SSブログ

節話§一日一句~七月は藤山直美~ [俳句]

季語は・・・水無月尽

水無月は尽きて 松竹新喜劇

【去年の今日】愉話§オペラの引っ越し公演
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

依話§取り寄せ度高め [日常]

外出度が相変わらず低調で、日々のスーパーマーケット通い以外に買い物をするといえば、2週間に一度、車でショッピングセンターに出かけるくらいのものでしかない。

さすがに、それだけでは事足りるわけでもないので、ネット通販での取り寄せに頼る度合いが上がる昨今である。

ショッピングセンターに行ったものの、お目当ての商品が見つからず、それゆえに同じショップのネットページで見つけて取り寄せることになるのだ。

送料無料もあれば、しっかり送料を取られるところもあるが、どれも必要な物だから払うことに躊躇することはない……時に冷蔵クール便を頼む時は、追加の冷蔵料金に驚きはするが。

大雑把だが、通販取り寄せするにも決め事があって、店頭で売られているものまで通販は利用しないということだ。そうでもしなければ、限度なく通販に頼って、結果として街中の店舗を圧迫することになってしまう。なので、それだけは避けたいのである。

そのあたりの使い分けをうまいことコントロールしての取り寄せをしているつもりだ。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

精話§昨今は素人であっても [尾瀬]

映像サイトが賑わっている。視聴回数の稼ぎ頭は、猫や犬などの動物もの、赤ちゃんのあれこれ、それに交通ものといったあたりか。

チャンネル登録数が数十万とか百万超えもいたりして、ユーチューバーなる動画映像を配信して金を稼ぐ人たちがいるようで、視聴回数に応じて収入を得られるとのことだが、1視聴0.1円……1万回視聴して1000円なのだ。

そうして配信されている動画映像が何ともきれいだったりする。最近はカメラの性能も上がって、ハイビジョンどころか4Kでも録画できてしまう。

ちなみに今持っているデジタルカメラも4Kで動画が撮影できるのだ。下は尾瀬に行った時にiPad miniのハイビジョンで撮影したもの。

搭載している32GBのメモリーカードだったら、1時間15分ほど撮影可能で、4Kの一番上の設定なら35分撮影できるという優れもので、これだけの質で動画撮影ができるなら、何も言うことはない。

そうして巷では、写真や動画を撮影する人がたくさんいて、突然の事故であれ、おもしろ動画であれ、それらが公開されることで、貴重な報道の一つとして扱われるのである……今年のピュリツァー賞特別賞を受けたのは、アメリカのミネアポリスで、ジョージ・フロイドの首を膝で押さえつけて死に至らしめたデレク・ショービン被告を撮影した女性である。

《尾瀬のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

節話§一日一句~平日午後のこと~ [俳句]

季語は・・・昼寝

昼寝覚 我が境遇の 有難さ

【去年の今日】寄話§久々に新宿末廣亭へ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

呟話§一言つぶやき~政治家を甘やかすのは~ [つぶやき]

とにかく政治家の勝手かつ無責任な発言や行動が目に余るようになって……

……それもこれも、不祥事を起こした政治家であっても、相も変わらず票を投じる有権者にも大きな責任があるのは当然のことで、いい加減に政治家を甘やかすのも、ここまでにしませんかと、そうしないとわれわれ日本人自体が破滅へと向かうのではないかと強く憂うのである。

《つぶやきのトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

転話§朝之山の行く末 [相撲]

緊急事態宣言下であるにもかかわらず、大関朝之山がスポーツ紙記者と会食を重ねていたことが発覚し、六場所(丸一年)出場停止の処分が下されたのは2週間ほど前のことである。

一緒に“遊び回っていた”スポーツ紙記者は諭旨解雇処分となった。

一年前には小結も務めた阿炎のキャバクラ通いが発覚して三場所出場停止の処分が下されたのに、自分だけは大丈夫と遊びを繰り返していたその発想はどこからくるのだろうかと、それあたりは理解できるものではない。

2年前には幕内優勝を果たし、昨年七月場所には大関に昇進。恵まれた体躯に、がっぷりと四つに組んでの取り口を見て、これはもう横綱になるのも時間の問題だろうと見立てていたが、何ともはやな期待外れに終わりそうだ。

一年の出場停止となると、幕下のさらに下、三段目まで番付が落ちることは必定で、仮にもせよ元の位置に順調に復帰しようと奮起しても、さらに一年合わせて2年……30歳に近づくことになる。

高砂部屋の環境がそうであるのかどうか、常に稽古量不足を指摘されているので、休場している間に心を入れ替えて稽古に邁進できるかどうかが、この先の朝之山の行く末を決めることになるだろう。

最後に、昨年末定年退職して高砂から錦島に名跡変更して再雇用にあった、元大関朝潮は、私的外出禁止期間に朝乃山や付け人の力士を近くの飲食店に連れ出したり、知人と複数回会食をしていたことで、相撲協会を退職した。

《相撲のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

旨話§麻婆豆腐の魔性 [麻婆豆腐]

何くれとなく“麻婆豆腐”が好きである。挽肉と豆腐を辛い調味料で炒め煮にしたものだが、これがすこぶるうまい。ビールのアテとしても抜群に合うし、最後はそのままご飯にかけて締めるのもまた佳き哉。

初めて食べた麻婆豆腐とはいつのことであったのか、記憶をたどってみるのだが、微かに見えてくるのは、大学時代に池袋駅地下街のフードコートらしきところで食べたB級感満載の麻婆丼ではなかっただろうか。

いずれにしても、中華料理屋で初めて麻婆豆腐を食べたのがいつだったか、まったく思い出すことができない。そう考えると、自分と麻婆豆腐の関係が明確になったのがいつだったのかがわからないまま。

最近はもっぱら同居人が作ってくれる麻婆豆腐をおいしくいただいていて、それは同居人も認めるとおりで“正統派とは違う”のだが、それを云々していたらキリはない。

何より我が家の麻婆豆腐は、片栗粉でとろみをつけない。とろみをつけずとも、十分に麻婆豆腐としての存在感はあるし、晩ご飯で食べ切れないので、翌日の昼ご飯にいただく時に、なまじなとろみは必要ないのである。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

宴話§外食もごぶさたで [日常]

コロナウイルス感染拡大から一年半近くが過ぎた。どんどん外食頻度の減る状況が続いている。

今は、おおよそ一週間おきに一度、車で我が家からちょっと離れたショッピングセンターまで買い物に行くついでにランチを食べに立ち寄るくらいだ。

そしてもう、晩ご飯はすっかり家で食べるばかり……ワクチン接種したのが夕方だったので、その時は外食にしたけれど、こうした状況下にあるので、酒を呑んでの食事もできずだった。

外食をしていないというわけではないけれど、何となく散発的でもあるし、満たされし外食とはまったく感じられないのである。

自分たちも何がなしな不満は感じるが、何よりも外食を生業にしている人たちが経済的に立ちゆかない状況から早急な脱却ができるよう希望するのだ。

個人的には、月に一度か二度の、酒を呑みつつの外食は、時折の和みタイムとして貴重なものだが、本当にたまにでよろしい。

最後に付け加えておくならば、家で食事することに何の不満もないのは言うまでもないことである。

《私事のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

節話§一日一句~箸遣い覚束ず~ [俳句]

季語は・・・葛切

こわごわと するり葛切 すくいかね

【去年の今日】週話§土曜恬淡~6月最終土曜日~

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

週話§日曜粛々~直下型地震?~ [地震]

2週間ほど前の夕方17時半ちょっと前のこと、ドン!と床が軽く突き上げられるような一撃があった。それから少し間をおいて、今度はグラリである。

ちょっと震源が近そうだと感じて、テレビの地震速報を待ったが、なかなか出てこない。テレビのニュースキャスターも「……赤坂でも揺れを感じたのですが、発表がありませんね」と釈然としない表情で様子を伝えていた。

けっこう待たされて地震速報(とは言えないような)が出たが、想像どおりで震源は神奈川県東部だという。

後で緯度と経度を頼りにあたってみた推定震源地が下の地図にあるように、溝の口の近辺と思われる。震源の深さは約130kmほど。

↓震源までの直線距離は20km足らず
toiu.jpg

発表が遅れたのは震源の深さもあったのかどうか、ただ深かったということで、けっこう広い範囲で揺れを感じたようだ。

我が家では、最初のドン!で“おお!”っと構えたが、次のグラリで様子見となり、地震速報の発表を待ったのである。

我々日本人の多くが地震慣れしていると言われればそれまでだが、震度2か3くらいだと塩梅をつけると、結論が出たかのように感じる。それよりも少し震度が強いならば、その先に対して身構えたりはするのだけれど。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

節話§一日一句~賑わうビアガルテン~ [俳句]

季語は・・・ビール

マスジョッキ干す ミュンヘンはビール刻(どき)

【去年の今日】街話§神保巷塵[76]キッチン南海閉店三日前
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

時話§菖蒲華~七十二候~夏至 [七十二候]

夏至の次候“菖蒲華(あやめはなさく)”である。

夏至も次候となった。北上を続けていた太陽は一転して、冬至へと向かって南下が始まっている。少しずつ少しずつ日没時刻が早まっていって、8月の終わり頃には17時台も近い。

そういえば、オーストリアを旅行した時の夏至の日、イギリス人夫婦と会話している中で「今日は“夏至”ですね」と話題を振ったら「夏至……ああ、明日からは日が短くなっていくのか」と、残念そうな表情を見せた時に、北ヨーロッパの人たちの発想の一端らしきものを垣間見た気がしたのだった。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

週話§土曜粛々~おや? 6月終了?~ [日常]

今だ、コロナウイルスの収束が明確に見出せないまま、2021年も半年が過ぎていってしまう……無為の時は、本当に過ぎるのが速い。

我が身は、一週間前に一回目のワクチン接種を受けた。二回目の接種は再来週である。二回目が接種されれば、ひとまずは安心だと思いたいが、先々にどのような状況が待ち受けているものか。

週の半ばを過ぎれば文月七月。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

顧話§今日の歴史~三部作の1曲目~ [ストラヴィンスキー]

1910年6月25日、ストラヴィンスキーのバレエ『火の鳥』が初演。

ストラヴィンスキーは10曲ものバレエ音楽を作曲した。その中にあって三大バレエ音楽と呼ばれる『火の鳥』(1910年)、『ペトルーシュカ』(1911年)、そして『春の祭典』(1913年)の三曲で『火の鳥』が一番最初に作曲されたのである。

3作目の『春の祭典』がアヴァンギャルドの極致だったのに比べれば『火の鳥』はむしろ後期ロマン主義的で、耳に聴きやすい音楽だったと言えよう。

個人的にはハルサイよりも後に聴いたので“何だ、まともな音楽も書けるんじゃないか”などと生意気なことを考えたりもした。

そして毎度のことながら“版”の問題がある。ストラヴィンスキーは1911年版に始まって、1919年版、1945年版とある。相変わらずズボラなので、いきなり聴いて何年版であるとわかるわけではない。

ちなみに我が家にある『火の鳥』は1枚だけで“1910年原典版”と呼ばれているものである。

《歴史のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

護話§長靴の歳月 [尾瀬]

長靴を履く頻度はそれほど多いわけではないと、記憶をたどってみると……最初は保育園の行き帰りに履いていたと思われる。当時、昭和三十年代は、道のコンディションもいいところばかりではなかったので、長靴は必須なのだった。

ひょっとしたら小学校低学年の頃も状況に応じて履いていたと思うが、十代になるのを境に履かなくなってしまったのではと思われる。

その次、我が人生で一番履きまくったのは大学の4年間、尾瀬の山小屋でのアルバイト時代なのだった。山小屋で外仕事する時は、常に長靴を履いての作業だった。

ちょっとした山に登って、鎌を使って笹を刈って登山道を整備するのにも、長靴をさっと履いて出動していたのだ。

そういえば、ゴールデンウィークの小屋開けの時、山小屋の人と一緒に雪道を歩いた時も、我は登山靴だったのに彼らは長靴でひょいひょいと登っていくのだが、ブカブカなように見えて、思っている以上に機能的なのだった。

というわけで、一生分を4年で履きまくった長靴のその後だが、世間がよほどの豪雨の時に外出する必要がある時とか、豪雪地帯の多摩丘陵に住んでいるがゆえ、大雪に見舞われた外出とか、雪かきする時のために常に臨戦態勢にあって待機している。

《私事のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

節話§一日一句~そして間もなく半世紀~ [俳句]

季語は・・・夏野

故郷(ふるさと)を 離れ老いける我 夏野

【去年の今日】街話§神保巷塵[74]スヰートポーヅ閉店
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

蕃話§トマト~甘いか酸っぱいか~ [トマト]

普通にうまいトマトがなかなか見つからない。宅配野菜にも入ってくるが、なぜかわわからねど、トマトの味がしなくて頭を抱えてしまっている日々。

普段使いのスーパーマーケットのトマトコーナーに行って、うまそうと思しきトマトを物色するが、なかなか見つからない。

いつぞや、フルーツトマトなるけっこう値段の張る一品を見つけて、試しと買ってみた。うまいことはうまいが、名前どおりのフルーツトマトで、品はよく、甘味もあるという類なのだった。

昔ながらの露地栽培で、夏の太陽を浴びて噎せ返るような匂いの、かぶりつけば酸味が口の中に満たされる……そんなトマトは時代遅れなのだろうか。そうして、昔ながらのトマトが姿を消したと考えられるのはいつ頃で、いかなる理由があってのことなのかと思う。

「いや、探せば必ずある。見つからないのは、見つけ方が足りないからだ」という声が聞こえてこないでもないが、見つからないものは見つからない。

ネットで“昔ながらのトマト”と検索してみれば、あんなのやこんなのが出てきて、ないわけでないことはわかったが、お取り寄せしようかとまでは、考えないのである。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

悼話§寺内タケシさん(エレキギター) [追悼]

寺内タケシを初めて聴いたのは小学校の3年か4年の頃。アメリカからは、ザ・ベンチャーズが来日したり、イギリスではザ・ビートルズの人気が高まりつつある時代だった。

世に言う“エレキギター・ブーム”の立役者の一人として、華麗なギターテクニックを武器に、ベートーヴェンの交響曲第5番や津軽じょんがら節の編曲物でファンを沸かせたのである。

寺内タケシに触発されて“グループサウンズ・ブーム”が始まったと言っても過言ではないが、彼自身はインストゥルメンタルに重点を置いていたのでグループサウンズとは微妙な立ち位置にあったような気がする。享年八十二

合掌

《追悼のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

節話§一日一句~喉が渇いて渇いて~ [俳句]

季語は・・・夏の宿

着く早々 ビール大瓶 夏の宿

【去年の今日】狡話§日常に生きていない人々
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

藺話§畳はないのです~本当にごめんなさい~ [日常]

今住んでいるマンションに和室はない。入居する時に簡単なリフォームをして、一部屋あった和室もコルク床貼りにして、洋室に変えてしまった。

畳が嫌いなわけでないのはもちろんのことで、畳の部屋を残しておくことも考えないではなかったが、メンテナンスあれこれを考えて結局は木床にしたのである。

畳があればなあと思うのは、特に冬の時期で、あの……その……炬燵願望があるからなのだ。そんなDNAが残っているからがゆえか、季節が近づくと何やらのカタログで“こたつセット”を前に考え込むのが年中行事のようなものなのだ。

いや、木床だって炬燵を置けばいいではないかと言われそうだが、そこまでやってしまうことについては、心の端っこに何やら引っかかるものがあって長いこと手を出せないままなのである。

そうして時折、郵便箱に畳屋さんからのチラシが入ってきていて、それを眺めながら、毎度毎度申し訳ない気持ちで一杯になってしまう。

《日常のトピックス一覧》
タグ: 生活 日常
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

異話§他の国を知っているか [海外旅行]

我々は、日本以外の他国――例えば、アメリカ、中国、ドイツとか――について、どれほど知っているだろう。

直接その地を旅行するのでなかったら、様々なメディアを通じて得られる情報でしか知りようはない。そうしたことで、一つの国の在り様を判断することになるのだ。

翻って、彼の国の人間たちが日本という国をどれほど知っているのかといえば、それはもう残念ながらというレベルでしかない。日本のメディアは口を開けば、日本の漫画やアニメが欧米で持て囃されていると喧伝するが、実際に話をすると、若い世代であっても漫画やアニメについて話してくるようなことはない。

絶賛されまくっている和食にしても、彼の国の人間から云々されたような記憶はほとんどない。一度だけイギリス人から“出汁”について質問されたことはあったが、まあ一通りのことを伝えただけである。

唯一と言っていいと思われるのは、シカゴに住んでいたアメリカ人女性で、何度も来日したことがあり、いくつかの事象についてはけっこう知識を持ち合わせていた。歌舞伎の話を振ってきた時は、歌舞伎を観始めて数年ほどでしかなかったが、何とか対応することができた。そんな時、我々のほうから間違った情報を伝えないようにと気を遣うのはもちろんのことだ。

世の中には、様々なバイアスをかけて他国に対する偏見や悪意に満ち満ちた情報を伝えるばかりか、徒に“日本いちばん!”を吹聴したがる輩も少なくなく、そうした態度こそ厳に慎むべきものなのである。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

節話§一日一句~花と実の色対比~ [俳句]

季語は・・・茄子の花

茄子の花 仏頂面の 主張かな

【去年の今日】麵話§スパゲッティ・ナポリタン
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

演話§歌舞伎役者の年齢~長寿とはいえ~ [歌舞伎]

現在大看板といわれる歌舞伎立役は4人。彼らとて既に齢八十に近くて……

松本白鸚……七十八歳[1942年8月19日生まれ]
尾上菊五郎……七十八歳[1942年10月2日生まれ]
片岡仁左衛門……七十七歳[1944年3月14日生まれ]
中村吉右衛門……七十七歳[1944年5月22日生まれ]

……という並びとなり、今年が歌舞伎鑑賞歴やっと20年の我が身にしてみれば、観始めた頃の彼らが脂の乗った五十代後半だったことに気がつく。だが既にして、こんな年齢になっていたことに驚かされる。しかも吉右衛門は、3月末に心臓発作で倒れて入院。七月大歌舞伎に出演の予定だったが、残念ながら休演が発表された。しっかり養生して復帰を果たしてもらいたい。

こうした大看板が重しとなり、若手が成長して看板役者へと、順調な世代交代が行われるのが理想だが、そうなるべきであった十八代目中村勘三郎は、2012年に57歳で、十代目坂東三津五郎は、2015年に59歳で逝去したのだ。さらに十二代目市川團十郎は2013年に66歳で逝去している。

IMG_6593.JPG

彼ら3人の死で、立役の層は一気に薄く頼りないものになってしまい、ここ数年というものは、松本幸四郎、市川猿之助、中村勘九郎といった花形役者の成長をひたすらに待ち望む状況なのだ。

我々のように2001年から観始めた人間にすれば、ある意味で、幸せな時代であったと言っていいかもしれず、その頂点とも言えるのが、2005年2月に観た、人間国宝5人の『野崎村』で、芝翫77歳、雀右衛門85歳、鴈治郎74歳、富十郎76歳、田之助73歳……合わせれば三百八十五歳、平均年齢77歳というしかも年齢を超越した恐るべき舞台だったが、こうして年齢を重ね合わせてみれば、上の立役4人も、そうした年齢にあることに気がついたのだった。

歌舞伎とは、役者の生きていく様をまざまざと見るようだ。

《歌舞伎のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

過話§備忘録的な何か~2021年6月22日付~ [コロナウイルス]

6月19日……1回目のコロナウイルス・ワクチン接種を受けた。

18時~18時30分という遅めの予約枠が取れていて、17時半過ぎには会場階下の待合室へ。およそ20人ほどの高齢者(65~74歳)が椅子に座って移動待ち。スマホやタブレットをいじっているのは自分一人というのも年齢層のゆえであろうか。

時間が来たので、接種会場に向かう。そこで待機しつつ書類の確認。係員が妙に馬鹿丁寧なのは要介護世代相手だからなのだろう。書類を確認したら、順番に医師の予診を受け、3つある接種ブースの前で順番を待つ。

スムーズに進んだのか接種を受けたのは17時57分。ワクチン注射担当の女性から「ちょっとだけチクっとしますね」と言われたとおりで、あっという間に接種完了。

↓接種されたのはBIONTEH & Pfizerのワクチン
img440 - コピー.jpg

接種ブース横の経過観察スペースに座り、15分様子を見て放免。出口で次回2回目(3週間後)の予約と予診票をもらう。

風呂に入ってもいいと言われたが、シャワーだけで済ませて夕食。呑み過ぎなければ飲酒もOKらしいけれど、念の為お休肝日にして、ノンアルコールビールでそそくさと食事。

副反応としてあるあるな肩の筋肉痛は就寝中に始まったようで、翌朝4時半頃に目覚めたら痛みが……ただ、じっとしていれば感じない程度。

さらに接種から2日後の朝……接種から36時間経過、前日は動かすと感じた接種したあたりの筋肉痛はほぼ解消し、触れて軽く押すと痛みがある程度。それ以外に発熱等の副反応はまったくなし。2回目もこうであってほしい。

《日常のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

節話§一日一句~仕事滞り~ [俳句]

季語は・・・夏至

校閲の 手を休めたり 今日の夏至

【去年の今日】週話§日曜恬淡~お休肝日情報~
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

時話§乃東枯~七十二候~夏至 [七十二候]

夏至の初候“乃東枯(なつかれくさかる)”である。

夏至が来た。一年のうちで太陽は一番高いところを進んで行く。南中時の角度は78度……ほどんど真上にあるのではと思わせる高さである。そして暑さの夏だ。

じっと座っているだけでも汗ばんでくる。エアコンのお出ましを仰がなくてはならずだが、それもできるだけ抑制はするのだが、就寝の間については、やむを得ず動かしている。そうしないと眠れないのは必定である。

人間、気温が少しくらい低めのほうがよく睡眠が取れることは言うまでもなく、健康のためには必要なことと言い聞かせてエアコンの世話になるのだ。

6月半ばから10月半ば頃まで、その間の電気料金は一番に高くなってしまうのである。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

顧話§今日の歴史~光秀と信長~ [歴史]

1582年6月21日、本能寺の変。

“たられば”が禁物であることを承知で、もしも織田信長が本能寺において明智光秀に討たれることがなかったら、彼は天下を平定できただろうかと考えてみる。

そして、天下を取ることはできたかもしれないが、敵を作りやすいタイプであるのは間違いなく、そうした中で足を引っ張られてしまったような気はしないでもない。

強圧的に支配するならば、しっぺ返しも大きいものがあると承知する必要はあるだろう。

どこかの国の首相のように、官僚を一喝して自分の考えを通すようなことを続けていては、人望がなくなるのも当然のことで。まずもって他者の言葉に耳を傾ける度量は必須であるのは言うまでもない。

《歴史のトピックス一覧》
タグ:歴史 日本 政治
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

節話§一日一句~刷り立てのインク~ [俳句]

季語は・・・明早し

朝刊は ドアのポストに 明早し

【去年の今日】週話§土曜恬淡~明日は六月下旬~
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog