告話§ビッグイシュー451号発売中! [ビッグイシュー]
ビッグイシュー451号は3月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。きかんしゃトーマスが表紙。
表紙&スペシャルインタビュー きかんしゃトーマス
リレーインタビュー 麻生要一郎(料理家)
特集 装いサステナブル
私たちの装いは選択肢が豊かで自由になりました。安価な衣服が街にあふれ、流行にも縛られなくなったからです。反面、服の大量生産・大量廃棄は多大な温室効果ガスを排出するなど、地球環境に悪影響を与えています。
そんな中、注目を集めているのが「エコ」「エシカル」「スロー」ファッションを発展させる「サステナブル・ファッション」です。キノコや食品廃棄物などを活用する「バイオマテリアル」、コンピュータを使って型紙を制作する「コンピューテーショナル・デザイン」、衣服を脱物質化する「バーチャルファッション」など、それは衣服の素材・生産・流通を刷新し、持続可能な世界を目指しています。
「サステナブル・ファッションとは何か」について水野大二郎さん(京都工芸繊維大学教授)に「サステナブル・ファッションのつくり方」についてデザインラボ・Synfluxのみなさんに話を聞きました。
[国際記事]
ソマリア。過去40年で最も深刻な干ばつ。780万人が食糧不安
オーストラリア バンを使った移動診療所。医療格差の解消目指す
[世界短信]
滝田明日香のケニア便り 野生動物獣医になると誓って23年
[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
子供を無理やりに大人化させるもの
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット
ついに日本で「不同意性交罪」の可能性 小川たまか
池内了の市民科学メガネ プラシーボ効果とノーシーボ効果
販売者に会いにゆく 『プロスター・ノヴィ』ヨゼフ
[その他]
《ビッグイシューのトピックス一覧》
表紙&スペシャルインタビュー きかんしゃトーマス
リレーインタビュー 麻生要一郎(料理家)
特集 装いサステナブル
私たちの装いは選択肢が豊かで自由になりました。安価な衣服が街にあふれ、流行にも縛られなくなったからです。反面、服の大量生産・大量廃棄は多大な温室効果ガスを排出するなど、地球環境に悪影響を与えています。
そんな中、注目を集めているのが「エコ」「エシカル」「スロー」ファッションを発展させる「サステナブル・ファッション」です。キノコや食品廃棄物などを活用する「バイオマテリアル」、コンピュータを使って型紙を制作する「コンピューテーショナル・デザイン」、衣服を脱物質化する「バーチャルファッション」など、それは衣服の素材・生産・流通を刷新し、持続可能な世界を目指しています。
「サステナブル・ファッションとは何か」について水野大二郎さん(京都工芸繊維大学教授)に「サステナブル・ファッションのつくり方」についてデザインラボ・Synfluxのみなさんに話を聞きました。
[国際記事]
ソマリア。過去40年で最も深刻な干ばつ。780万人が食糧不安
オーストラリア バンを使った移動診療所。医療格差の解消目指す
[世界短信]
滝田明日香のケニア便り 野生動物獣医になると誓って23年
[連載記事]
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
子供を無理やりに大人化させるもの
コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット
ついに日本で「不同意性交罪」の可能性 小川たまか
池内了の市民科学メガネ プラシーボ効果とノーシーボ効果
販売者に会いにゆく 『プロスター・ノヴィ』ヨゼフ
[その他]
《ビッグイシューのトピックス一覧》
民話§その昔「帰れ!」コールが [フォークソング]
フォークソングがブームになったのは、もう半世紀前のことになっていた。
けっこうな盛り上がりを見せつけたブームだったが、ちょうど実家暮らしで高校に通っていた頃がピークにあたっていて、しがない田舎町であっても、一か月おきくらいに、ヒットメーカーのフォークシンガーたちがやって来てはコンサートが開かれていたのである。
そんなコンサートで、何とも幼稚なやり取りが繰り広げられたことを記憶しているのだが、それは舞台に登場した歌手に向かって、客席の方々から……
帰れ! 帰れ!
……と飛び交っていたのだ。
この意味不明な“挨拶”とも言えぬコールが、どのようにして始まったのか定かではなく、時には「じゃあ、帰る!」と怒って、本当に帰ってしまった歌手もいたと記憶している。
何というか、今にして思えば微妙な“アンビバレンツ”的な空気が存在していて、それが帰れコールとして表出したということなのだろうかと想像するが、実際はさしたる動機などなかったのは間違いなく、とにもかくにも意味不明で不思議な“風物詩”として、訳若布なまま消え去ってしまったのだ。
《昭和のトピックス一覧》
けっこうな盛り上がりを見せつけたブームだったが、ちょうど実家暮らしで高校に通っていた頃がピークにあたっていて、しがない田舎町であっても、一か月おきくらいに、ヒットメーカーのフォークシンガーたちがやって来てはコンサートが開かれていたのである。
そんなコンサートで、何とも幼稚なやり取りが繰り広げられたことを記憶しているのだが、それは舞台に登場した歌手に向かって、客席の方々から……
帰れ! 帰れ!
……と飛び交っていたのだ。
この意味不明な“挨拶”とも言えぬコールが、どのようにして始まったのか定かではなく、時には「じゃあ、帰る!」と怒って、本当に帰ってしまった歌手もいたと記憶している。
何というか、今にして思えば微妙な“アンビバレンツ”的な空気が存在していて、それが帰れコールとして表出したということなのだろうかと想像するが、実際はさしたる動機などなかったのは間違いなく、とにもかくにも意味不明で不思議な“風物詩”として、訳若布なまま消え去ってしまったのだ。
《昭和のトピックス一覧》