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節話§一日一句~寝苦しい夜~ [俳句]

季語は・・・夏掛け

夏掛けを 落とす夜明けの 寝相かな

【去年の今日】週話§日曜恬淡~テレビ欄を眺めれば~
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時話§蓮始開~七十二候~小暑 [七十二候]

小暑の次候“蓮始開(はすはじめてひらく)”である。

じわじわ容赦なく暑い。

身に着けているものは、既に6月はじめから我が家で“ワンツースリー”と言い慣わしている、パンツ&ハーフパンツ&Tシャツの三点セットである。外出する時は靴の中に隠れる“スニーカーソックス”をはく。

10月半ばまでのおよそ4か月ちょっとは、何ともお気楽な姿で生活を営んでいるのだ。長いズボンをはくのは、都心に用事があって出かける時くらい。

当然ながら、冬とは格段に洗濯物の量が違う。冬の洗濯物の量は、今時の倍以上ではないかと思うのである。

量が多いのに、太陽光線の弱い時期だから乾くスピードも遅い。今の時期なら、冬の洗濯物はあっという間に乾いてくれるのだが、世の中は、それほど甘くなどないのだ。

《七十二候のトピックス一覧》
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誤話§小説を読み返してみたら・・・・・・ [記憶]

トーマス・マンが書いた『ブッデンブローク家の人びと』は、岩波文庫でも上中下の3巻という大部である。

初めて読んだのは、三十代に入ってからではなかったかと記憶しているが、実に難儀して読みつつ、あれやこれや感じ入ったこともまた事実で、北ドイツの一家族の興亡を興味深く読んだ。

数年前だったか、何を思ったのか、ふとした弾みに読み返そうとして、読み始めたら、最初に読んだ時と、二度目とでは、まったく別の小説を読んでいるのではというくらい、ストーリーを覚えていないというか、ストーリーが全然違っていることに愕然とした。

さすがにここまでひどい読み方をしていたのかと、我が身の呆れ返るばかりな愚かさを呪うしかない。

ただ、読み始めればおもしろいものだから、結局は最後まで読み切ったのはご愛嬌である。

こんな間抜けな読者を相手にしなくてはならないのだから、小説を書く人たちも大変だなあと同情するしかないが、それにしてもここまでストーリーが変わっているというのもまたどういうことだったのだろうと、改めて首を傾げるばかり。

『魔の山』という、同じくトーマス・マンが書いた長編小説があるけれど、さすがにこいつをもう一度読み返す気力はない。そもそも読んでいる途中でどうにも歯の立たない登場人物二人の問答が延々と続いているのに辟易してその部分を大きくすっ飛ばしてしまったのだった。

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