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節話§一日一句~虚しく広がって~ [俳句]

季語は・・・冬ざれ

冬ざれて 空の碧さの 空虚かな

【去年の今日】週話§日曜恬淡~外出頻度依然低空飛行~
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懐話§昭和三十年代~鼻水~ [昭和]

[承前]

真冬の空っ風の中で遊んでいた、小学生のガキ共はお約束のように鼻水を垂らしていた。最近は、そんな年代の少年たちが鼻水を垂らしていることなどなく、あれは我々の世代までのことなのだったのか。

元気に走り回っては鼻を垂らす。ハンカチや鼻紙など持っていないから、上着の袖で吹くなどは日常のことで、当然ながら家に帰れば親に叱られるのは当然なのだ。

冬の鼻水が“風物詩”でなくなったのはいつだったのだろう。1970年代には見かけなくなったような気がする。

あるいは、栄養事情がさらによくなったのか、清潔にすることが当然だという教えが徹底されてきたのか、少なくとも我々より数歳下のガキ共が鼻水を垂らしているのを見た記憶がない。
                               [続く]

《昭和のトピックス一覧》
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歴話§我が漫画小史②少年マガジン、サンデー [漫画]

[承前]

少年画報と入れ替わるように我が眼の前に現れたのが、創刊して間もない週刊少年マガジンと週刊少年サンデーだった。読み始めたのは確か創刊翌年の1960年頃からだったと記憶。

少年マガジンは『マッハ三四郎』『ちかいの魔球』『8マン』を、少年サンデーは『スポーツマン金太郎』『伊賀の影丸』『少年ケニヤ』と、両誌一歩も引くことなく、人気漫画で対抗していたのだ。

そんな中、少年サンデーは赤塚不二夫の『おそ松くん』がメガヒット。それに対して少年マガジンは、川崎のぼるの『巨人の星』が大ヒット。さらに、ちばてつやの『あしたのジョー』が社会現象を引き起こすほどのインパクトで大ブームとなったのである。

そんな超人気漫画の連載が続いている最中の1970年頃に、漫画週刊誌2冊の購入をやめた。そのあたりの経緯はあまり記憶にないが、おそらくは高校に入って今さら漫画でもないだろうという漠然とした発想があったのではなかろうか……あまり説得力はないが。なので“力石の死”は見ていないのだ。

その後、漫画読みを再開するまでには10年近い年月を経ることになってしまう。
                               [続く]

《私事のトピックス一覧》
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