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暇話§一日一句~急登終えて~ [俳句]

季語は・・・白露

岩清水に 贅ひそみけり 白露の日

【去年の今日】週話§日曜粛々~秋らしくはなれど~
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迷話§大学の専攻と社会人生活 [私事]

大学で学んだことと、社会人になっての仕事がリンクしてはくれなかった。

よほど専門性の強い専攻でなかったら、それをそのまま活かすことなどできようはずもないだろう。まあ、文系であれば商学部とか経営学部あたりであれば、社会に出ても学んだことが活かせる可能性は高い。

大学で“勉強”したのは教育学であるとは、何度か書いている。専攻コースによっては、卒業後は教員になる人間が半数はいたので、専攻どおりだとは思うが、教育職を目指すことなく4年まで教育学を学び続けても、それを社会で活かす術などあるはずもなかった。

大学で何を学んで、さらにその先にそれを活かしてやろうという発想自体を持ち合わせていなかったのは、明らかに自分自身の認識不足でしかない。そのあたりの連携など、まるでできてなどいなかったのだ。

とにもかくにも、宮仕えの端っこに辛うじて引っかかって37年半勤めあげたのは僥倖であるとしか思われず、何ともな出たとこ勝負の、はっきり言えばいい加減な人生選択を繰り返すばかりで、やっつけ人生のまま、ここまで来たのは奇跡といってもいいのではなかろうか。

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麦話§スパゲッティ・ナポリタン [B級グルメ]

いかなる動機があったのか今となっては記憶の外となってしまったのだが、上京して下宿暮らしを始めた最初の2年間くらいは、朝食にスパゲッティ・ナポリタンを作っては食べていた。

親が送ってくれた仕送りは月2万円。そこから家賃と交通費を引いた残りは1万円かそんなもので、そこから食費を捻出していたのだ。下宿近くの食料品店やスーパーマーケットを回って導き出されたのが、朝はスパゲッティ・ナポリタンだったのである。

とにかく、できるだけ安い食材を使って簡単に満腹できるのが、乏しい頭で考えついたナポリタンだったということだろう。

パスタ以外に使った具はウィンナソーセージかベーコン、それに玉葱。それからケチャップを使うのだが、ベタベタ真っ赤のケチャップ大量は口に合うことがなく、味がついて軽く色づく程度が好みの仕上がりだった。合わせて牛乳をグラスに1杯……それで食い繋いでいたのだ。

今だったら、より手軽に作って食べられる食材がいくらでもあるが、半世紀近く前、インスタント物はラーメンの類、ようやくレトルトカレーが登場した、そんな時代だった。

だから今でも、外食でスパゲッティ・ナポリタンを注文することはない。どこの店で出してくるナポリタンも、なべてケチャップたっぷりのペタベタなのである。

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