過話§山茶始開~七十二候~立冬 [七十二候]
立冬の初候“山茶始開(つばきはじめてひらく)”である。
秋の虫たちの声が寂しくなってきた。40年近く前に亡くなった祖母が、この時季になると「コオロギたちは“肩刺せ裾刺せ寒さが来るぞ”と鳴く」のだと教えてくれた。寒くなる前に衣類のほころびを直しておけという昔からの教えなのだ。
そういわれて聞いてみれば、何となくそのように聞こえなくもなく、なるほど冬が近いのかと思い込むよになった記憶である。
樹々の紅葉は進み、朝晩も冷え込み、順調に秋深まるということか。そうして冬が立った。
《七十二候のトピックス一覧》
秋の虫たちの声が寂しくなってきた。40年近く前に亡くなった祖母が、この時季になると「コオロギたちは“肩刺せ裾刺せ寒さが来るぞ”と鳴く」のだと教えてくれた。寒くなる前に衣類のほころびを直しておけという昔からの教えなのだ。
そういわれて聞いてみれば、何となくそのように聞こえなくもなく、なるほど冬が近いのかと思い込むよになった記憶である。
樹々の紅葉は進み、朝晩も冷え込み、順調に秋深まるということか。そうして冬が立った。
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