週話§日曜恬淡~定食屋もあらまほし~ [日常]
下宿生活をしていた大学生時代は、日々を自炊生活で食い繋いでいた。外食と呼べるものは昼食を学食でという程度である。
当然ながら就職したら自炊などという余裕などなく、朝は食べずに会社へ。昼夜は会社近くの店での外食ばかりになってしまった。
仕事が早上がりした時は、最寄駅まで戻って、商店街の中にある定食屋での晩飯が定番となる。
冷奴などつまみつまみ、注文したビールの大瓶を呑みながら待つのは、他愛のない定食類で、ハムエッグ定食だったり豚の生姜焼き定食、あるいは刺身定食みたいなものだった。
就職した当時は、酒よりも食い気のほう優先だったが、今にして思うなら、居酒屋遣いに気がつくべきだったのだ。この手の定食屋が出す総菜類は、言うまでもなく“イコール酒肴”なわけで、定食屋を居酒屋代わりに長っ尻をして、最後の最後に定食で締めるということができるとは、長じていっぱしの酒呑みに成長して以降思い知ったことである。
そんな今、我が家近くに一軒の定食屋でもあってくれればなあと思うのだ。
《日常のトピックス一覧》
当然ながら就職したら自炊などという余裕などなく、朝は食べずに会社へ。昼夜は会社近くの店での外食ばかりになってしまった。
仕事が早上がりした時は、最寄駅まで戻って、商店街の中にある定食屋での晩飯が定番となる。
冷奴などつまみつまみ、注文したビールの大瓶を呑みながら待つのは、他愛のない定食類で、ハムエッグ定食だったり豚の生姜焼き定食、あるいは刺身定食みたいなものだった。
就職した当時は、酒よりも食い気のほう優先だったが、今にして思うなら、居酒屋遣いに気がつくべきだったのだ。この手の定食屋が出す総菜類は、言うまでもなく“イコール酒肴”なわけで、定食屋を居酒屋代わりに長っ尻をして、最後の最後に定食で締めるということができるとは、長じていっぱしの酒呑みに成長して以降思い知ったことである。
そんな今、我が家近くに一軒の定食屋でもあってくれればなあと思うのだ。
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