転話§蒙霧升降~七十二候~立秋 [七十二候]
立秋の末候“蒙霧升降(ふかききりまとう)”である。
立秋に入って10日。順調に残暑の日々である。
日常に特別な何かをしているわけではないけれど、特にこの半年ほどの時の流れの速さを見てると、手のつけようがないと感じてしまう。コロナウイルスについての警告が発せられたのは2月のことで、そこからの半年はあまりにもあっという間に過ぎていってしまって、季節を味わうなどという悠長なことなど余裕すらなかったようだ。
それこそ、季節の一つ二つをすっ飛ばしてしまったのではないかと……そんな感じがするくらいで、今が8月だという実感がほとんどない。
3月からつい先週まで歌舞伎座に行くこともなかったし、クラシックの演奏会に行くこともできなかった。おそらくこの先も、こんな感じの日常が続くことであろう。
ポスト・コロナウイルスの生き方が盛んに報じられたりしたが、そのあたり今だに実感することができずにいるのは、まだまだこれまでどおりの生活が可能なのだ、といった思いが身体の中に残っているからなのは間違いない。
《七十二候のトピックス一覧》
立秋に入って10日。順調に残暑の日々である。
日常に特別な何かをしているわけではないけれど、特にこの半年ほどの時の流れの速さを見てると、手のつけようがないと感じてしまう。コロナウイルスについての警告が発せられたのは2月のことで、そこからの半年はあまりにもあっという間に過ぎていってしまって、季節を味わうなどという悠長なことなど余裕すらなかったようだ。
それこそ、季節の一つ二つをすっ飛ばしてしまったのではないかと……そんな感じがするくらいで、今が8月だという実感がほとんどない。
3月からつい先週まで歌舞伎座に行くこともなかったし、クラシックの演奏会に行くこともできなかった。おそらくこの先も、こんな感じの日常が続くことであろう。
ポスト・コロナウイルスの生き方が盛んに報じられたりしたが、そのあたり今だに実感することができずにいるのは、まだまだこれまでどおりの生活が可能なのだ、といった思いが身体の中に残っているからなのは間違いない。
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