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節話§一日一句~一晩で70cm~ [俳句]

季語は・・・

呆然として ドカ雪に抗えず

【去年の今日】愉話§十二月大歌舞伎~勘九郎と猿之助~
タグ: 俳句
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顧話§今日の歴史~遠き山に陽は落ち(違)~ [クラシック]

1893年12月16日、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』初演。

クラシックを聴くようになって、一番最初に聞いた交響曲がベートーヴェンの5番で、その次がドヴォルザークの新世界交響曲である。

親しみやすい音楽に、感化されやすい中学生のことゆえ、けっこう飽きずに聴き続けた。それだけでは飽き足らず、地元の楽器店の楽譜書籍コーナーでポケットスコアがあるのを見つけて、いそいそと購入。

↓ビニール表紙。シンフォニー5(9)とある
img475.jpg

……購入したのはいいが、当たり前ながら十数段あるスコアがまったく読めない。結局、全部見通して把握するのではなく、主メロディーの楽器を探して、それが移っていく流れを眺めているに過ぎなかった。

その後、主メロディーを支える音楽くらいまでは眼に入るようになってくれたが、スコアを見ただけで頭の中に音楽が流れだすようなことなどはない。

ただ、学校の音楽授業で使うリコーダーの音域がオーボエとほぼ同じことに気がついて、せっせとオーボエパートを吹き始めてみた。早いパートで難しいところを除けば、けっこうあちこち吹き散らかしていた中学生時代だったのである。

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歴話§我が漫画小史③コミックの頃 [漫画]

[承前]

少年マガジンやサンデーなどの少年漫画週刊誌と離れて、10年くらいの空白期があり、再び漫画を手にしたのは大学を卒業して宮仕えを始めたタイミングだった。

大学生の貧乏生活から、少しは自由に金も使えるようになったのをいいことに、主にビッグコミック系のコミック誌を買っては読んでいたが、その中のいくつかをまとめ読みしたくなって、コミック単行本を買うようになったのだ。

その中でも、強烈な印象を残した二人は『バイトくん』のいしいひさいちと『じゃりン子チエ』のはるき悦巳である。

特にいしいひさいちは、朝日新聞朝刊の『ののちゃん』に至るまで40年以上読み続けた作家だし、はるき悦巳の『じゃりン子チエ』は単行本のすべてを購入して、最後まで見届けている。

このコミックを最初から最後まで読んだことで、作中の登場人物が作者とは関係なく勝手に動き出す瞬間を見ることができたのだ。連載漫画の中には、どれでも必ずそんな瞬間があって、それが漫画を読む醍醐味ではないか。

そんな『じゃりン子チエ』だったが、三分の二を過ぎたあたりから、中身がグダグダになっていって、残念な最後を見ることになってしまった。
                               [続く]

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