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愉話§呑藝春秋[70]赤ワインは・・・・・・ [ワイン]

[承前]

他の酒にしても、味がわかるとか、これがうまいとか……そうしたこととは縁のない、単にグビグビ呑んでいるだけのことだが、とりわけ味がさっぱりわからないのが赤ワインである。

白ワインだったら好みはある。ベタベタと甘くなく、すっきりした辛口であれば、元よりグビグビできてしまう。

だが、赤ワインはわからない。味が複雑すぎるのだ。せいぜい、あまり渋くなければという、それ以外にあれやこれやの蘊蓄も傾けることはできないしお手上げである。

8月に“赤白泡10本セット”を注文、土日に一本ずつ開けているが、9月中旬から赤ワインを呑み始めた。

それでどうかと問われればか「さっぱりわからん」と答えるしかない。毎日代わる代わる呑んでいたとしてもわからない味の違いが、一週間も間を置いてしまったら絶望的にわかりはしない。

おそらく業者は、無難な味のワインを選択して揃えたのではないかと、そんな想像はできる……それほど、どうってことない味のような気がするのだ。

これがもし、数千円から1万円を超えるようなハイクラスであれば、違った感慨を持つかもしれないが、高くても2000円程度のワインでどうのこうのと論評するのもまたできない相談なのかもしれないと我が身を慰めている。
                               [続く]

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