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暇話§一日一句~後はドロドロ~ [俳句]

季語は・・・霜柱

悪ガキが 踏み荒らしたる 霜柱

【去年の今日】贄話§春の祭典~ストラヴィンスキー~
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顧話§今日の歴史~歌に生き~ [オペラ]

1900年1月14日、プッチーニのオペラ『トスカ』がローマで初演。

オペラを聴き始めて10年ちょっとくらいで、ドイツ・オーストリアの作品にシフトしてしまった。モーツァルト、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスに特化してしまったのである。

そうしてイタリア・オペラから離れることになってしまった。もちろん、旅行中の歌劇場で何かやっていればよほど興味を惹かれない作品でない限り、ヴェルディでもプッチーニでも、観に行くことはやぶさかではないけれど。だが、日本でわざわざ観ることはない。

そもそも、あれもこれもと風呂敷を広げることは苦手で、オペラ以外でも好んで聴く作曲家は限られている。

というわけで『トスカ』だが、けっこうな人気演目であるにもかかわらず、一度も観てはいない。もう一つ『蝶々夫人』も観たことがないが、それは作品の筋が好きではないという理由で、そうして観ないままのオペラがけっこうあるのだ。

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翔話§壽初春大歌舞伎~猿之助の狐忠信~ [歌舞伎]

1月も中旬となり、歌舞伎座まで車を走らせ(感染予防)て、壽初春大歌舞伎第三部を観てきた。お目当ては猿之助が狐忠信を務める『義経千本桜』川連法眼館の場……いわゆる四の切である。

一本目『難有浅草開景清(ありがたやはながたつどうあけのかげきよ)』“岩戸の景清”は、尾上松也を中心に浅草歌舞伎の面々が登場しての賑やかな舞台。

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さて『川連法眼館の場』……人間忠信が花道からの登場、七三での思い入れから歌舞伎座の空気が一変した。そして、絡む役者、義太夫、附け打ち、御簾内と舞台全体が芯の猿之助に向かって、収斂していく様をこの眼で見たようだった。

狐忠信になってからの猿之助の充実が眼を見張るもので、それは一度だけ観た先代猿之助(現・猿翁)の舞台とも、まったく違って見えたようだ。先代は旧来の歌舞伎から“けれん”を前面に押し出して、言わば改革者(先駆者)という存在を自覚していたがゆえの“力み”のようなものが見えていたが、当代猿之助はそうした縛りから解き放たれたかのように、自在に舞台を動き回るのである。

↓鳥屋下のへりに積もっていた桜吹雪を少しだけ
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様々な仕掛けから、幕切れの宙乗りまで、緩むことない舞台を務めたことに感心し、これを初日から千秋楽までやり抜くことは、生半可なことではないと思ったのだ。

↓3階西側通路“想い出の歌舞伎俳優”に吉右衛門が(涙
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