異話§蟄虫啓戸~七十二候~啓蟄 [七十二候]
啓蟄の初候“草木萠動(そうもくめばえいずる)”である。
啓蟄が来た。まだまだ寒いが、世間の空気は春である。
我が家の春は真っ白な辛夷(コブシ)の開花に始まる。辛夷さえ咲けば、もうしめたも同然で、外歩きの楽しさを倍加させてくれるのだ。
それから桜が咲くまでにはまだ3週間ほど必要だが、その間に沈丁花があの香りを漂わせてくる。
これまで、そんな自然の営みのスケジュールが狂ったことはなく、辛夷が咲いて、沈丁花が薫って、桜が咲くと決まっていて、そのとおりに進行していくのだ。
日々の最高気温は10度台を超え、寒くなる日はあっても最低気温が氷点下に下がることはない。
気分としては、とても楽ちんなのである。
《七十二候のトピックス一覧》
啓蟄が来た。まだまだ寒いが、世間の空気は春である。
我が家の春は真っ白な辛夷(コブシ)の開花に始まる。辛夷さえ咲けば、もうしめたも同然で、外歩きの楽しさを倍加させてくれるのだ。
それから桜が咲くまでにはまだ3週間ほど必要だが、その間に沈丁花があの香りを漂わせてくる。
これまで、そんな自然の営みのスケジュールが狂ったことはなく、辛夷が咲いて、沈丁花が薫って、桜が咲くと決まっていて、そのとおりに進行していくのだ。
日々の最高気温は10度台を超え、寒くなる日はあっても最低気温が氷点下に下がることはない。
気分としては、とても楽ちんなのである。
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片話§溜まりゆく紙の類 [日常]
さても、紙が溜まる。
読み終わった新聞や雑誌、カタログの類はボックスに入れていって、月一でやって来る古紙交換や団地回収に出すので、うまくサイクルは回ってくれているが、頻繁に届くダイレクトメールやら様々な案内状、領収書などなどの処理が面倒でならない。
それらには宛名や住所といった個人情報が記載されているので、丸めたりしてゴミ出しするわけにもいかない。しがない情報だが、個人情報を流出させていいことはないだろう。
そしてそうした個人情報紙類は備え付けの箱にまとめておいて、何か月かに一度のサイクルでシュレッダーにかけて裁断している。
今使っているシュレッダーはかなり細かくカットされる。いくらなんでも、ここまでカットすれば再現してやろうなどという気も起きないはずで、ついでに言えば、そうまでして再現する価値のあるレベルでもないのは当然だ。
そうしてシュレッダー送りになる書類もあれば、公的機関からの書類などは何年か保存しておく必要があったりするが、それも気がつけば保管引き出しが一杯になったりして、それらを処分するタイミングがまた難しかったりする……というわけで、手をこまねいている書類が山積しそうなのである。
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読み終わった新聞や雑誌、カタログの類はボックスに入れていって、月一でやって来る古紙交換や団地回収に出すので、うまくサイクルは回ってくれているが、頻繁に届くダイレクトメールやら様々な案内状、領収書などなどの処理が面倒でならない。
それらには宛名や住所といった個人情報が記載されているので、丸めたりしてゴミ出しするわけにもいかない。しがない情報だが、個人情報を流出させていいことはないだろう。
そしてそうした個人情報紙類は備え付けの箱にまとめておいて、何か月かに一度のサイクルでシュレッダーにかけて裁断している。
今使っているシュレッダーはかなり細かくカットされる。いくらなんでも、ここまでカットすれば再現してやろうなどという気も起きないはずで、ついでに言えば、そうまでして再現する価値のあるレベルでもないのは当然だ。
そうしてシュレッダー送りになる書類もあれば、公的機関からの書類などは何年か保存しておく必要があったりするが、それも気がつけば保管引き出しが一杯になったりして、それらを処分するタイミングがまた難しかったりする……というわけで、手をこまねいている書類が山積しそうなのである。
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