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愉話§一日一句~まあ、そんな境遇~ [俳句]

季語は・・・弥生尽

職業欄 “無職”と記(しる)し 弥生尽

【去年の今日】豚話§上とんかつなるもの
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異話§雷乃発声~七十二候~春分 [七十二候]

春分の末候“雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)”である。

3月の終わりが、ちょうど春分の末候となった。

大気は不安定で、多摩丘陵の頂の一角にある我が家のあたりは、この季節になると強めの風が吹くようになる。

洗濯物は乾きが早くなってくれるのはありがたいけれど、あまり動じることの少ない我が身でも、何となく気分が揺れると感じてしまう。

そんな天気模様が5月一杯くらいまでは続くだろうか……そんな風が吹き止んだら、とたんに梅雨の季節というのが我が家周辺の春から初夏への風景である。

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春話§そして弥生三月が尽き・・・・・・ [日常]

3月も最終日。既に桜の盛りは過ぎてしまい、4月は散るばかり。ちょっと前にも書いたけれど、自分の小学校の入学式(60年以上前の4月上旬)の時は真っ盛りの桜の下で写真を撮ってもらったのだが。

そうして“めでたく”上京五十周年を迎えることとなった。半世紀前の自分は、自らの先々がどうなるものか、まったく徒手空拳、闇の中を手さぐりで進む……というよりも、進むこともままならないような膠着状態にあったような記憶である。

予備校に進んだのだが、相変わらず受験勉強に対する方向性も見い出せず、空回りするような思いで講義に出席し、とりあえず手だけは動かしていたとしか覚えていない。

だから、中学時代にはいくばくか持っていた自信のようなものは、高校に入る頃にはすっかり消え失せて……そんな状況がここまで続いてしまっていたのだ。

50年前の3月の終わり、一人暮らしを始めた代々木の三畳間下宿で、東京に出てきたと快哉を叫びつつ、先のことなどはまるで見通せない自分にもまた気がついていたのである。

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