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節話§一日一句~締まった辛口~ [俳句]

季語は・・・泡盛

泡盛や 炭酸水の 手強くて

【去年の今日】不話§中古品を売買する
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時話§温風至~七十二候~小暑 [七十二候]

小暑の初候“温風至(あつかぜいたる)”である。

小学校から高校にかけて、夏休みの始まりは7月21日からと決まっていた。そして特に小学校時代は今頃になると何となく教室全体が落ち着きを失ったように感じられた。

クラス40人全員が心ここにあらずであるかのように、2週間後の夏休みのことしか考えない様子がありありだったのだ。

6月の終わりには、恒例で学校のプール開きがあったが、なぜか梅雨寒の日がちで、6月から7月はじめあたりにプールに入ったことはない。

プールで泳いでいい水温が決められていて、担当の教師が水温計をプールに入れて、何度以下だと中止と知らせたのだ。休みの時は、プールの出入口に赤旗を、開ける時は白旗を掲げていたと記憶している。

数十年前、梅雨明けは7月半ばあたりが多く、夏休みが始まらないと本格的なプール・シーズンとはならなかったのだ。

《七十二候のトピックス一覧》
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訂話§校正と校閲 [私事]

生業としていたのは、校正とか校閲とかいった、そんな仕事である。

校正と校閲は同じように思っている人も多いだろうが別物で、校正のほうはある意味単純に誤字や誤植を見つけて修正すること。校閲はそれに加えて、内容のチェックも含まれる。例えば、小説の中で登場人物の名前が、最初は高橋だったのが、後になって高木になってしまっていたりとか……そんな、事実関係の誤りをチェックするのが校閲の仕事だ。

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そんな、笑えない“悲喜こもごも”なあれこれを特集したのが、先月発売された本の雑誌7月号【笑って許して誤植ザ・ワールド】で、内容については省略するが、笑いながら背筋が涼しくなるような話ばかりだったのである。

かつて、活字を拾ったり、写植を手打ちしていたりしていた時代の誤植と、パソコン、ワープロを使うようになってからの誤植とは表れ方がかなり違うように感じてならない。

かつての手作業の時代は、拾い間違えたり、打ち間違えたりだったのだが、編集者が作成した文字データのそのままを書籍化するようになってからは、編集者のミスがそのまま反映されてしまう。特に多いと思われるのが、単純な変換ミスの類である。

始未が悪いことに、打ち手が誤変換に気がつかないままだったら、誤変換で同じ単語がいくつも登場することになってしまう。かつて手打ちの写植時代は、編集者の原稿ミスを写植オペレーターが見つけてさり気なく直してくれたこともあったが、今はそれもできない。

そんな現場から離れた今となっては、綱渡りの日々が懐かしい……わけなどないだろう。

追記:一か所だけ、誤字を意図的に忍ばせておいたが、見つけられるかな。

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