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吟話§一日一句~宮仕え踏ん張る~ [俳句]

季語は・・・残暑

通勤や マスクの奥の 残暑かな

【去年の今日】週話§土曜諸相~シリアルの季節~
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転話§蒙霧升降~七十二候~立秋 [七十二候]

立秋の末候“蒙霧升降(ふかききりまとう)”である。

立秋に入って10日。順調に残暑の日々である。

日常に特別な何かをしているわけではないけれど、特にこの半年ほどの時の流れの速さを見てると、手のつけようがないと感じてしまう。コロナウイルスについての警告が発せられたのは2月のことで、そこからの半年はあまりにもあっという間に過ぎていってしまって、季節を味わうなどという悠長なことなど余裕すらなかったようだ。

それこそ、季節の一つ二つをすっ飛ばしてしまったのではないかと……そんな感じがするくらいで、今が8月だという実感がほとんどない。

3月からつい先週まで歌舞伎座に行くこともなかったし、クラシックの演奏会に行くこともできなかった。おそらくこの先も、こんな感じの日常が続くことであろう。

ポスト・コロナウイルスの生き方が盛んに報じられたりしたが、そのあたり今だに実感することができずにいるのは、まだまだこれまでどおりの生活が可能なのだ、といった思いが身体の中に残っているからなのは間違いない。

《七十二候のトピックス一覧》
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楽話§夏休みは河原遊び [日常]

実家にいた頃の夏休みはのんびりしたものだった。小学生や高校生の時は、ほぼ毎日のように学校のプールに行って泳いでいた。小学校2年あたりから泳げるようになったので病みつきになってしまったようだ。

さらに週に一度か二度は、自転車で川遊びに出かけていた。町の南に利根川支流のそこそこの川が流れ、通っていた中学校のすぐ横には、小ぶりの川が流れていた。プールで充足していたので、わざわざ泳ぐわけではなかった。

夏休みの直前になると市の教育委員会からの川遊びに関する克明な注意書が学校を通じて配られる。それには、流れが速いポイントや、深い淵の場所が記載されていて、注意喚起していたのである。

だから泳いだりする川遊びよりは、もっぱら河原遊びをしていた。浅めの淵に生息している水生動物を観察したり、平らな石を探して拾っては水切りで遊んだり、たいしたことをしていたわけではなかったが、何だかんだ2時間くらいの暇つぶしにはなっていたのだ。

それにしても、気温30度を超える炎天下の午後に、自転車に乗ってふらふら遊びまわるなど能天気なほどに元気だったことを思い出す六十代である。

《日常のトピックス一覧》
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