています。

東ティモールやアフガニスタンなど各国で武装解除や停戦に貢献してきた伊勢﨑賢治さん(東京外国語大学大学院教授)は「何よりも戦争は始まる前に止めることが大前提。外交なくして戦争回避はできない。今は、起こってしまった戦争を一日も早く止めること(非戦)をロシアとウクライナ両国に呼びかけたい」と言います。

そんな伊勢﨑さんに「ロシアによるウクライナ侵攻の背景、国際人道法と戦争犯罪に当たる行為、戦争回避の参考になるノルウェーやアイスランドの事例、大国のはざまにある緩衝国家・日本の役割、戦争犯罪を裁く法をもたない日本の問題点」などを聞きました。

[国際記事]
イタリア、1000匹の羊の群れと暮らす遊牧民家族

[世界短信]
滝田明日香のケニア便り 野生動物獣医になると誓って23年

[国内記事]
監督インタビュー 『ケアを紡いで』大宮浩一監督

エッセイ コンクリートジャングルで出会う 瀬尾一樹

表現する人 浅野友理子

第10回「りんりんふぇす」盛りだくさんの5時間

[連載記事]
原発ウォッチ 汚染土を各地へ拡散か

浜矩子の新ストリート・エコノミクス 2つの銀行、窮地の意味

雨宮処凛の活動日誌 「非正規なめるな!」最低賃金上げろデモ

販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー韓国版』キム・ソンウ
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
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過話§上京五十年~上京半世紀~ [私事]

まさに、東京に出てきて半世紀50年が過ぎた。

3月中には既に実家から出て、引っ越しは完了していたが、区切りとしてはやはり4月1日にしておきたい。

もちろん様々な出来事が身の回りに起きはしたけれど、50年を俯瞰したら、まあまあおおむね平穏で過ぎてくれていたのではないだろうか。もちろん、あれこれ言いたいことは多々ありはするのだ。

それでも――だいぶガタはきたけれど――こうして人並みの日々を送れることが、どれほどありがたいことか。

考えてみれば“人生設計”らしい計画の類を描いたことなどなく、たまたま入ってしまった学科の専攻もどこ吹く風、入った会社も専攻とは無関係……同居人のおかげかどうか、大雑把なコンテの計画図だけで、どうにかここまでは落ち延びた。

はてさて、あと何年持ちこたえられるものか……5年?10年??20年???

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週話§土曜枯寂~スーパーマーケット衰退?~ [日常]

イトーヨーカドーが14店舗を閉店すると発表したのは、3月上旬のこと……様々な要因が重なっての大量閉店で、何が大きなきっかけとなったのかまではわからない。

表面上、目に見えるところでは、コンビニの大量出店が影響していないとも限らない。セブンアンドアイの系列にはコンビニチェーンのセブンイレブンもあって“共喰い”状態が起きているということか。

歩いて10分のスーパーに出向くよりは、歩いて数分のコンビニで買い物を済ませてしまうのは人情だろう。コンビニで扱っていない商品は、不要不急なわけではないから、スーパーには週に一度でも行けばいいのだろう。

ちなみに、我が家はスーパーマーケットが一番に近く、一番に近いコンビニへは徒歩数分を要するので、優先第一位がスーパーマーケットなのである。

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