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酩話§N響定期Cチクルス~幻想交響曲~ [クラシック]

土曜日の午後、NHK交響楽団Cチクルス定期を聴きに行ってきた。まあ、外出する口実みたいなものである。Cチクルスは休憩なし一時間ちょっとと気兼ねなく、3階席てっぺんのチケット代も1600円と“お得”である。

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指揮:ファビオ・ルイージ
NHK交響楽団

フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14

10分足らずの前奏曲に続いて演奏されたベルリオーズがなかなかの聴き物で楽しめた。第1楽章は緊張が続かなくて散漫に聴いてしまったが、3楽章から終楽章へと、指揮者もオーケストラも気分が高まってきたようで、指揮者のアクション対するオケの反応も上々。

管楽器の強奏に弦楽器が負けることなく、巨大なNHKホールの空間が音楽で満たされたのだった。長めのカーテンコールの最後に、ルイジとコンマスが登場しての“一般参賀”あり。

考えてみれば、1973年のNHKホール柿落としからちょうど半世紀。その時に、サヴァリッシュがN響を指揮したベートーヴェンの第九を聴いたのだ。

その後、大学時代に2年ほど定期会員で演奏会に通い詰めたが、その当時のN響に現在ほどの技量はなく、NHKホールのアコースティックも良好とは言えなかったが、21世紀に入ってから聴いてみるなら、飛躍的に向上したと感じる。合わせてNHKホールの音響もかなり改善されたのではないか……個人の感想です。

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