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愉話§一日一句~パソコンで申告~ [俳句]

季語は・・・納税期

呑み代を 少し戻して 納税期

【去年の今日】景話§電線の地下化
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緩話§放っておいたら引きこもりなので [私事]

コロナ禍も4年目に突入した。ここまでの自宅引きこもり度は、かなりとかいった次元ではなく、放っておいたら外出先は近所のスーパーマーケットで終わりということも珍しくない。当然ながら運動量は超少なくなっている。

それで、せめては夫婦揃って外出をしなければと、歌舞伎見物やラグビー観戦にかこつけては表に“遊び”にいくのだ。

チケットを買ってしまえば、出かけないわけにはいかず、何だかんだ言いながら、いそいそと出かける。出かけてしまえば半日くらいは表にいるわけでもちろん気晴らしにもなるし、ラグビー観戦だったら、屋外に長時間いるから、日光にも外気にも当たることができて、身体が活性化するような気がしないでもない。

何せ、家の居心地がいいものだから、ついついそんな自堕落な生活を良しとしていて、まあやはりそんな日々続けるのはまずいのだと理解しているが。

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甘話§祖母の実家は和菓子屋 [和菓子]

父方の祖母は、小田原の在から北関東外れの町へ流れてきた宮大工の祖父にどうもナンパされたようで、結婚する前に父の姉(伯母)を産んでしまったという弾けっぷりだった……今からちょうど百年前のことである。

祖母の実家は、その当時は知らないが、我が身が生まれた時には、町で一番大きい和菓子屋を営んでいて、彼女の姉妹兄弟の数も多く、何人いたのか正確には知らないのだ。

そんなおかげで、幼かった身にとって親類筋の和菓子屋は、ありがたい存在なのだった。

時たま店に顔を見せると、大伯母が喜んで色々とお菓子を食べさせてくれたのだが、一番にうれしかったのは洋菓子も作っていて、そんなカステラの切れ端を袋一杯にもらうことだった。この時、カステラは本体よりも切れ端のほうがうまいことを知ったのである。

かくして、酒が呑めない未成年の頃はそこそこに菓子好きだった。それで、大学4年の就活の時期に、何を血迷ったかわからないが、ふと和菓子好きが首をもたげて、老舗和菓子屋に応募してみようかなどと……結局は実行に移すことなく終わったけれど、あるいはそんな仕事に携わってきたかもしれなかったのだ。

追記:なお祖父は、とんでもない大酒呑みであったらしく、朝からぐびぐびというのも珍しくはなかったようで、ある日軽く咳払いをした途端に、脳の血管が切れてあっという間に死んでしまったと……父が10歳くらいの時のことである。

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愉話§一日一句~開かずの踏切~ [俳句]

季語は・・・風花

遮断機に 風花ひらり 電車過ぐ

【去年の今日】鞄話§通学かばんの前世紀今世紀
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悼話§バート・バカラックさん(作曲家) [追悼]

良質なアメリカン・ポップスのセンスの塊のような、聴いていて気持ちのいい音楽を生み出した稀代のメロディーメーカーである。

ディオンヌ・ワーウィック、B・J・トーマス、カーペンターズなどなどの歌い手に曲を提供し、多くのヒットを飛ばしたのだった。

個人的に記憶に残る曲としては、映画『明日に向かって撃て』の主題曲である『雨にぬれても』を挙げておきたい。もちろん、それ以外にも印象的な曲を数多く残してくれたのは言うまでもない。享年九十四

合掌

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拝話§お地蔵様の縁日~毎月二十四日~ [宗教]

通っていた小学校と中学校の間あたりに、正式名“日限地蔵尊”……通称がお地蔵様と呼ばれて親しまれていた小さな寺が、今でもある。別に信者でも何でもないのだが、親しみを覚えていたのは、毎月24日に縁日が行われて、地元民で賑わっていたのだ。

存在を知ったのは小学生の頃で、たぶん祖母に連れて行かれたのではないだろうか。その後は、友達と行ったり、一人で行ったりと、小学生にとってのいい遊び場なのだった。

小さい寺院の縁日のゆえ、露店屋台も10軒足らずしか並んでいなかったが、小遣いが潤沢にあるわけでもなく、買うものも限られていたという記憶だ。

屋台で何が売られていたかというと、セルロイド製のキャラクターお面とか樟脳を付けて走らせるセルロイドの船といったおもちゃの類、食べ物は、お約束のりんご飴や焼きそば、そしてワタシ的お気に入りが“ハッカパイプ”で、乏しい小遣いで使うのは、決まってハッカパイプである。

そんな月に一度のささやかなお楽しみだが、中学に入るとお地蔵様の存在などすっかり失って、他のあれこれに興味が移っていった……中学校の登校路からすぐのところにあったのに。

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タグ:宗教 仏教 縁日
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愉話§一日一句~寒さ厳しく~ [俳句]

季語は・・・薄氷

薄氷 水道栓の 凍る朝

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2022年2月15日付~
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告話§ビッグイシュー449号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー449号は2月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。ミシェル・ヨーが表紙。

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表紙&スペシャルインタビュー ミシェル・ヨー

リレーインタビュー ひうらさとる(漫画家)

特集 街にやってくる野生動物

“日本の野生動物は減っている”とあなたは考えていませんか? しかし、瀬戸内海を泳ぎ渡ったり、神戸の市街地にも現れるイノシシ。森の若木を食べ尽くすシカ。東京都内にもあたりまえに生息するハクビシンやアライグマ……。彼らは農作物を荒らすだけでなく、感染症を運ぶ可能性もある。

野生動物の調査や保護に携わってきた羽澄俊裕さんは「野生動物の出没や住民との軋轢の増加の背景には必ず人口減少のプロセスがあった」と言う。人口減に反比例し野生動物は増えたのだ。1960年代に中山間地域で若い世代が減り、農林業が衰退、高齢化が進んで、野生動物と人間の生活圏の境界が変わりつつある。

そんな状況に対し、島根県美郷町は猟友会の駆除頼みから高齢女性も参加できる獣害対策へと方向転換。安田亮さん(美郷町)は、イノシシなど獣害対策の先進地として、ローカルビジネスの創出や若者の雇用・移住などを実現したと話す。

羽澄さんと安田さんに取材した。

[国際記事]
スウェーデン 36年続く取り組み「海洋測量船」を緊急宿泊所に

イギリス スポーツと信仰を両立した女性サッカークラブ

[国内記事]
表現する人 中村萌

[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス 日銀の絵葉書がなくなる日

コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

池内了の市民科学メガネ
               リンゴの皮の輝きからキューティクルまで

販売者に会いにゆく スイス『ファクトム』 ウルフ
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
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愉話§俯瞰する~音楽もスポーツも~ [クラシック]

クラシックのコンサート、歌舞伎見物、ラグビー観戦……このところの主なお楽しみはこんなところである。

そうして、どのジャンルでも座る席はおおよそ後ろ上方あたりに座ることが多い。

まずはラグビーで、秩父宮でも味の素スタジアムでも、取れるのだったら、最上段を選んで座る。そうして位置としては、攻防が激しい22mライン付近からゴール手前5mラインあたりでもっぱら観ている。

センターラインあたりだと、どちらのゴールも等しく見えるが、中央付近での攻防よりは、もう一方の遠いゴールは諦めても、偏って観るほうがおもしろいとは“個人の感想”なのだ。

そしてコンサートも、極力上段の最後列を選んで座っている。特に大編成のオーケストラだったりすると、ステージ近くよりは、少し距離を取るほうが音楽がまとまって聴こえてくるというのがその理由である。

IMG_7069.JPG

上の写真はサントリーホールで座ったあたりからステージを見下ろしたところで、この時はメインにストラヴィンスキーの『春の祭典』が演奏されたので、ステージ一杯の大編成オーケストラとなった。

もしこの演奏を、1階最前列で聴いていたら、どんな音が聴こえてきたのだろう。間違いないのは、まとまりのつかない巨大な音塊が頭の上を飛んでいくだろうということ。

そんな音楽を聴くのが好きな人もいるだろうから、好みはわからない。

最後に歌舞伎である。歌舞伎座観る時、経済的に少しだけ余裕のあった宮仕えの頃は、花道が見通せる1階席後方だったが、年金生活者となった今は、半額以下で買える3階席ばかりで観ている。

今年で新開場から10年となる歌舞伎座の3階席は、ありがたいことに花道の七三あたり、少しだけだが見下ろせる。もちろん、揚幕から出たところとか見えるわけではないが、それほどストレスは感じずに済んでいるのはありがたい。

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愉話§一日一句~古い車両は~ [俳句]

季語は・・・余寒(よかん)

余寒なほ 荒川線の 隙間風

【去年の今日】懐話§昭和三十年代~電気洗濯機~
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異話§魚上氷~七十二候~立春 [七十二候]

立春の末候“魚上氷(うおこおりをいずる)”である。

このあたりが寒さの底の最後あたりとなるだろうか。あと2週間で2月も終わり、3月に入れば、すぐに辛夷(コブシ)が開花するわけで、まさに、春はそこにあるはずだ。

俳句を詠む中で“春隣”という季語を覚えた。だが、夏隣、秋隣、冬隣という季語と比べるなら、すぐ隣にあるといえば“春”と相場は一番に決まっているようである。

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過話§備忘録的な何か~2023年2月14日付~ [備忘録]

2月10日……多摩丘陵は、この冬になって初めての本格的な降雪となった。

予報よりも早く、朝方から降り始めて、昼近くには道路までが白くなって、久々の銀世界を部屋からのんびりと眺めていたのである。

窓の外の雪の様子を見計らっていて、15時頃のタイミングで雪除けをするべく表に出た。

KEN04860.JPG

おおよそ15cmくらいは積もっていただろうか。樹脂製のスコップを使って、歩道に歩く幅程度の道を開けようと作業を始めたら、これがけっこうな湿雪で、持ち上げて放り投げるには重すぎ、押して道の脇に除けていったのだ。

バス通りまでの80mほどを除けて所要30分の雪除け完了。

2月12日……超!がつくほど久々に“シャンパン”を開けた。普段は1000円凸凹の発泡ワインで誤魔化して、なかなかシャンパンまで手が届くことないが、昨年末にたまたま抽選で商品券が当たったのをいいことに、それを原資としてエイヤ!っと買ったのである。

さすがに数千円というわけにはいかず、中でも一番安いと思われる3000円とちょっとの一本を購入、余った商品券で日本酒の四合瓶まで買い足すこともできた。

というわけでしばらく冷蔵庫で寝かせておいたのをこの日に開栓。やはり、プロセッコやカヴァ、ヴァン・ムスーといった発泡ワインと比べても、店で一番安いシャンパンにはかなわないと実感。凝縮度が段違いなのである。

一昔前だったら、軽々と一本空けていたけれど、さすがに無理はできずで、半分に留め、残りは炭酸が抜けないように栓をして冷蔵庫に戻したのだ。

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愉話§一日一句~産地直送で~ [俳句]

季語は・・・京菜

京菜シャキシャキ 水分は饒舌に

【去年の今日】週話§日曜有閑~年齢八掛け説~
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節話§二月大歌舞伎~松緑の和尚吉三~ [歌舞伎]

我が家あたりは前日降った雪が残っていたが、都心に出れば跡形もなく融けていて、快晴の中を二月大歌舞伎へ。

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[第一部]『三人吉三巴白浪』が序幕~二幕~大詰と上演された。初春大歌舞伎の入りが悪くて心配された客の入りだが、祝日ということもあってかまずまずで安心した……油断はできないが。

まず松緑の和尚吉三がいい。三人吉三の中心として気迫充実、十分に存在感を示してくれた。愛之助のお坊、七之助のお嬢とのアンサンブルも上々で、なかなかに充実した舞台を堪能できた。

予想していたよりも硬派で、リアルなところも見える完成度の高い舞台である。

そして相変わらず黙阿弥の因果が重なって重なってという構造を思い出しつつの鑑賞である。黙阿弥は、一人ほくそえみながら台本を書いていたことであろう。

[第二部]『女車引』と『船弁慶』と、二本とも踊りというのは組み立てとしていかがなものかと。しかも25分休憩を挟んで上演時間は2時間足らずだ。

『女車引』を観るのは初めて、観る前は『車引』を女衆が演じるものだとばかり思っていたら『車引』の趣向を、松王丸の妻・千代、梅王丸の妻・春、桜丸の妻・八重の三人が踊るものだった。物足りないというか、いささか拍子抜けな踊りで退屈。

休憩後、五世中村富十郎の十三回忌追善狂言として『船弁慶』が、富十郎の息子鷹之資による静御前と平知盛の霊である。

……が、さすがに荷が勝ちすぎたか、前シテの静御前が小さくまとまり過ぎ舞台空間を埋めきれず、観る側の緊張感が途切れてしまうことに。後シテの平知盛の霊では存在感が増して揚幕へと消えていったが、まだまだ道遠し。

芝居がはねれば16時半前。快晴の銀座中央通りを横切って、丸ノ内線銀座駅までちょっとした散歩。新宿で買い物をして帰宅した。

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楽話§贔屓はなく満遍なく~ラグビー~ [ラグビー]

ジャパンラグビーリーグワンのシーズンもたけなわで間もなく折り返し点となる。

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ここまででD1を5試合、D2を1試合観に行ってきた。特定の贔屓チームがあるわけではなく、味の素スタジアムと秩父宮で行われるゲームで、おもしろそうな対戦組み合わせを選ぶのだ。

今月は、それに加えて江戸川陸上競技場(江戸陸)初見参する予定。

結果的に在京チームのホームゲームになってしまうのはしかたがない。贔屓がないとはいいながら、前身だったトップリーグ最後の年に大健闘を見せたクボタスピアーズを重点推しとして見守っている。加えるなら開幕スタートダッシュで好調な相模原ダイナボアーズも見逃せない。

というわけで、そのあたりのチームを核にして、観戦スケジュールを決めている。チケットは、ラグビー協会のサクラクラブ優先発売か、ホームチームのページから購入しているが、これが何とも使い勝手が悪い。当然ながら、それぞれのサイトで売られている座席が違っているのは当然ながら、自分たちが座りたい席がどっちのサイトで売られているものかと、それが煩わしく感じてしまう……慣れていくしかないことだが。

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愉話§一日一句~光を演出して~ [俳句]

季語は・・・春障子

陰翳の 空間閑か 春障子

【去年の今日】週話§土曜有閑~三連休?~
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週話§日曜枯寂~推敲自由自在~ [ブログ]

パソコンの日本語変換機能がなかったら、ブログを書き続けることなどできなかったのは間違いない。

かつて、原稿用紙に鉛筆で文章を書いていく時、推敲の必要などなく最後まで書き連ねられるようなことなどあり得ず、たいていは消しゴムで、文章を消しては消しては書き直していた。

それが今は、パソコンのカット&ペーストあれこれを駆使すれば、いとも簡単に推敲できて、文章をまとめ上げることができる。しかも、手書きよりも文章を綴るスピードは明らかに速い。

40年近く前、ワープロが登場した時、ご多分に漏れずの否定論が幅を利かせたりしたことを記憶しているが、そんな声も今は昔となり、誰もがこぞって膨大な言葉を紡ぎ出しているのだ。

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愉話§一日一句~起きれば積雪10cm~ [俳句]

季語は・・・春雪

春雪や 雪除け明日の 朝と決め

【去年の今日】街話§神保巷塵[89]同じ店にばかり
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週話§土曜枯寂~週感覚~ [日常]

“毎日が日曜日”な年金生活者にとって、日曜日から土曜日という一週間の“週感覚”が希薄になったかというと、ワタシ的にはそうしたことはなく、様々なポイントで週感覚が維持されていると感じる。

一番に顕著な理由は、週三日のお休肝日設定で、月水金きっちりと休むことで“呑まない日は月水金”と把握できるし、土日二日間は連荘で呑んでいるから、そうしたところで何曜日なのかが把握できるのだ。

後はまあ“定点観測”的に毎週見ているいくつかのテレビ番組であるとか。中には他愛のない暇つぶし的なやつもあるが、人間……時には馬鹿馬鹿しい番組も見ないと、ではある。

宮仕え時代は月曜から金曜まで規則正しく会社を行き来していたから、それだけで週感覚が維持されていた。それが定年退職とともにグズグズになっていくのかと思ったら、何のかんの辛うじて週の区切りをつけているようだ。

《日常のトピックス一覧》

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愉話§一日一句~気は急いて~ [俳句]

季語は・・・早春

早春の 夜は足早に 居酒屋へ

【去年の今日】定話§二横綱四大関が理想か
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呟話§一言つぶやき~オリンピックの亡者~ [つぶやき]

アスリートを美談に仕立て上げる現場が、贈収賄の温床になって久しい……

……オリンピックに群がる亡者たちが、またぞろ蠢いているようだが、そのさもしさは、アスリートの存在などどこ吹く風で、利権漁りに余念がなく、そのためには危ない橋を渡ることも厭わず“ハイリスク・ハイリターン”を目指して、今も冬季オリンピックの開催を必死に働きかけているのである。

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謀話§尾瀬一気日帰りの総距離25km [尾瀬]

高校生の時、夜行日帰りで尾瀬沼から尾瀬ヶ原と歩き通したことがあった。高校の一年後輩が尾瀬ヶ原下田代十字路の山小屋でアルバイトするというので、小屋まで同行したのである。

夜行列車で沼田へ、そこからバスで大清水には夜明け前に到着。歩き始めてじきに明るくなってきた。ルートと総距離は以下のとおりで24.8kmだった。

大清水~3.2km~一ノ瀬~2km~三平峠~1km~三平下~1km~尾瀬沼~
3.3km~沼尻~5km~尾瀬ヶ原~6km~山ノ鼻~3.3km~鳩待峠

今では考えられない……よくもまあ、歩き通す体力があったものだと感心してしまう。加えて、朝飯をどう調達したのかとか記憶がない。昼は山小屋が食べさせてくれたはずだ。

そうして、尾瀬ヶ原から鳩待峠までの記憶はほとんどない。ほとんど完徹で一睡もせずだったこともあるだろうが、せっかくの景色も眼に入ることなく淡々と歩いていったということか。

大清水から尾瀬沼、尾瀬ヶ原を、おそらく10時間ほどかけて鳩待峠にたどり着いたと思うが、何とまあ体力があったことかと改めてもう一度言いたい。

鳩待峠までたどり着いたが、その当時は戸倉までのバス便はなく、鳩待峠からは12km近くを歩いて下らなくてはならず、覚悟を決めて歩き出した。30分ほど歩いたところで、後ろから小型トラックがやって来て、何とまあ親切なことに乗せてくれた。おかげで、20分ほどで戸倉に着いて、沼田行きのバスに乗ったが、席に座ったとたんに爆睡。沼田駅まで起きないままだった。

さすがにその後は、日帰りで歩き通すことなどはなかったのである。

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タグ:自然 登山 尾瀬
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愉話§一日一句~呑み口もよく~ [俳句]

季語は・・・待春

待春の 夜や口開けは 朝搾り

【去年の今日】定話§二横綱四大関が理想か
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異話§黄鶯睍睆~七十二候~立春 [七十二候]

立春の次候“黄鶯睍睆(うぐいすなく)”である。

七十二候のエントリーを続けている意味合いはというと、時節時節の区切りをブログに味付けとして加えるような心づもりで、だがまあ、そんな目論見もまた、当初からはずいぶんと崩れて苦しくなっている。

うまいこと時節の話題でも思いついてくれればいいが、10年以上も固定されたテーマに新しい話題などそうそう見つけられるはずもなく、時にはこうして適当な話題を振ってお茶を濁すこともあるのだ……やれやれ。

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窮話§貧乏暮らしのこと [私事]

父親は仕事運に恵まれていなかった。物心ついたあたりから職を数回転々として定まらず、失業して仕事が見つからず、家でくすぶっている姿も眼にしたことがある。

だから、家が裕福だったとか感じたことは一度もない。一番記憶にはっきり刻まれているのは、テレビである。子ども心にも“なぜ、うちにはテレビがないのだろう”と思っていて、近所の知り合いの家に見せてもらいに行ったりもしていた。

テレビが入ったのは小学校2年だった1962年のことで、他の御宅より確実に2、3年は遅れていて、小学校の休み時間に同級生が前日のテレビ番組の話をしていても何のことだかさっぱりわからず、話についていけなかった……そんな些細なことだが、子ども心に引け目を感じさせてしまうのだ。

人口10万人ほどの地方都市の賑やかな街中にあった3軒長屋の借家には上水道も下水道も引かれておらず、3軒で共同井戸を使っていたり、戦前を彷彿とさせる暮らしぶりだった。その代わり極安の家賃であたかもエアポケットに落ちたような一角だったのである。

転職を繰り返していた父親は1965年に、引いてくれる人があって、学生を教える職業に就くことができ、その後20年の生活は保障されたのだった。

そんな父親を眼にしていたからかどうかはわからないが、何より貧乏暮らしのひもじさだけは何とかしたいと、あがいた結果かどうかはわからないが、37年半、一度も職を変えることなく過ごしてこれたのは僥倖というしかないだろう。

《私事のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~春近し~ [俳句]

季語は・・・冬木の芽

バスを待つ 冬の木の芽は 膨らみて

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2022年2月8日付~
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顧話§今日の歴史~降りも降ったり~ [雪]

2014年2月8日、平成26年の大雪。

記憶の限りだが、この日多摩丘陵の我が家付近ではこれ以上ない記録的降雪に見舞われたのだった。

DSC03081.JPG

降り方は雪国豪雪地帯のそれと見紛うほどで、あっという間に長靴の足首、さらに膝下までと積もっていき、団地住民有志が手分けして雪除けを試みたものの、人力では手に負えず……おそらく40cmは積もったはずだ。

夕方、雪の降りかたが落ち着きつつあった頃、ベランダから外を見れば……

DSC03070.JPG

……屋根から雪庇が垂れ下がっていて、改めてとんでもない雪が降ったのだと思い知らされた。

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費話§年金生活者の日々 [私事]

2015年9月に37年半の宮仕えを定年退職。翌年、半年ほど頼まれ嘱託仕事をしたが、ゆえあって職を辞して以降は、完全退職して年金生活者となった。

退職前から、頭の中でシミュレーションはしていて、何とかなるだろうとは思っていたが、7年半ほどが過ぎた今、まあまあ何とかなってくれている。

贅沢三昧とはいかないけれど、月に一度くらいの歌舞伎見物やら、シーズンには秩父宮や味の素スタジアムまでラグビー観戦に出向いたり。芝居がはねたり、ノーサイド後には軽く1杯を楽しむことはできる……もっともコロナ禍が始まった3年前から、外出頻度も外食も激減してしまったのだけれど。

とりあえず、超々アバウトな予算編成を組み、それに従って月々の家計運営をしているが、この3年ほどは支出増がそれほどない。やはり、外出するとそれなりに財布から出ていくこと多しだったが、コロナの時勢ゆえ、些少ながら繰り越しが出たりもする。

食費については、老境の身となったことで、食欲はほどほどに落ち、食べる量も少なくなったので、せっかく食べるのだったら、少しだけ張り込んだりするが、地元のスーパーマーケットでは張り込んでもたかが知れている……そんな程度の品揃えでしかないのだ。

《私事のトピックス一覧》
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愉話§一日一句~揺れて起き抜け~ [俳句]

季語は・・・春を待つ

春を待つ 寝ぼけまなこや 震度三

【去年の今日】輪話§彼らは知らない……我々が知らない
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渡話§気がつけば京王線・・・・・・ [京王線]

いかに電車に乗って外の風景を眺めていないことかと改めて思ったことは、気がついたら京王本線の高架立体工事が進んでいたということだった。

代田橋から千歳烏山にかけて、用地買収がほぼ完了しているようで、窓の外に視線を向けたら、あちこちに足場が組まれていて、そのうちのいくつかで本体工事も行われているようなのだ。

いかにも順調そうに進捗していると思われるが、立体工事の完成予定は何と2030年……下手をしたら我が身にお迎えが来てしまいかねない。

工事以前には“高架工事反対”を掲げている家々も目についたが、ここまで進んでいるということは、おそらく不本意ながらの撤退をしたと想像する。

時に“公共の利益”を印籠にして、犠牲を強いることは珍しくもないが、とりわけ鉄道の高架工事の類は、その犠牲になった人たちが少なからず存在しているということだ。

《京王線のトピックス一覧》

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