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節話§一日一句~絹漉しが好み~ [俳句]

季語は・・・冷奴

冷奴 六十路我が身の 胃の腑かな

【去年の今日】週話§日曜恬淡~七月最終日曜日~
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旨話§食通でもグルメでも・・・・・・ [B級グルメ]

何かおいしいものでも食べに行きませんか?……という欲求があまりない。もちろん、まずいものよりはうまいものを食べたいと思うのは当然のこと。だが“うまいものを食べに行こう”という衝動は希薄になってきている。

それは三十代より四十代、五十代、六十代と歳を重ねるうちに、いよいよのこととなったようだ。

四十代に入った頃から、健啖とは縁遠くなっていって、何より量を食べられなくなった。だからコース料理の類だと、どれほどの量なのかがわからず、それゆえにアラカルトのほうが安心して注文できてしまう。

アラカルトとはいっても、既に“西洋料理”については既に除外されているようなもので、外での食事といえば、天麩羅定食だったり、とんかつにご飯と味噌汁が付いてというもの、後は居酒屋であったりビアバーで、小皿をつまみながらがせいぜいだから、有名グルメの店などはるか彼方の話である。

↓写真はイメージです
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そりゃあもちろん、じぶんなりに“これはうまい、これはまずい”といった好き嫌いのの基準らしきものは持ち合わせているつもりだが、仮に何ちゃらレストランに行って料理を出されても、それがうまいのかどうかわかるとは思えない。

食べる量そのものが減っているので、おいしいものを少しだけ食べられればそれでよしなのだ。

《B級グルメのトピックス一覧》

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潤話§尾瀬文月往還[5]弥四郎小屋にて [尾瀬]

[承前]

下田代十字路の弥四郎小屋に着いたのは15時20分。途中、龍宮小屋に寄って長いコーヒータイムをしたので、歩行時間正味は約3時間半……まあまあの所要だろうか。

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弥四郎小屋に泊まるのは、ちょうど50年ぶり3度目。尾瀬で最初に泊まったのも弥四郎小屋で、1968年のことである。

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案内された部屋は、本館から20mほど離れた別館で尾瀬ヶ原が真正面に望めるのだった。この日の客は7組10名ということで、本館の部屋は使わずで済ませたようだ。

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食事中の飲酒は自粛につき、風呂に入った後、部屋呑みで疲労回復の1本をば。

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そして夕食のメインはとんかつ。噂には聞いていたが弥四郎小屋のとんかつはうまい。肉厚ではないしジューシーさも不足しているが、なまじ街場で食べるとんかつよりも満足できた……これで酒が呑めればなお佳しだったが。

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そして夕焼けを愛で、朝霧を愛で、これまた充実した朝食を済ませれば、尾瀬沼に向かって出発だが、ここはやはりモーニングコーヒーを1杯である。

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弥四郎小屋には“コーヒースポット(COFFEESPOT)”なる、尾瀬ヶ原を望む喫茶スペースがあって、それはかつて尾瀬小屋でアルバイトしていた最初の年にオープンして、当時は下田代十字路の山小屋で働いていた人間どもの溜まり場なのだった。

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コーヒーをいただいて弥四郎小屋を後にしたのは7時頃。苦手な段小屋坂の登りに向かうのである。
                               [続く]

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