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節話§一日一句~明るい浴室~ [俳句]

季語は・・・西日

西日入る 六十路我が身の 長湯かな

【去年の今日】慌話§生きる~ほにゃらら淡々と~
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顧話§今日の歴史~円安そして円高~ [海外旅行]

2008年7月23日、1ユーロ169.93円の最安値。

これはもう忘れもしない円安レートの件で、実際に我々も少額ながら為替差損を蒙ってしまったのだった。最悪ともいえるタイミングで、しかも3週間という長い旅行をしちゃったのだ。

169円台は為替相場レートで、現金両替のレートは170円を超えていて、銀行の窓口でため息をついた記憶である。

旅行中はいくぶんか持ち直したものの、それでも150円台から160円台半ばでクレジットカード決済の請求が届いた。

この時の様子を、わかりやすいたとえ話でするならば、クレジットカードで1000ユーロの支払いをしたら、2008年当時は、日本円で17万円支払わなければならないところ、つい最近のレートだと13万ちょっとで済む……4万円も支払い額が少なくて済むということだ。

かくして旅行後、クレジットカードの支払いにはちょっと呆然とした。

そうして、帰国からほどなく起こったのが、あの“リーマン・ショック”と呼ばれる金融危機で、9月末には150円台だったユーロが一か月で120円を切るような急激な円高となった。そして年末には、ドルもまた90円台まで円高になってしまったのである。そんなタイミングで旅行できればとは思うが、予定を崩すことはできないのが旅行なのである。

《歴史のトピックス一覧》
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潤話§尾瀬文月往還[4]尾瀬ヶ原下田代 [尾瀬]

[承前]

龍宮小屋でのコーヒータイムが終われば、後は下田代十字路の弥四郎小屋に向かうばかりである。ここまでで歩いた距離は8km足らず、下田代十字路まで歩けば、おおよそ10km歩くことになる。そして下田代までは30分ほどだ。

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半世紀近く前、下田代十字路の山小屋でアルバイトしていた時、眼の前には下田代の湿原が拡がっていて、それだけでも幸せなことだった、それがこの2、3年というもの、尾瀬ヶ原を西から東でゆっくりと歩く余裕が生まれ、それで上田代の湿原と池塘のおもしろさに惹かれるようになったのである。

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それからすると下田代一帯は木道から見える池塘も少なく、ただの原っぱ感が強いと感じてしまうのだ。

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龍宮小屋から15分で六兵衛堀を渡る。昔はもう少し水量が多くて、イワナが悠々と泳いでいたような気がするが、植物が生い茂るようになって、流れとしてはいささか窮屈になったと感じる。

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そして下田代十字路の弥四郎小屋まであと15分……湿原に咲いているのは、小さなピンクのトキソウや紫のサワランで、尾瀬ヶ原ではこれらが目に立つ花で、下田代にもニッコウキスゲの姿はほとんどなかった。

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気がつけば下田代十字路の山小屋群までもう一息。

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                               [続く]

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