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吟話§一日一句~冷奴は終わり~ [俳句]

季語は・・・身に沁む

身に沁むか 豆腐温める 厨(くりや)かな


【去年の今日】顧話§今日の歴史~ウィスキーはお好き~

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転話§鴻鴈来~七十二候~寒露 [七十二候]

寒露の初候“鴻鴈来(こうがんきたる)”である。

9月も下旬に入る頃から急に涼しくなったような気がする。25度を超える夏日であっても、その暑さは真夏の日ではなく、どうやら盛りは過ぎたようだと感じたのは彼岸の頃である。

もちろん、残暑は続くだろうと覚悟はしていたが、恐れていたほどではない。

そういえば、折しもこの時期はミュンヘンの巨大ビール祭りのオクトーバーフェスト閉幕のタイミングだが、残念ながらというか当然ながらというか、コロナウイルス感染拡大を受けて、早々と中止が決定されていた。そりゃあ数千人を収容できる巨大ビアホールテントがいくつも設営され、善男善女が日々集って混雑の中でビールを呑みまくるなど、悪条件は揃い過ぎである。

大のビール好きを自任して憚らないが、さすがにオクトーバーフェストに突撃する気にはなれない……フェストビールは呑んでみたいけれど、あの喧騒は謹んで御辞退申し上げたい。

《七十二候のトピックス一覧》
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愉話§呑藝春秋[70]赤ワインは・・・・・・ [ワイン]

[承前]

他の酒にしても、味がわかるとか、これがうまいとか……そうしたこととは縁のない、単にグビグビ呑んでいるだけのことだが、とりわけ味がさっぱりわからないのが赤ワインである。

白ワインだったら好みはある。ベタベタと甘くなく、すっきりした辛口であれば、元よりグビグビできてしまう。

だが、赤ワインはわからない。味が複雑すぎるのだ。せいぜい、あまり渋くなければという、それ以外にあれやこれやの蘊蓄も傾けることはできないしお手上げである。

8月に“赤白泡10本セット”を注文、土日に一本ずつ開けているが、9月中旬から赤ワインを呑み始めた。

それでどうかと問われればか「さっぱりわからん」と答えるしかない。毎日代わる代わる呑んでいたとしてもわからない味の違いが、一週間も間を置いてしまったら絶望的にわかりはしない。

おそらく業者は、無難な味のワインを選択して揃えたのではないかと、そんな想像はできる……それほど、どうってことない味のような気がするのだ。

これがもし、数千円から1万円を超えるようなハイクラスであれば、違った感慨を持つかもしれないが、高くても2000円程度のワインでどうのこうのと論評するのもまたできない相談なのかもしれないと我が身を慰めている。
                               [続く]

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