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連話§ワタシの酒肴[156]魚肉ソーセージ [酒肴]

[承前]

ソーセージを食べた初めては“魚肉ソーセージ”だった。わかる人にはわかるが、ピンクに着色した柔かい蒲鉾だと思えばいい。だが、めでたいことにそいつを本物のソーセージだと疑いもなく思い込んでいたのだ。

高校は給食がなかったので弁当を作ってもらっていたが、おかずの定番のひとつが“魚ソ”の醤油炒めだったりした。なので、豚肉由来のソーセージを食べたのは東京に出てきて以降のことになる。

なので、40年以上のいうもの魚ソとは縁のないままだったが、ちょっと気になる存在なのは、いつだったかネットで酒のつまみを眺めている時に、魚ソを山葵で食べるというのを見て、これは一度は試してみたいと思ったのだ。

要するに“板わさ”と似たようなものだと思えばいいのだが、読んで以降、なかなかチャンスに恵まれていない……まずかろうはずなどはないことも、わかっている。

というわけで未体験のこの酒肴については、年内には忘れず試してみたい。
                               [続く]

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連話§ワタシの酒肴[154]ソーセージ [酒肴]

[承前]

ドイツやオーストリアを旅行するから、さぞやソーセージを食べているのではと思われるかもしれないが、2週間旅行するとしても食べるのはせいぜい一回くらいで、一度も食べずに旅行を終えることも珍しくはない。

嫌いなわけではなく、むしろ焼きソーセージは大好物なのだが……オーストリア・アルプスの中には、気楽に食べさせてくれるソーセージ・スタンドのようなものが存在していなかったりする。

それが街中であったら、ちょっと小腹が空いた時にでも気軽に食べられるスタンドがあって、丸パンに挟んで2オイロ(約250円)は何ともありがたい。

というわけで、ビアホールに行っても肉の塊を食べる気は毛頭なく、ゆえにレバーケーゼだったり、小ぶりなニュルンベルガーの6本も食べれば十分だが、その程度であってもヨーロッパの加工肉のうまさは、さすが歴史の賜物だと感じさせてくれる。餃子&ビールと同様、ソーセージ&ビールもまた。

考えてみれば、初めて口にしたソーセージは、ピンク色した魚肉ソーセージで、長いことそれをソーセージだと思っていたのだからおめでたいものだ。そして記憶をたどって、豚肉の正しいソーセージを初めて食べたのがいつのことか思い出そうとしたが、記憶の沼の深みに沈んで浮かんできてくれぬ。
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連話§ワタシの酒肴[153]枝豆と健康 [酒肴]

[承前]

10月に入ったあたりで、我が家近くのスーパーマーケットに生の枝豆の入荷は終わってしまったので、引き続き冷凍枝豆にチェンジした。

何ゆえ、そうまでして枝豆にこだわるのかと問われれば、我が身の健康維持のためと答えたい。

野菜の中でも、食物繊維の含有量は半端なく多く、それゆえに腸内環境を整える作用もあるわけで、日々の安定した“お通じ”が保証されるのである。

しかも酒の肴として、毎日食べても食べ飽きることはないので、ありがたい食べる薬のようなものなのだ。

週4日の“飲酒日”では、午後に入ったところで、冷凍庫に保存してある枝豆を取り出し、100gほどを室温で自然解凍してやる。3時間で解凍完了。

鮮度こそ生枝豆にはかなわないが、十分に酒の肴として楽しめるし、何より翌日のトイレが約束されるという、まさに一石二鳥の酒肴なのである。それにしても、食べながらこれほどに身体に効果が顕著な食品は、ワタシ的には枝豆が筆頭である。

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連話§ワタシの酒肴[152]酒肴はほどほどに [酒肴]

[承前]

家呑みの量はこのところ、缶ビール1本と日本酒二合換算で変わらぬ推移を見せている……なお、呑んでいる缶ビールは350mlである。

呑みながらいただく酒肴の量がずいぶんと減ったようだ。もう少し前であれば、4品くらいを前に悠々と平らげていたように思うのだが。もう最近は、冷奴や湯豆腐も、小パックの豆腐にしてもらって、それで事足りてしまう。夏場の枝豆を茹でる時、このところ1袋では多いと感じて、半分を茹でることになった。およそ125gというところ。

どうしても締めにご飯を食べて収めたい古いタイプの人間なので、その腹の余裕を残そうとすると、最近は酒肴の量が減ってしまう。マーケットで気まぐれに鶏の唐揚げを買ってくることもあるが、一人3個か4個も食べると、腹が塞がるようになった。

もう、動けなくなるほど腹一杯になるまで食ったなどとは、いつのだったのかと記憶をたどっても、少なくとも六十代に入ってこのかたあったとは思えない。

食べれば食べられるのは、昼にカレーを食べる時のご飯の量が200~250gをクリアしていることで、食欲減退とは無関係なことはわかるだろう。要は、コントロールする年齢なのである。
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連話§ワタシの酒肴[151]枝豆の蒸し焼き [酒肴]

[承前]

去年あたりまでは、枝豆を茹でるのに鍋一杯の湯を沸かしていたが、去年の枝豆シーズンの終わり頃、同居人から「こういうやり方がある」と教えられたのが、フライパンを使っての“蒸し焼き”である。

枝豆をフライパンに平らに敷き、莢が被る程度――コップ1杯くらいか――の水を入れ、一つまみの塩をまぶし、蓋をして4分ほど茹で蒸し焼きにするのだ。

メリットは多くて、何より使う水が少ないので、時間が大幅に短縮できる。それに一つまみ程度であっても、塩味がしっかりついてくれる。これまでの茹で方だと、1リットルの水に塩40gというのがセオリーだったりしたが、フライパン蒸し焼きだと5gも使っていないのではないか……その程度でも十分なのである。

ただし、下ごしらえは必要で、枝豆は莢の両端をちょいと切ってやるほうが塩味がつきやすい。ゆえに、それくらいの手間はかけてやろう。

最後に、タイミングによっては茹で湯がすっかり蒸発してくれることもあるので、網も必要ないから、後片付けもフライパン本体を蓋を洗うだけで済んでしまうから、これはもう試す価値は十分にあると思うのだが。
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蕃話§トマトの卵炒め [酒肴]

我が家では“トマたま”と呼び習わしている、シンプルでおいしいトマトの卵炒めである。たぶん中華料理。

そもそもだが、何とも不思議なことに我が家にやって来る宅配野菜のトマトが、なぜかおいしくなくて、手を加えることで何とか食べられるという……はなはだ不本意な経緯もあったりするが、それで食べられるようになったのだから僥倖であろう。

味つけは塩と胡椒のみ。まあ、それ以外の調味料が必要とは思えない。材料の卵は、宅配野菜のオプションとして毎週6個届いてくれるが、老夫婦二人なら、週に卵6個で十分。トマたまを作るには、そのうち3個ほどを使う。

ゆえに、トマトと卵が揃っていることが当然ながら必須なわけで、作るのはおおよそ週の前半ということになる。

あっさりとした味つけということもあるだろうが、酒の肴には合うけれど、ご飯のおかずにはなってくれないのが、唯一残念なことなのだ。

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連話§ワタシの酒肴[150]回鍋肉 [酒肴]

[承前]

初めて回鍋肉(ホイコーロー)を食べたのはいつだったのかと、記憶を辿ってみたが、ひょっとして日本の中華料理屋ではなく、フランクフルト空港レストラン街にあった中國酒家ではなかったかと。1990年代のことだから、四半世紀前で、それ以前に日本国内で食べていなかったのは間違いなさそうだ。

中國酒家は、ドイツの町場の中華料理屋よりもはるかに真っ当な料理を出してくれたので何回か利用して重宝させてもらった。

何が珍しかったかといえば、餃子を出してくれたことである。残念ながら焼き餃子ではなく蒸し餃子だったが、これまたけっこううまかったのである。

それで回鍋肉である。中身はいずこの店と変わらず、キャベツにピーマン、それにやや硬めのドイツの豚肉というもの。我々東洋人は甘い味付けをした料理を普通に食べるが、欧米人がこいつを注文するかどうかはわからない。

でまあ、一週間の間にすっかりドイツの食べ物に食傷した我々は、甜面醬で味付けされたキャベツに感涙する思いで口にしていたように記憶している。そして、なぜかビールにも合ってしまうという不思議。
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連話§ワタシの酒肴[149]焼き空豆の馥郁 [酒肴]

[承前]

10日ほど前、久々に焼き空豆を作った。莢のままの空豆を10本ほどをグリルに放り込んで弱火で10分蒸し焼きにするだけである。

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鍋に湯を沸かす手間も必要なく、焼く時間だけ決めておいて、時間になれば出来上がりという寸法なのだ。これほど頭を使わない……料理とも言いようのない台所仕事があるだろうか(いや、ない

熱湯で茹でると、蚕豆が内包している旨味が湯の中に出てしまうわけで、それからすれば、莢の中に封じ込められてじっくり蒸し焼きされるから、旨味も封じ込められている……はずだ。

というわけで、焼き上がったら莢を剥かなくてはならないのだが、これがどうも熱い。アチチチと呟きながら莢から出てきたのは、ほんの20粒ちょっとと、小皿にちょこんとでしかなく、本体と中身の乖離は激しいものがある。

かくして、我が身の水分のみで蒸しあげられた一粒を口に運ぶなら、熱湯で茹でられた時には水っぽかった空豆が、馥郁と凝縮した風味をもって、その旨味を堪能させてくれるのだ。

追記:空豆だが“蚕豆”とか“天豆”とも表記する。
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連話§ワタシの酒肴[148]キャベツのガリバタ [酒肴]

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昨今は……というほど目新しい類ではないが、材料を用意した後は、レトルトの調味料を混ぜ混ぜして一丁上がりなお手軽で重宝なあれこれがあって、本当にありがたい。

そんな中の一つがキャベツのガリバタ炒めなるものである。材料はキャベツと豚肉。こいつらを適当に切って炒めたところに、ガリバタ調味料を入れて混ぜ合わせれば出来上がりなのだ。

なお、蛇足ながら“ガリバタ”とはガーリック&バターの略で、言われなくても料理における最強の調味料の組み合わせではありませんか。

これがあなた、酒にも飯にもメチャ合ってしまうのですよ。そして気がつけば、こんもりと皿に盛られたキャベツと豚肉は、あああぁっという間に、どこぞへと消えてなくなってしまうのであります。

簡単であるからと、ゆめゆめ侮ってはいけない。世の中には手間をかけずとも、おいしい食べ物はいくらでも存在するということなのですよ。
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連話§ワタシの酒肴[147]塩昆布サーモン [酒肴]

[承前]

ネットで話題になっていた“塩昆布サーモン”を、どれどれと試しに作ってみた。

サーモンの刺身を買ってきて、それと塩昆布を適当に合わせるだけである。

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材料はこれだけ。20分もすれば食べられるようになるが、数時間ほど冷蔵庫に置いておいたのを、夕食の酒の肴として出してみたのだ。

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もう少し漬け込んでもいいかなとは思ったが“イクラのような濃いうま味”とまでは行かずで、やはり丸一日くらいは漬け込んでおかないと、そこまで濃厚にはなってくれなさそうな気がする。

胡麻油や辣油をかけてもいいと書いてはあったが、そこまで油々させようとは思わず、ただし山葵を添えてみたのは正解だったと思う。

これ……酒肴としては上々ではないだろうか。
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連話§ワタシの酒肴[146]にんにくマジック [酒肴]

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子どもの頃、父親ににんにくを生噛りさせられたことがあった。それからしばらくは、にんにくが苦手で遠ざかっていたが、大学に入るあたりから、苦にならなくなった。

たぶん、スライスにんにくがふんだんに入ったスパゲッティ・ペペロンチーノを食べたのがきっかけではなかったか。

何かというとにんにくを使う我が家である。例えば豚の生姜焼きにも、にんにくのスライスをトッピングしたり、何でもござれなのだ。

焼肉屋に行けば、丸ごとにんにくのホイル焼きとか胡麻油焼き、焼き鳥屋であれば、串に刺した丸ごとにんにくが、いい酒の肴になってくれる。

強い成分を含有しているにんにくは、大学に通っていて風邪を引いた時などおろしにんにくとおろし生姜、それに刻み葱を入れた味噌汁を飲んで睡眠を十分にとって治したこともあった。

これで臭いさえなければと思いながら、それでも思わず食べてしまうのが、にんにくなのである。
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連話§ワタシの酒肴[145]コンビーフポテト [酒肴]

[承前]

N社で作っている定番コンビーフの缶の開け方が変わるというニュースを読んだ。通称“枕缶”と呼ばれていて、ゼンマイを巻くように開ける方法から缶の底を手ではがす体裁になるようだ。

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ということでコンビーフだが、偏食だった子どもの頃でも食べられた加工肉製品で、大人になっても好きであることに変わりはない。そして、いい酒の肴になるのである。

コンビーフとじゃがいもを薄めの銀杏切りにして炒め合わせ、塩胡椒するだけだが、これがビールにばっちり……残ったらご飯のおかずにしてもよろしい。

実は、コンビーフの仲間に“ニューコンビーフ”なるものがあって、値段はコンビーフより安い。牛肉以外の肉を混ぜ物として加工しているからだが、進学するのに上京した下宿先で自炊するのに、乏しい仕送りではコンビーフを買うことなどとんでもなく、ニューコンビーフでごまかすしかなかった。今は何とかコンビーフをいただいているのだが。

それにしても、あの巻き取り式はなかなかに厄介な開け方だった。今時の若い世代だったら、どう開けようかと見当もつかないのではないだろうか……そういえば、缶入り飲料がプルタブ(ステイオンタブ)になる以前は、添付のオープナーで穴を開けていたが、飲むための穴と空気抜きの穴と2か所開ける必要があったなどと知っているのは、まさに昭和世代くらいなものだ。
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連話§ワタシの酒肴[144]ローストビーフ [酒肴]

[承前]

以前も書いたような気はするが“ローストビーフ”である。以前は、お得な切り落としを出している店で、年に複数回買って楽しんでいたが、このところはすっかり正月料理の仲間入りをしてしまった。

店が添付してくれるグレイビーソースとホースラディッシュは、要らないと断って、もっぱら我が家では山葵醤油一本やりである。それが、ビールとか日本酒には明らかに合ってくれる。

西洋料理にもかかわらず、むしろ和風に触れてくる……そんな様子を楽しんでいるのだ。

そういえば昔、六本木のはずれのドイツ料理の店で、神戸牛の生肉を叩いてユッケ風にしたものを山葵醤油で和えてサンドイッチとして出してくれたのを食べたが、何というか超絶に絶品だったという記憶である。
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連話§ワタシの酒肴[143]数の子ポリポリ [酒肴]

[承前]

数十年前の北関東どん詰まりのあたりでは、まだまだ輸送流通が進んでいたわけではなく、特に海産物類の種類も限られていた。

正月食品の中の数の子にしても、鮮魚店に並ぶことはあったが、我が家では数の子は正月料理としては認知されていなかったし、存在すらしていなかったのだ。

小学生の頃に読んだ漫画の中に、登場人物が数の子を食べる場面があって、数の子を食べる音が“ポリポリ”と書かれていたのである。それで何を勘違いしたのか“数の子=煎餅のようなもの”と思い込んでしまったのである。

数の子を口にしたのは結婚して以降のことで、海鮮物好きの同居人が、お節の一品として出してくれたことで、ようやく“ポリポリ”の音が何であるか判明したのだった。

正月限定の肴として楽しませてもらっているわけだが、我が家ではもっぱら醤油漬けで、軽く鰹節をふりかけ、山葵をちょっと添えていただいている。
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連話§ワタシの酒肴[142]ビールは揚げ物 [酒肴]

[承前]

ビールに合うつまみは何かと問われるなら、一も二もなく“揚げ物!”と声をあげるだろう。揚げ物全般……何でもござれ!である。

焼き餃子が揚げ物かどうか、判断はお任せするが、これとて揚げ物認定して差し支えなどないと思う。

↓生ビールに餃子は最強のコンビだぜ!
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そして、何が揚げ物をしてビールのつまみ一推しであるのかといえば、言うまでもなく“衣のサクサク感”であるのは間違いない。揚がったばかりの、焼き餃子、あるいは鶏の唐揚げ、あるいはフライや天麩羅などなど、ビールが進むべく運命づけられているとしか思えないのだ。

↓神保町ランチョンの自慢メンチカツも好物だったりする
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そのリストにフライドポテトを加えることについては何の躊躇もない。そうして揚げ立てのあれこれがない時、熱々とかではなけれど、ポテトチップスでもあれば、ビールの時間が幸せになってくれること疑いようがないこと。

そんな揚げ物の中に、もう一つ“最強”と呼ばれるべき存在があるとは……

ハムカツ

……である。昨今のハムカツだが、分厚いハムカツはハムカツとは呼べないのだ。1cmなどとは論外論外。高級なハムを使ってのハムカツもまた失格である。チョップドハムとか呼ばれている、昔ながらの廉価なハムを使って、ハム自体の厚さも5ミリを超えてはいけない。

つまり微かにハムらしい味はするが、これはもう既にパン粉の衣を味わうとでも言うべきものだが、これが正しいハムカツなのだが、昨今の市販ハムカツの厚いことよ……それは本当に嘆かわしく、スーパーの揚げ物コーナーで厚さにげんなりして回れ右をすること幾たびか。
                               [続く]

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