SSブログ

愉話§一日一句~豆腐たっぷり~ [俳句]

季語は・・・(いて)返る

凍返る夜は スンドゥブチゲ熱し

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2022年3月7日付~
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

光話§坊主頭~無意味な校則~ [教育]

中学に入った時は髪の毛に関する規定は存在していなかった。ただ、我々が入学したのと同時に校長が変わって、男子は坊主頭にさせるのではないかと噂が飛び交ったが、そうなることなく3年に進級した。

ところが、3年になった年の1年生が坊主頭にさせられたのである。校長が校則を変えてしまったのだ。

今でもそうだが、坊主頭にする校則など何の意味もない、ナンセンスな校則だと思っていたのが、我々はお目こぼしされ新入生が坊主という、身勝手な校長の振る舞いに怒りを覚えたのである。

というわけで、そんなある日、機会を見つけて校長室に直談判に出向いた。自分一人で考えてのことで、30分くらい校長と話をしたのではないかと記憶しているが、校長から明確な回答はなく、何だかのらりくらりな物言いに終始……昔ながらの発想でしかないことに失望したのだった。

まあ、最初から管理ありきみたいな態度で校長をしていた人だから、何か深い思想を基にしてというわけでないことはわかりきっていたことなのだが。

というわけで、今思い出しても“頭ごなし”みたいな姿勢でしか仕事ができない、無能で教育者と呼べるはずなどない残念な人物だったと思っている。

《日常のトピックス一覧》
タグ:私事 日常 教育
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

惜話§ノイマイヤー&ハンブルク・バレエ [バレエ]

84歳になったジョン・ノイマイヤーが、2024年にハンブルク・バレエの芸術監督を退くにあたって、最後の日本公演である。2016年、2018年と観たプログラム『ジョン・ノイマイヤーの世界』と、内容はほぼ同じだが、いくつか微調整されての上演。

103415e5-0de4-4127-b75f-63d1f23c6779hamburg.jpg

【ジョン・ノイマイヤーの世界-Edition 2023-第一部】

『キャンディード序曲』(『バーンスタイン・ダンス』より)

『アイ・ガット・リズム』(『シャル・ウィ・ダンス?』より)

『くるみ割り人形』

『ヴェニスに死す』

『シルヴィア』

『アンナ・カレーニナ』

『椿姫』

『クリスマス・オラトリオⅠ-Ⅵ』

**********************休憩**********************

【ジョン・ノイマイヤーの世界-Edition 2023-第二部】

『ニジンスキー』

『ゴースト・ライト』

『作品100-モーリスのために』

『マーラー:交響曲第3番』



そのほとんどは、過去の2回で観ているのだが、覚えていないものである。そうはいいながらも、群舞の圧倒的な見事さに感銘を受け、シューベルトのピアノ曲を使った『ゴーストライト』の空虚さに端然とさせられる。

『作品100-モーリスのために』は、モーリス・ベジャールとの友情を描いたもので、使われているのは、サイモンとガーファンクルの『オールドフレンド』と『明日に架ける橋』で、彼らS&Gをリアルタイムで聴いている世代の身にとっては、特に『明日に架ける橋』のあまりにもベタな俗っぽさな使い方に戸惑いは隠せないが、それもまたノイマイヤーの素直な感情の発露ということだろう。

俗っぽさと前衛と、ノイマイヤーの醸し出す世界は、巧みにしてかつ、したたかな表現なのだった。

《バレエのトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog