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節話§一日一句~惜しんでも惜しみ切れず~ [俳句]

季語は・・・師走尽

吉右衛門の いない空虚や 師走尽

【去年の今日】子話§2020年ありがとうございました

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時話§雪下出麦~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の末候“雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)”である。

2021年最後の候となった。冬至末候“雪下出麦”という候名は、冬でありながら、既に春を見据えているように感じる。

気は早いが、桜が咲くまで3か月ほど。春は近くなったのだ……厳冬の2月を持ちこたえれば、桜の季節がやって来る。それが過ぎれば新緑の季節だ。

そうして、いつも季節を先取りして考えているが、当然ながら夏も冬も待望することはなく、そんな記述をしたこともない。早く暑い夏が、早く寒い冬が過ぎ去ってくれればと思っているだけである。

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丑話§2021年ありがとうございました [年末年始]

気がつけば、2021年も12月31日大晦日となりにけるかも。

様々なことが……というより、今年もコロナ禍のまま一年が過ぎてしまったようです。来年はもう少し、対コロナ対策が進んでくれればいいなと思いつつ大晦日がやって来ました。

引き続きコロナウイルスに感染しないよう、みなさまも十分に留意していただければと思います、というわけで来年もよろしくお願いします。

みなさま、よい新年をお迎えください。

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節話§一日一句~押し詰まり~ [俳句]

季語は・・・師走

青空や 我は師走の 人なりに

【去年の今日】極話§押しつまる
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詰話§明日は大晦日 [年末年始]

今年も大晦日を迎えようとしている。そして今日で一年365日のうちの364日が終わってしまう。

今年、丸々一年がコロナウイルスに振り回された感がある。政府が強力な措置を講じると、一時は収まった時期があるけれど、手をこまねいていると、次の波がやって来て、対策が後手後手となってしまう……イタチごっこそのものが繰り返される。

たぶん、同じことの繰り返しで、おそらくは三度目のワクチン接種から、さらに効果があってそれが持続する飲み薬が一般に行き渡ってくれなくては、2019年以前の状態に戻ることはできないだろう。

毎年変わらずだが、何ちゃってな年末年始で、既に年越しの準備も、新年を迎える準備も完了している……つもり。

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間話§時間に遅れて来る人の個人的事情 [時間]

ワタクシ、個人的には時間を守るほうだと思っている。まずもって時間に遅れたことはなく、数分前には確実に“その場”に着いている。

そして“必ず”遅れてくる人がいて、その人が言うには「道に迷って……」なのだ。

どうやら“方向音痴”ということが薄々とわかり、その人の行動の流れを考察すれば「この場所に時間どおり着くには、こう行けばいい」と、それはまあ、ごく普通の考え方で、誰もがそう考えると思われる。

……なのだが、その人は“方向音痴”で、道に迷っているうちに時間に遅れてしまうことが常態化しているようだ。

つまり要するに、その人が為すべきことは、道に迷っている時間を加味して臨むことだ、ということである。

ところが、そういう人の多くが、なぜか“時間どおり”に向かうという発想でしか行動していないという……残念な身のほど知らずで動いているのだ。

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節話§一日一句~日記と言えるかどうか~ [俳句]

季語は・・・日記果つ

日記果つ ブログに果ての ありけるか

【去年の今日】梯話§バッハ・コレギウム・ジャパンの第九
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呟話§一言つぶやき~どっこいしょ~ [つぶやき]

我が家の日常で「どっこいしょ」という声が聞こえない日などはなく、……

……それは、歳を取ったからというよりも、何となく口をついて自然に出てくるような気がして、三十代だろうが六十代だろうが、言う時は言うのではないかと思ったことだった。

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飛話§フライング・ブラヴォー考 [クラシック]

特にオーケストラの演奏会で、常識的な聴衆が眉をひそめることに、音楽が終わるや否や叫ばれる“フライング・ブラヴォー”がある。

あたかも「俺が一番!」いや「私が速い」と競っているのではとすら思ってしまう。本人は満足だろうが……一度、叫んだ本人に訊ねてみたいものだ。

個人的には、音楽が終わって残響が消えて一呼吸したところでブラヴォーなり拍手なりをするものだと思っている。ましてや、それまで鳴っていた音楽に感動でもしているのだったら、音楽が終わった瞬間にブラヴォーや拍手などできようはずなどないのではなかろうかというのが、昔から考えていたことなのだが。

だから、瞬速ブラヴォーは音楽に感動などしてはおらず、ひたすら音楽が終わった瞬間を待っているのだとしか思えない。

あるいは“多様性”みたいな理屈を持ち出してくるかもしれないが、そんなものが多様性だと言われたら、多様性に申し訳ないではあるまいか。

いつだったか、フライングブラヴォーを聞いた時、これは美術館に展示されている絵画に、マジックか何かを使って汚すような行為と同じではないかと思ったのだ。音楽の中に不要な雑音を入れ込む……そんな行為なのである。

ありがたいことに、コロナ禍の中で開かれる演奏会はマスク着用で、拍手のみ。さすがにフライング拍手は聞かずに済んでいるようだ。

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節話§一日一句~寒い日の夜には~ [俳句]

季語は・・・燗酒

気まぐれに レンジでチン!と 燗の酒

【去年の今日】走話§流行には乗り遅れがち
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楽話§今年の歌舞伎を回顧する [歌舞伎]

今年も歌舞伎通いがメインの一年となった。出かけた公演は以下のとおりで合わせて18回……淡々と通えたのは、一部あたりの上演時間が休憩を含めて2時間程度で、重めと感じる演目でもさほど負担にならずに済んだのだ。

以下、長ったらしいが今年観た公演である。

【壽 初春大歌舞伎】
[第一部]
壽浅草柱建……松也、他
悪太郎……猿之助

[第二部]
夕霧名残の正月……鴈次郎、扇雀
仮名手本忠臣蔵~祇園一力茶屋の場~……吉右衛門、雀右衛門

↓2013年11月『仮名手本忠臣蔵』歌舞伎座
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【二月大歌舞伎】
[第二部]
於染久松色読販~土手のお六、鬼門の喜兵衛~……仁左衛門&玉三郎
神田祭……仁左衛門&玉三郎

[第三部]
奥州安達原~袖萩祭文~……勘九郎&七之助
連獅子……勘九郎&勘太郎

【三月大歌舞伎】
[第二部]
熊谷陣屋……仁左衛門、歌六
雪暮夜入谷畦道~直侍~……菊五郎&時蔵

【四月大歌舞伎】
[第三部]
桜姫東文章~上の巻~……仁左衛門&玉三郎

【五月大歌舞伎】
[第三部]
八陣守護城~湖水御座船……歌六(吉右衛門休演)
春興鏡獅子~菊之助

【コクーン歌舞伎】
夏祭浪花鑑……勘九郎、七之助

【六月大歌舞伎】
[第二部]
桜姫東文章~下の巻~……仁左衛門&玉三郎

【七月大歌舞伎】
[第一部]
あんまと泥棒……中車、松緑
蜘蛛の絲宿直噺……猿之助、梅玉

【八月花形歌舞伎】
[第一部]
加賀見山再岩藤~岩藤怪異篇~……巳之助(猿之助休演)

[第二部]
真景累ヶ淵~豊志賀の死~……七之助
仇ゆめ……勘九郎&七之助

【九月大歌舞伎】
[第三部]
東海道四谷怪談……仁左衛門&玉三郎

【十月大歌舞伎】
[第一部]
天竺徳兵衛新話~小平次外伝~……猿之助
俄獅子……松也

[第三部]
松竹梅湯島掛額~吉祥院お土砂の場、四ツ木戸火の見櫓の場~……菊五郎
喜撰~六歌仙容彩~……芝翫

【十二月大歌舞伎】
[第一部]
新版伊達の十役……猿之助

[第二部]
男女道成寺
ぢいさんばあさん……勘九郎&菊之助

[第三部]
吉野山~義経千本桜~松緑、七之助
信濃路紅葉鬼揃……玉三郎、松緑、七之助

とうとう吉右衛門が亡くなってしまった。初春大歌舞伎、一力茶屋の由良之助が最後に観た舞台姿だったが、生彩のなさも感じていたのだった。今年、元気だったのは仁左衛門と玉三郎で、2月の於染久松色読販に始まり4月、6月の桜姫、9月の四谷怪談と精力的に舞台に出てくれた。

若手では、猿之助が第一部にせっせと出てくれていた。勘九郎と七之助もコクーン、歌舞伎座と積極的な活動を展開。

吉右衛門の逝去で“大看板”が白鸚、菊五郎、仁左衛門の3人になったことで、先に挙げた猿之助や勘九郎、染五郎などなどの、役者としてより一層の奮起と成長を期待したい。

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盤話§CDは・・・・・・もう [クラシック]

とうとう今年は、クラシックのCDを一枚も買わずだった。多い年だったら10枚とか20枚とか買っていたが、見事に0(ゼロ)である。

今の保有枚数は、正確に数えたことなどないけれど、おおよそ1000枚というところか。多いと思われる人がいるかもしれないが一けた違う。知り合いの中には数万枚を保有している人も何人かいる。

1000枚だってCDラック1台が必要なのだから、そのような人たちがどのように保管しているのかといえば、CDをケースから取り外し、ジャケットや解説書と合わせて写真のような片側が不織布のケースに入れて、CD専用保管箱に入れているのだ。

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当然ながら、そうでもしないと数万枚など保管できるものではない。だが、そうした人たちを見ていると、しばしば“W買い”で、同じCDをしばしば買ってしまっているのである。

まあ、それくらい購入しまくっているから、あまり考えることなく、興味を惹かれたCDが眼についたら手を出してしまうのだろう。さすがに1000枚程度の所有ではW買いをするヘマなど、確かしたことはないはずだし、1000枚すべてを聴いたわけではないことを白状しなくてはならない。

日本もそろそろCDという実物から、ネットでダウンロードする流れに進んでいくはずだ。

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節話§一日一句~来年は四十周年~ [俳句]

季語は・・・年歩む

年歩む 共に夫婦の 老いの日々

【去年の今日】週話§日曜恬淡~今日は第九と忘年会~
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懐話§昭和三十年代~公益質店~ [昭和]

[承前]

何というか、子供心に貧乏だと感じさせられ続けた実家だったが、たぶんおそらく親が質屋に通っていたという記憶はない……子どもに知られないようひそかに通っていたかもしれないが。

小学校への通学路にも質屋が一軒あって、店の入口が見えないように設えられているので、人目をあまり気にせず入れるようになっていた。もちろん、質屋がそういうところなのだと知ったのは後年になってのことである。

そんな質屋だが、生まれ故郷の町には一軒の“公益質店”が存在していた。詳しいことはわからないが、市が経営母体となっていたのだ。他の質店より質草を高い値段で預かっていたのかは知らないが、入口の前には塀が伸びていて“プライバシー”には気を遣っていたようだ。

なぜ、公益質店なんてものがあるのかを知っていたのかというと、小学校の同級生の母親が質店を任されていたのである。シングルマザーだったので、そうした仕事はありがたいことだったに違いない。
                               [続く]

《昭和のトピックス一覧》
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見話§就職面接~何が選考基準なのか~ [私事]

1977年秋、就職活動に奔走していた。文学部専攻だったので、商社や銀行の類などは最初から捨てて、旅行業界とかマスコミのような業界に照準を合わせて臨んだ。

うまいこと最終面接までたどり着いたのは合わせて確か4社だったか。今時の就活は何十社とかエントリーしていたりするが、並行して卒論をまとめなくてはならなかったので、会社訪問と就職試験に臨んだのと合わせても10社あったかどうか。

最終面接までたどり着いて、第一志望だった旅行会社はあえなく不合格。少しだけ期待していた地方新聞も最終面接でアウト。最後に残ったのは自分にとって明らかに不相応としか思えない、ハードルの高い会社なのだったが、あーら不思議……最終面接もクリアして内定をもらったのである。

面接は確か、第一、第二、最終と3回あったと記憶していて、第一次はまあそこそこ残れても、第二次まで残った連中(たぶん数十人)は、その誰もが、最終面接から内定まで持ち込めることができたとは思ってなどいないだろうが、なぜそんな面接をくぐり抜けることができたのか、今でも知りたいと思うのは、面接する側の選考基準なのだ。

面接を受ける側からすれば、質問には誠実に答えつつ、アピールも交えてと試みたわけだが、面接する人たちが何を考えて選んでくれたものか……40年以上経った今でもわからないままでいる。

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節話§一日一句~あっという間に~ [俳句]

季語は・・・年の瀬

年の瀬に 老いの時間を 惜しみけり

【去年の今日】週話§土曜恬淡~今年もあと五日~
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時話§麋角解~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の次候“麋角解(さわしかのつのおちる)”である。

冬が“落ち着いて”きたとでも言えるだろうか。風呂に入るのがありがたく楽しみである。

11月頃から風呂の湯温を42度に設定して入っている。真夏の時期だと39度くらいでさらりと入っているが、9月には40度、10月には41度と上げていく。

我が家の浴槽は冷めやすく、入った最初は少し熱いかなと感じるが、数分もするとちょうどいい温度になってくれるのだ。42度が維持されるのだったらけっこう熱いかもしれない。

巷間の豆知識では湯温42度は少しばかり熱く、40~41度あたりでゆっくりと浸かるのがいいらしい。風呂に入っている時間だが夏場は数分、冬は10分と少しで、ちょうど汗が出始めるくらいで上がってしまう。

本当は20分くらい入るほうが色々といいようだが“烏の行水”の性質ゆえ、10分が限度なのだ。

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週話§日曜粛々~一昨年までは~ [年末年始]

おおよそのおせち料理は宅配野菜業者から届けてもらうことにして、残りの例えばローストビーフとか生ハムなどなどは、新宿のデパ地下まで年末最後の買い出しに行っていた。

去年はコロナ禍で断念したが、今年は感染者数も低めに推移しているので、ちょいと出かけてみようかと考えている。そして一昨年まで買い出しの後は“我が家の忘年会”として、天麩羅屋での夕食で締めたのだ。

合わせてこれが一年の締めくくりだったので、何とかとは考えているが、今だに人込みの中に行くのはためらわれてしまう。

出かけるとしたら、今週の水曜日のつもり。

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節話§一日一句~もう少し熱くしようか~ [俳句]

季語は・・・柚子湯

柚子の湯に いずく背中の 痒みかな

【去年の今日】滋話§殊話§脱原発を阻むもの―マイカテゴリー―
タグ:俳句 柚子湯
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週話§土曜粛々~来週の今日は元旦~ [年末年始]

クリスマスの一週間後が元旦なのであるな。

新年の準備はもう毎年、適当にやっておしまい。玄関ドアにお飾りをぶら下げ、何ちゃって鏡餅を2か所くらいに供ええれば完了。

実家を離れても、律義に“その家の正月”を設えている人もいるだろうが、我が家には既に伝統なるものが失われてしまっていて、本当に最小限の正月を区切ってやるくらいである。

子どもの頃は、単純素朴に正月を楽しみにしていたが、東京で大学を出て、宮仕えを始めた頃には正月気分なるものが失せてしまった。

そうして少しばかり正月気分が戻ってきたのは結婚して以降のこと。せめて元旦くらいは正月らしくと、おせち料理らしきものを並べ、軽く1杯呑んだ後は“実家のレシピ”と思い込んでいるお雑煮をいただくのだ。

我が家の正月はそれくらいで、元旦の午後には正月も終わり、似たような芸人ばかりが顔を出す正月テレビなど見ることもなく、残っているお節を肴にせっせとお酒を呑むのである。

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節話§一日一句~熱々の味噌ラーメン~ [俳句]

季語は・・・暦果つ

ラーメンも 今年最後や 暦果つ

【去年の今日】聖話§クリスマス・・・・・・ですが
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呟話§一言つぶやき~被害者が悪いという~ [つぶやき]

日本だけなのかどうかわからないが世間には“被害者にも責任がある”……

……などと意味不明な非難する風潮があるのは理解できず、口を開けば、隙があったからとか注意不足だとか、被害者の落ち度をあげつらったりしているが、悪いのは全面的に加害者の側であるのだと改めて強く表明しておく。

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麥話§孤独のグルメ~ランチョン~PARTゼロ [ビール]

こんにちは、三鷹頭四郎(みたかしらしろう)です……?

さても、会社OB会の臨時事務仕事が飛び込んできて神保町へ。午後からの2時間半ほどの“激務”を終えれば、世間は冬至前日の暗さ。そして気がつけば“腹が……減った……”
↓孤独のグルメ:Stay Alone

ワタシ三鷹頭四郎は、井之頭五郎とは違って飯の店を探してあてどなく彷徨するようなことはせず、さっさと“いつもの”ランチョンに照準を定めたのである。

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考えるまでもなく、今年初めて(去年3月以来)で今年最後のランチョン通いなわけで、座ったのは変わらぬ2人席。そして注文するのも変わらぬアサヒのマルエフ。

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まずは1年9か月ぶりのマルエフ1杯をぐぐぐ!っとやっつける。うまい!そして久々の“自慢メンチカツ”を注文、ほぼ同時に2杯目もお願いする。

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ほどよく揚がったメンチカツをハフハフしながら2杯目も流し込む。かつて月に2回くらいは通っていた店だったのに、2020年は3月18日、今年は3日前の2年に2回なのだった。

……などと嘆いていてもしかたがない。2杯流し込んだが、もう1杯くらいよかろうと、チェコのピルスナーウルケルを3杯目に。

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ガツン!と苦みのきいたピルスナーを呑むと、マルエフがおしとやかとさえ思われてしまう。というわけで、3杯でごちそうさま。かつて軽々と5杯を呑み干してケロっとしていたが、今はもう無理することなく3杯で打ち止めにして、四代目に「また来年」でお勘定。地下鉄の駅に向かうのだった。

……以上、三鷹頭四郎でした。

《神保町のトピックス一覧》
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節話§一日一句~徹夜で机に~ [俳句]

季語は・・・山眠る

山眠る 受験勉強 佳境なり

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2020年12月23日付~
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顧話§今日の歴史~ベトコンと呼ばれて~ [ベートーヴェン]

1806年12月23日、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲初演。

初めて実演を聴いたヴァイオリン協奏曲がこれだった。独奏は黒沼ユリ子、群馬交響楽団の演奏である。それまで一度も聴いたことがなかったので、さすがに第3楽章は長いと感じた。

後年になって、ベートーヴェンにしてはいささか緩い音楽を書いたものだと感じたのは、ブラームスやチャイコフスキー、シベリウスあたりの作品などと比べてのこと。

クラシック好きの間では、曲名を省略して言うことが日常化していて、これは“ベトコン”と呼ばれている。メンデルスゾーンだったら“メンコン”だし、チャイコフスキーだったら“チャイコン”となる。

中には“タコ5”というわけのわからないのがあるが、これはショスタコーヴィチの交響曲第5番。シベリウスの交響曲第2番は……“シベ2”という具合なのだ。

《歴史のトピックス一覧》
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辛話§歌舞伎の行く末 [歌舞伎]

歌舞伎は今、大きな谷間の時期を迎えているようだ……それは、2010年4月30日に行われた旧歌舞伎座の閉場に始まっていたような気がする。

2001年に始まった我が歌舞伎鑑賞歴のピークは“さよなら歌舞伎座”と銘打たれた一連の公演にあったのではなかっただろうか。

翌年10月には七代目中村芝翫、2012年2月には四代目中村雀右衛門が逝去。ここまでは年齢のとおりの順番だからと思っていたが、この年の12月には、十八代目中村勘三郎が、2013年2月に十二代目市川團十郎が新しい歌舞伎座の開場を待たずに逝ってしまった。

そして、新開場には間に合ったものの、2015年2月に十代目坂東三津五郎が逝去。勘三郎、團十郎、三津五郎と立役3人がいなくなってしまったのだ。

↓ここに吉右衛門が加わる無念さよ
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五十代の二人と働き盛り六十代の死は、一気に立役の層を薄くして、残ったのは白鸚、菊五郎、仁左衛門、吉右衛門の4人……と思ったところで、先月終わりに病癒えぬまま吉右衛門が逝去。七十代半ばを過ぎて、既に無理のきかない彼らの後に続くのは30歳年齢が下の世代なのである。

56歳の八代目芝翫を筆頭に、幸四郎、松緑、猿之助、勘九郎といった面々が次世代の立役として芯になっていくだろうが、大看板と“若手”の間を繋ぐ存在が欠落してしまって、その穴が埋まらない。いかに勘三郎、三津五郎の早い死が打撃になっているか。

個人的には、この先10年の歌舞伎界は若酒が熟成するのを待つことになる。

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時話§乃東生~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の初候“乃東生(なつかれくさしょうず)”である。

冬至である。どん詰まりである。そして太陽は夏至に向かって北上を開始した。少しずつ夕方が明るくなっていくのが目に見えてわかるのがうれしい。

寒さの底はこの先の、年明けて1月から2月だが、元旦に初日の出を見ると何がなし暖かさのようなものを感じて、春近しを感じてしまうのだ。そして元旦の夕暮れは、年末12月より少しばかり遅くなって、明るさが残るようになってきてくれる。

冬至が好きなのは、そんな楽しみをもたらしてくれるところなのだ。

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観話§歌舞伎座で座る席は [歌舞伎]

まだ経済的に少しばかり余裕のあった宮仕え時代、歌舞伎座で座る席は1階後ろか2階東の二人席、どちらも二等席だった。一等席ほど近くはないが、舞台全体を把握することができたし、花道も見通すことができた。

そんなちょっと幸せ贅沢な観劇が定年退職まで15年ほど続いた後、さすがに経済的余裕はなくなったので、3階席と決めてチケットを買うようになり、数年が経って既に定席ができている。

記憶だと3階席から花道はほとんど見えなかったと思うのだが、新装歌舞伎座は、3階席から七三まで見下ろすことができるので、格別の不満はない。もちろん。助六の出端は揚幕から七三の手前であれこれやるから、長いこと待ちぼうけを喰わされるのはしかたがないこと。

経済的な理由と、歌舞伎座通いのバランスをとった結果が、3階席なのだ。

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節話§一日一句~肩寄せ合って~ [俳句]

季語は・・・日向ぼこ

ちんまりと 老夫婦をり 日向ぼこ

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2020年12月21日付~
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