行話§蚯蚓出~七十二候~立夏 [七十二候]
立夏の次候“蚯蚓出(みみずいずる)”である。
順調に夏への階段を上がっている。日の出は4時半に近づき、日没は18時半に近づいた。
日の出の遅い冬の間は、目が覚めてもまだ世間は真っ暗だが、4月上旬を過ぎる頃から眼を開けると、カーテンの隙間が明るくて、そんな季節になったことを否応もなく意識させられる。
雪融けが早かった尾瀬だが、おそらく尾瀬ヶ原の雪も順調に消えて、水芭蕉がフライングで咲き出しているかもしれない……下界は初夏に突入したが、尾瀬はようやく春の声が聞こえてきた。
《七十二候のトピックス一覧》
順調に夏への階段を上がっている。日の出は4時半に近づき、日没は18時半に近づいた。
日の出の遅い冬の間は、目が覚めてもまだ世間は真っ暗だが、4月上旬を過ぎる頃から眼を開けると、カーテンの隙間が明るくて、そんな季節になったことを否応もなく意識させられる。
雪融けが早かった尾瀬だが、おそらく尾瀬ヶ原の雪も順調に消えて、水芭蕉がフライングで咲き出しているかもしれない……下界は初夏に突入したが、尾瀬はようやく春の声が聞こえてきた。
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苛話§うなされて~夢~ [夢]
あまり夢を見るほうではないかもしれない。一週間に一回程度ではないか。たぶん、眠りが深く、よく眠れていると思われるから、まんざらなことではないだろうか。
そうはいっても夢を見ないわけではなく、睡眠が浅くなるタイミングで、リアルな夢にさいなまれた……先月終わり頃のことである。
道を歩いていたら、見たこともないような動物が足元に突然駆け寄ってきてじゃれつこうとした。動物にしてみたら遊ぶつもりだったのだろうが、何とも不気味な姿だったので、気味悪がって足で払いのけようとしていたのだ。
そうしたら、現(うつつ)に近づいていたようで、足をバタバタさせているのを薄っすらと感じた。かなり強めに動かしていたからか、その瞬間に左足が攣りかかったことに気がついて、慌てて動きを止めようとした。その瞬間、夢と現の境い目にいたことを認識したのだった。
朝起きて、寝ていた間の夢を反芻するのだが、あまり思い出したくない夢も少なくはなく、けっこう夜中にうなされていたりするのだったら、近くで寝ている同居人は、さぞや迷惑なことだろう。
《私事のトピックス一覧》
そうはいっても夢を見ないわけではなく、睡眠が浅くなるタイミングで、リアルな夢にさいなまれた……先月終わり頃のことである。
道を歩いていたら、見たこともないような動物が足元に突然駆け寄ってきてじゃれつこうとした。動物にしてみたら遊ぶつもりだったのだろうが、何とも不気味な姿だったので、気味悪がって足で払いのけようとしていたのだ。
そうしたら、現(うつつ)に近づいていたようで、足をバタバタさせているのを薄っすらと感じた。かなり強めに動かしていたからか、その瞬間に左足が攣りかかったことに気がついて、慌てて動きを止めようとした。その瞬間、夢と現の境い目にいたことを認識したのだった。
朝起きて、寝ていた間の夢を反芻するのだが、あまり思い出したくない夢も少なくはなく、けっこう夜中にうなされていたりするのだったら、近くで寝ている同居人は、さぞや迷惑なことだろう。
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