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連話§ワタシの酒肴[151]枝豆の蒸し焼き [酒肴]

[承前]

去年あたりまでは、枝豆を茹でるのに鍋一杯の湯を沸かしていたが、去年の枝豆シーズンの終わり頃、同居人から「こういうやり方がある」と教えられたのが、フライパンを使っての“蒸し焼き”である。

枝豆をフライパンに平らに敷き、莢が被る程度――コップ1杯くらいか――の水を入れ、一つまみの塩をまぶし、蓋をして4分ほど茹で蒸し焼きにするのだ。

メリットは多くて、何より使う水が少ないので、時間が大幅に短縮できる。それに一つまみ程度であっても、塩味がしっかりついてくれる。これまでの茹で方だと、1リットルの水に塩40gというのがセオリーだったりしたが、フライパン蒸し焼きだと5gも使っていないのではないか……その程度でも十分なのである。

ただし、下ごしらえは必要で、枝豆は莢の両端をちょいと切ってやるほうが塩味がつきやすい。ゆえに、それくらいの手間はかけてやろう。

最後に、タイミングによっては茹で湯がすっかり蒸発してくれることもあるので、網も必要ないから、後片付けもフライパン本体を蓋を洗うだけで済んでしまうから、これはもう試す価値は十分にあると思うのだが。
                               [続く]

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