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節話§一日一句~光陰矢の如し~ [俳句]

季語は・・・霜月尽

時待てと 言えど霜月 尽きにけり

【去年の今日】活話§明日は師走十二月・・・・・・
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過話§備忘録的な何か~2021年11月30日付~ [備忘録]

11月24日……浴室洗い場のタイル床目地が劣化して、水漏れが生じるようになってきた。調べてもらったら、10年ちょっとで劣化が始まるので、交換の必要があり、この日に工事をしてもらった。

タイルの下には防水パンがあるので下階に漏れることはないが、先々を考えてのことである。

朝9時に職人3名がやって来て、あっという間に工事は完了。13時にはお帰りとなった。目地が乾くまで丸一日待たなくてはならないので、この日は入浴できず、ルーチンが狂ってしまったのだ。

11月25日……この冬初めてウールのセーターを着た。この2、3日は、朝方の外気温が一けた台となり、日中の気温も低めで推移するようになったので満を持してのお出ましとなった。

マメに記録していたわけではないが、過去のエントリーを覗くと、早ければ11月中旬には着始めている年もあったので、今年はやや遅めということか。

11月27日……そして、納戸に仕舞っていたガスストーブを取り出して居間の定位置に置いた。去年は12月1日に出しているので、今年は少しだけ早い。いずれにしても出すのは、まあまあ似たようなタイミングである。

翌朝、外気温が5度台まで下がっていて、早速に点火……ありがたい暖かさで、それに加えるならストーブの上にケトルをのせておくと、加湿効果もあるし湯も沸くので、お茶をいれたり焼酎のお湯割りもすぐ作れるのだ。

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霜話§2021年11月終了です [日常]

1月が終わり2月になったタイミングで「今年も残すところ11か月……」と冗談を飛ばすことはあるが、11月が終わって残り一か月となると、冗談ではなく、真顔の話になってしまうのである。

というわけで今年も残すところ一か月……引き続きコロナコロナに振り回された一年も終わりに近づいた。

ワクチン接種は受けたが、2年近くとなった空白を埋めることなどは不可能なことで、無為な時ばかりが徒に過ぎてしまったのだ。

“鬼が笑う”来年の話をすれば、コロナ禍はどこまで鎮静するか、それとも居座りが続くものか。いずれにしても、様々な薬が開発されて、それなりに対処できるようになるものと期待はしている。ただしマスク着用がどうなるものか、いつになったら気兼ねなくマスクなしで歩けるだろうか。

忍の時が過ぎた後、どんな未来が待ち構えているものか、世界には相変わらず多くのトラブルが山積していて、いつどのように解決されるものか、糸口すら見えないことが多過ぎる。

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節話§一日一句~居間に招き入れ~ [俳句]

季語は・・・小六月

客到来 長居に焦れる 小六月

【去年の今日】週話§日曜恬淡~ファミレス・・・・・・たまに~
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扉話§ドアホンのおかげ [日常]

日常、在宅していると様々な訪問者がやって来る。来客などはほとんどないので、やって来るのは、宅配業者、何やらの営業、宗教団体の勧誘といったあたりが主だったものである。

そうした中で、ドアを開けるのは宅配業者のみで、それ以外の営業や勧誘は完全スルーしてしまう。

それもひとえに、ドアホンのディスプレイのおかげで、導入したのは、今のマンションに入居したタイミングだった。その時はディスプレイの画面も小さく、画像もモノクロだったが、7年前に画面もやや大きくカラーのドアホンに交換した。

おかげで宅配業者以外の応答したくない人たちとは関わり合わずに済んでいる。それにしてもと思うのは、それでも飽かず執拗かつ熱心に営業や勧誘にやって来るということで、その執念には頭が下がる……はずなどないのだ。

当たり前だが、見ず知らずの人を相手にするつもりなどはさらさらないが、時に無視するかどうか迷うようなケースもあって、それで出てしまったら、それが営業や勧誘の人たちで、そうした時は「手が離せない」とか何とかでお引き取り願うのである。

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B話§天かすの奇跡 [B級グルメ]

主にタヌキそばのトッピングとして愛されているのが“天かす”である。揚げ玉というのもあるが、天かすは天麩羅を揚げた後の残りであるのに、揚げ玉は、溶いた小麦粉を小さい粒状に揚げたものである。

ゆえに、天かすのほうが、様々な天麩羅の種の旨味を含んでいるので、味わいは圧倒的にあるのだ。

我が普段使いのスーパーマーケットの棚にも、有名天麩羅屋の天かすが置かれていて色々と重宝させてもらっている。

まずはもちろん、蕎麦やうどんのトッピングに使う。それからいかようにも応用範囲は広い。

ごくごく単純なのは、大根おろしの上に適量かけて、醤油や唐辛子でいただくのだが、これが酒に合ってくれるし、締めのご飯の上にのせて食べても、実においしくいただける……言わばタヌキ丼なのだ。

そして鍋物のトッピングに危険な味わいをもたらしてくれる。特におすすめなのがキムチ鍋で、小碗に取り分けたキムチ鍋の上から、天かすを軽くまぶしてやるのだが、これが恐ろしくうまい。キムチ鍋が持つ味わいに加えて、天かすの得も言われぬ旨味が食欲を持ち上げてくれるのである。

まさに“天かす恐るべし!”なのだ。

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節話§一日一句~山小屋へ急ぐ~ [俳句]

季語は・・・時雨

拠水林 遠く煙りて 午後時雨

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【去年の今日】週話§土曜恬淡~霜月十一月終了のお知らせ~
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週話§日曜粛々~皇帝協奏曲~ [クラシック]

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番『皇帝』初演から210年となる日だ。

“皇帝”と呼ばれるようになった経緯は、何となく曖昧なところがあって、もちろん、作曲者自身の命名によるものではない。

実演を初めて聴いたのは高校生の頃で、珍しくも東京から日本フィルハーモニー交響楽団がやって来た。指揮者は聞いて驚くなかれの近衛秀麿だった。確か1971年のことで、死去に先立つ2年前の演奏会である。ピアノの独奏は小林仁。

月並みな感想だが、スケールの大きい音楽と17歳の少年は思ったのである。その後、N響の定期で一度聴いたが、独奏者は誰だったか……忘れた。

このところ、この皇帝協奏曲を聴くのは『タモリ倶楽部』だったりするが、それは番組内で何かを作ったりし始める場面で、必ず協奏曲の冒頭が流れるのだ……それはつまり“皇帝”と“工程”を洒落ているのである。

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節話§一日一句~首をすくめていそいそと~ [俳句]

季語は・・・宵寒

宵寒や なじみ行きつけ 路地の奥

【去年の今日】顧話§今日の歴史~三多摩南北交通~
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時話§朔風払葉~七十二候~小雪 [七十二候]

小雪の次候“朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)”である。

一年に72ある候の59番目である。おおよそ、一か月に6候で推移していく。

だからけっこう目まぐるしくて、気がつくと候についてまとめるになってしまう。できるだけ、候に沿った話を書こうと考えるが、中にはまったく関係ない話でお茶を濁したりすることもある。

七十二候の存在を知ったのは10年ほど前。二十四節気では足りずで、さらに一節気を三つに分けて、季節の移ろいを表すということを知って本当に驚いた。そこまで分けますかというのが最初に思ったことで、これは今でも変わるものではない。

うーむ……雑文にすらなっていないようで。

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週話§土曜粛々~11月終わりますよ~ [日常]

あれあれ……11月が終わってしまうではないか。気がつけば、日没の時刻は16時29分、月末には一年で最も早い16時28分となる。日没16時28分は来月の中旬近くまで続くが、当然ながらその後はどんどん遅くなっていくのだ。

そして間もなく、夏至に向かって太陽の北上が再開するわけだが、個人的にはようやくという思いで少しずつ遅くなる夜を楽しみに待つのである。

夜明けが遅いのは年明け1月中旬過ぎまで続くが、12月半ばには日没が遅くなる……そのタイミングを毎年心待ちにしているのだ。

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タグ:日常 太陽
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節話§一日一句~若くはないが~ [俳句]

季語は・・・夜を寒(さむ)

夜を寒み 老いに負けぬと LINE来る

【去年の今日】連話§ワタシの酒肴[153]枝豆と健康
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醇話§お休肝日三日は5年前から [休肝日]

定年退職直前、お休肝日は二日だった。会社を辞めたら週三日にしようとか考えていて、そのタイミングで実行したのかと記憶していたら間違っていたのだった。

何と退職から一年以上経った、5年前の今頃から重い腰を上げて、週三日のお休肝日を始めたのだ。

たぶんその頃は、まだまだ「こう少し酒が呑みたい(心の声)」みたいな未練がましいところが残っていて、一年ちょっとズルズルと先延ばししていたのは間違いない。

そもそも週に何日の休肝日を設定するかというのは、それほど意味はなく、要するに一週間のアルコール摂取総量上限を守ればいいだけの話である。

今は結果的に、週四日の飲酒量はあちこちで読んだ摂取総量内に収まっているので、まあまあ“よし!”ということだ。

週三日を始めた頃は、休肝日の夕食が何となく物足りず、1杯くらいはとか考えたりもしたが、このところ2年くらいは休肝日の夕食に酒なしでも何の不満もない。

徐々に酒に対する執着が薄れつつあるのかどうか……ちなみに本日休肝日。

《健康のトピックス一覧》
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織話§ラグビージャージで過ごす [ラグビー]

このところ、ラグビージャージを日常着にしている。30年くらい前にも着ていたが、長いブランクの末に復活したのだ。

今のプレイヤーが着ている薄手でタイトなジャージではなく、前世紀に使われていた厚手の綿素材のジャージなので、秋から冬直前あたりまでは十分に役に立ってくれる。

Tシャツを下に着ておけば、10月から11月頃まで、室内で寒いということはほとんどない。外出する時も軽いジャンパー程度を着て行けばいい。何よりカジュアルで、気兼ねなく着れるのだ。

それにしても、かつてはこのジャージを着て試合に臨んでいたわけで、普通に晴れたり曇ったりしていればともかく、雨や雪のゲームの時は何とも悲惨な状況で、当時は芝生の管理も十分ではなかったから、綿のジャージが泥水まみれになってどちらのチームか区別すらつかなくなり、目を覆いたくなるような惨状が繰り広げられることもあった。

というわけで、かつての重い綿ジャージはユニフォームとして使われることがなくなり、日常着として重宝されるようになったのである。

《日常のトピックス一覧》
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節話§一日一句~自転車で路地から路地へ~ [俳句]

季語は・・・寒に入る

寒に入る 納豆売りの 声の朝

【去年の今日】欧話§シューマン―マイカテゴリー―
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顧話§今日の歴史~半世紀が過ぎても~ [歴史]

1970年11月25日、三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺。

毎年この日になると、三島の割腹自殺について書いているような気がする。去年が丸50年で、半世紀が過ぎていた。

事件が起きた当時は高校1年、まだ三島の作品は一冊も読んではおらず、ただ“盾の会”なる奇妙なグループを組織していたことを知っていた程度だ。

長じて数冊ほどは読んだが、乏しい頭ゆえに、何冊読んでも動機などわかろうはずはなく、謎は謎のままに半世紀……そして三島が没した年齢をとっくに超えてしまっていた。

そうしておそらく我が身が消滅するまで、11月25日が近づくたびに三島への思いを馳せ続けることだろう。

《歴史のトピックス一覧》
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配話§日向を歩く日陰を歩く [日常]

何も考えなかった若い頃、天気のいい日に外出した時のことである。

最初に書いたとおりで、道を歩くのに何も考えずにいて、気がついたら日向を歩いていた。性分としては、目的地に最短距離で向かうという発想が頭の中に渦巻いていたがゆえに、そういう歩き方をしていたのだ。そうしたら、同居人から“教育的指導”を受けたのだった。

なぜ“日陰”を歩かない?

目的のための手段が間違っていたわけで、そのあたりは自分自身の鈍感さも相まって、他人のことを考えていないという典型だったのだ。

それ以降の日中は、かなり意識して日陰を歩いていたつもりだが、何年かして、同居人から「成長したではないか」という言葉をいただいたが、年齢を経て、より無意識に日陰の道のほうを選ぶようになっていたのである。

ドイツやオーストリアを旅行していて、食事をするのに戸外でということが珍しくない。何となく気兼ねないとも感じるのだが、そんな時でも我々は、建物の陰であるとか、パラソルの下に入ったりして直射日光から避けるのに少なからぬ彼の国の人たちは、お構いなしに太陽の下に席を取るのだ。

長い冬の間、太陽の光を浴びることができず、その反動なのかどうか、とにかく彼らは、直射日光を厭うことがない生活を送っているのである。

《日常のトピックス一覧》
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節話§一日一句~天上で見て見ぬふり~ [俳句]

季語は・・・神の留守

神居留守 して世の中の カオスかな

【去年の今日】享話§武満徹―マイカテゴリー―現代音楽
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解話§プロ野球の日本シリーズ [野球]

今年のプロ野球日本シリーズは11月20日から28日までの日程で行わている。かつては長くても11月はじめには日本シリーズも終わっていたのだが、12月近くになってもゲームが行われるようになったのは、ペナントレースと日本シリーズの間に“クライマックスシリーズ(CS)”が行われるからだ。

何とも不可解なこのシリーズは、ペナントレースの1位から3位までが、日本シリーズ出場を賭けてという名目の試合なのである。観客動員を目論んでのシリーズであることは明らかだが、当然のことながら、どうしてペナントレースの1位同士をもって日本シリーズを戦わないのかと思う。

あまつさえ、3位のチームがクライマックスシリーズを勝ち上がって優勝するなど冗談ではないか。

11月はじめに日本シリーズが終われば、自主トレが始まる2月まで3か月の休養期間が取れるところ、日本シリーズ出場チームは2か月の休みしかないというのもいかがなものかである。

ついでに書くならば、今年のドラフト会議が行われたのはシーズン中の10月11日のことだった。優勝争いをしている真っ最中にドラフトをするなどと、驚いたのだが、翌年のチーム編成……それこそ監督人事も未定な段階でのドラフトってどうなのだろう。

シーズンが延々と伸びたことで、何かプロ野球に歪みが生じているような気がしてならない。

《スポーツのトピックス一覧》
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現話§変化を厭う国民性~車一つとっても~ [日本]

ドイツを旅行するのにレンタカーを使うようになって20年ほど。借りる車のダイナミックな変化にいつも驚かされる。

車をピックアップするのは、もう20年近くミュンヘン空港なのだが、提供される車の質がとにかく高い。数千kmも走っていない新車同然のメルセデス、BMW、フォルクスワーゲン、アウディが普通に出てくるのだ。

それはありがたいのだが、新しい車ゆえ新しい設備があって、いざ運転! というところで戸惑ってしまう。どうした設備に戸惑うのか列挙すると……サイドブレーキが合わせて3パターン出てきた。まずは、手でレバーを上下させるのではなく、ペダルを操作するもの。2つ目はシフトレバーのところに電気式ボタンになっているもので、これは探しまくった揚句、係員に教えてもらった。

そして3つ目が下の写真の“サイドブレーキ”である。

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何と、コラムシフトの先端を押すとサイドブレーキがかかるようになっていた。

そうして極めつけが、CDプレイヤーの消滅である。彼の国では、そうした動きが実にダイナミックに行われているのだ。翻って我が国はどうだろう。最近の日本車の動向はよくわからないので、軽々にあれこれ言うことはできないが、今だにCDプレイヤーは設備されていて、併用できるようになっているとは思うが、CDプレイヤーがなかったら間違いなくクレームの嵐になるはずだ。

とりあえずやり出す国と、言を左右にして動いていかない国が存在する……規制の国日本である。

《ドライブのトピックス一覧》
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節話§一日一句~風呂をたてる~ [俳句]

季語は・・・夜寒

四十二度 入れば熱し 夜寒かな

【去年の今日】歌話§ショパン―マイカテゴリー―前奏曲集
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過話§備忘録的な何か~2021年11月23日付~ [備忘録]

11月4日……今年初めての家庭用灯油巡回販売車がやって来た。流されたオルゴールは“さざんかさざんか咲いた道~♪”で始まる『たきび』である。

まだ、それ以外のオルゴールを鳴らしてやって来る巡回販売車は来てない。おおよそ10日か2週間に一回程度の間隔で回ってくるようだ。

11月11日……朝起きたら気温が一けた台だった。カーテンを開けて窓を見れば、薄っすらと結露していたので、この日の夜からキッチンの換気扇を最弱で回して就寝。

この日の午後は調布まで外出。特に目的などはなかったが、何となく街歩きをしたかったので、電車に乗って出かけてみた。調布前後の京王線が地下化して地上の整備がほぼ終了したようだが、何となく取り留めがなくなってしまったような気がしないでもない。日本人は広場づくりが得意ではなさそうだ。

店を何軒か冷やかして、あれこれ買い物をした後は、超久々の夫婦で外食は焼き肉屋でビールなどをぐびぐびしながら、肉やら海老やらを焼いて満足。少しは日常が戻ってきたような午後であったか。

11月14日……羽毛布団を投入。それまでは毛布を掛けて、その上から足元だけに羽毛布団を掛けていたが、夜の最低気温の一けた台が続きだしたところで全身掛けとした。

タイミングとしては少し早いかなとも思ったが、寝ればちょうどよかったようで、しっかり熟睡できたのだ。これで我が家の冬支度で残っているのは、ストーブなどの暖房器具類である。

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夜話§アイネ・クライネ・ナハトムジーク [クラシック]

『アイネ・クライネ・ナハトムジーク(Eine kleine Nachtmusik)』Kv.525というモーツァルトの弦楽合奏による名曲がある。



クラシックに疎い人でも、冒頭の弾むような音楽は聴いたことがあるだろうがあまりにもポピュラー過ぎて、食傷気味になっている人もいるような気がしないでもない。

だが、改めて聴くと、これが実によく出来た古典的構成になっていることが理解できるはずだ。第1楽章のソナタ形式、第2楽章はゆったりとした変奏で、第3楽章はメヌエット&トリオ、そして第4楽章はロンド形式と、これに管楽器群が加われば、立派な交響曲ではないか。

そんなアイネ・クライネ・ナハトムジークについては、軽い黒歴史みたいなことがあった。東京に出てきた頃は、まだまだライトなという、それ以前のクラシック好きに成り立てだった一浪生がイ・ムジチ合奏団のコンサートに行ったのだ。お目当ては、後半に演奏されるヴィヴァルディの『四季』で、プログラム前半にアイネ・クライネ・ナハトムジークが演奏された。

第1楽章が終わって、これで終わりと思ったら……引き続いて第2楽章が始まった時はびっくりした。その時はアイネ・クライネが4楽章構成になっていることを知らなかったのだ。

今では笑い話として口の端に上ることもあるが……その時、第2楽章が鳴り出した時のうろたえようは、思い出しても顔が赤くなりそうになる。

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節話§一日一句~坂道注意~ [俳句]

季語は・・・落ち葉

踏み損ね 老いの足取る 落ち葉かな

【去年の今日】週話§日曜恬淡~亥の子餅(ゐのこ餅)~
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時話§虹蔵不見~七十二候~小雪 [七十二候]

小雪の初候“虹蔵不見(にじかくれてみえず)”である。

尾瀬一帯に目に立つ初雪が降ったのは、おおよそ一か月くらい前。ちょうど多くの山小屋が営業を終えるタイミングで、銀世界の尾瀬となった。晩秋の雪なので、燧ヶ岳や至仏山の山頂付近以外は積もることはなく、あっさりと融けてしまう。

考えてみたら、ゴールデンウィークの残雪期に入ったことは何度かあるが、小屋閉めで入った時に雪に降られたことがないのは残念なことである。やはり新雪に彩られた尾瀬の姿を見てみたかった。

山小屋のアルバイトをしていた頃の小屋閉めは、11月3日の文化の日まで。初雪が降ったのを見たのは、10月の体育の日三連休の一度だけ。尾瀬沼にはちらほら舞った程度で、燧ヶ岳頂上付近が白くなったのを見ただけである。

11月下旬に入った。気圧配置によっては銀世界の尾瀬になるのも間近。

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去話§空間換算二畳半 [東京]

一浪して予備校に通うべく東京に出てきたのは1973年。暮らし始めたのは、意外にも代々木駅徒歩5分のところ。1階に家主一家が住んでいて、2階の何部屋かを間貸ししていたのだ……家賃は7200円。

借りた部屋は南向き。それはいいのだが、窓から首を出して右を向いたら、すぐ眼の前を、オレンジ色の中央線快速が頻繁に行き来していたのだった。まさに東京の真っ只中にいることを否応もなく実感させられた。

部屋の広さは三畳で、寝起きするには十分の広さだったが、奥の一畳の上半分が押し入れになっていて、空間換算すると二畳半の居住空間だったのである。

トイレは1階で、家主を含めた居住者全員の共同使用。2階に借家人用として、小さな流しと一口ガスコンロが自由に使えたが、自分以外の人間は自炊していなかったようで、ほとんど独占状態だった。

そんな、朝から晩まで“国電”が行き来しているそうな騒々しい空間から始まった東京暮らしも、気がつけば間もなく半世紀となり“青雲の志”みたいな何かを持って東京にやって来たのかすら思い出せない……そもそも青雲の志など持っていたかどうかすら忘れている。

《東京のトピックス一覧》

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節話§一日一句~ちょいとばかし早い~ [俳句]

季語は・・・秋桜(コスモス)

秋桜や 同級生の 七回忌

【去年の今日】週話§土曜恬淡~12月が近づいて~
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週話§日曜粛々~東京中心という考え方~ [私事]

東京に行かなくてはと考えるようになったのは、小学校の高学年だったか、中学に入ってからか……いずれにしてもそのあたりの頃のことと思われる。

高校まで暮らした田舎町は将来の展望が見えず、仮に大学を出ても、就職できそうなのは市役所みたいなところか、それくらいしかなかった。もちろんそう決めた時点で、どんな仕事をしたいのかとか、目算などあるはずなどもなく、東京に出てきた時は白紙状態も同然だった。

それで、東京に出なくてはだめだと思い定めたわけだが、多くの人間が同じことを考えていたわけで、それが今の一極集中として顕著に表れたのだが、間違っているだろうか。

ただし、世紀が明けて20年余……インターネットの普及によって、ほんの少しではあるが、地方と東京との差異が希薄になりつつあるような気がする。あるいは気がするだけで、まだまだ先々は遠いということであろうか。

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節話§一日一句~見捨てられて~ [俳句]

季語は・・・神の旅

神の旅 大和の国は 素通りし

【去年の今日】麥話§かつて泊まったビール醸造所が・・・・・・
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週話§土曜粛々~11月も中旬へ~ [年末年始]

年末年始あれこれについて思いを巡らせる頃合いとなってきたようである。毎年やっておくが吉なのは、12月に入る前後にキッチンの換気扇や浴室回りのクリーニングをお願いすること、年末恒例大掃除、それと正月の食べ物の買い出しくらいか。

そのうち食べ物の買い出しは、コロナ禍で都心のデパートに行くことをやめて、大部分を取り寄せで済ませてしまった。とりたてて伝統も格式のようなもののない家であるゆえ、おせち料理も何ちゃってでしかなく、黒豆、栗きんとん、蒲鉾、数の子あたりを並べて新年を寿ぐだけである。

その取り寄せも大部分は注文を済ませてしまった。残るは洋物の生ハムとかローストビーフをどうするかだが、気が向いたら都心まで買いに行くのもありなのだが。

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