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愉話§一日一句~乗客は三人~ [俳句]

季語は・・・春三日月

終バスや 春三日月の 終点へ

【去年の今日】週話§日曜有閑~えっ、二月終了?~
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散話§花粉症のこと [健康]

我が身に花粉症疑惑が生じたのは定年退職した翌年の7年前、2016年3月のことである。

どうにも眼が痒くてたまらず、あるいは?と眼科に駆け込んだら、医者曰く「檜花粉でしょうかねえ」と診立てた。だが調べてみれば、檜花粉は時期がもっと後のことではないかと訝しんだが、とりあえずは処方された点眼薬を注し続けた。

症状はほどなく改善してくれ、重くなることなく済んだのはありがたいことだが、問題は再発しやしないかとということだ。

汲々として迎えた翌年の3月……あーら不思議や、症状がそよとも出てくれない。これはいかに?と思っても、わざわざ医者に出向いて「僕はどうして花粉症にならないのでしょう?」と聞くわけにもいかず、それならいいやと放置。

結局、2016年3月のあれは何だったのだろうとは、今でも思っていることでその後も花粉症が発症することもなくここまで来た。

ならないで済むのは実にありがたいことで、眼が痒くなることも、鼻水が出て止まらなくなるなどということもなく、おかげで花粉症のみなさまの嘆きを申し訳ないことながら他人事として聞いているのである。

《健康のトピックス一覧》
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仇話§二月大歌舞伎第三部~仁左衛門~ [歌舞伎]

鶴屋南北の『霊験亀山鉾』を観た。2002年に国立劇場で初演、2009年の松竹座に続いて三回目となるが、歌舞伎座での上演は初。いずれも仁左衛門が藤田水右衛門と隠亡の八郎兵衛に二役を務めていて、今回が一世一代となる。

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やはり、役者は悪役がやりたいものだと改めて思い知らされた。因果は巡るというほど複雑な筋でないのは、初見の身にとってもありがたいことで……さすがに序幕からの一気2時間は、緊張を保つのが大変だったが、大詰まで舞台を楽しんだ。

雀右衛門の芸者おつま、吉弥の丹波屋おりき、東蔵の貞林尼と女形の好演が目に立った。

ただ、芝翫と鴈治郎それぞれが務めた二役が、自分の中で少しだけ混乱したことは、一工夫する余地があるかもしれない。

祝日だったこの日も客の入りは上々で、座った席から見た範囲でも九分以上の入りだったのではと思われる。終演は20時45分、この日も車での往復で、歌舞伎座駐車場を出たのはちょうど21時。首都高速も渋滞はまったくなく、順調に走って50分ほどで帰宅。

《歌舞伎のトピックス一覧》
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