週話§土曜恬淡~ソ連のクーデター~ [歴史]
1991年だから29年前の今頃は、ミュンヘンからバイロイト音楽祭初詣に向かう頃合いだった。
ホテルの部屋でテレビを見ていると、ニュースが“ソ連で何かが起きたらしい”と報じているのはわかったが、詳細まではわからずじまいのまま、その日の午後にはバイロイト到着。
色々と報道をすり合わせると、どうやらクーデターが起きたようだったが、軟禁されていたゴルバチョフ大統領はこの日に解放され、後に大統領となるエリツィンが、クーデターは失敗したと勝利宣言を行ったのである。
かくして東欧圏の社会主義体制は終焉。世界も安定化へと進んでくれるかという期待は大きかったが、また別の要素に取って代わられ、相変わらず世界秩序は不安定であり続けているのだ。
《日常のトピックス一覧》
ホテルの部屋でテレビを見ていると、ニュースが“ソ連で何かが起きたらしい”と報じているのはわかったが、詳細まではわからずじまいのまま、その日の午後にはバイロイト到着。
色々と報道をすり合わせると、どうやらクーデターが起きたようだったが、軟禁されていたゴルバチョフ大統領はこの日に解放され、後に大統領となるエリツィンが、クーデターは失敗したと勝利宣言を行ったのである。
かくして東欧圏の社会主義体制は終焉。世界も安定化へと進んでくれるかという期待は大きかったが、また別の要素に取って代わられ、相変わらず世界秩序は不安定であり続けているのだ。
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