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故話§要らぬものは要らぬ [日常]

実家に“里帰り”といっても車での日帰りでの往復だが、そうすると親は、帰りにあれこれ手土産を持って帰らせようとした……20年以上前の話だ。

見れば、うーんと首をひねりまくるような菓子の詰め合わせであったり、何やらな缶詰であったり……いずれにしても、食べようという気が起きない、そんなものばかりである。

でまあ、遠慮するというか「要りません」と断るのだが、そうしたらそうしたで、親は「いつも要らないと言うのだな」とくる。だが、要らないものは要らないのだ。不承不承もらって持ち帰っても、口にすることもなくゴミ箱行きとなるのは必定で、そんな物をもらってもしようがないのは理屈ではなかろうか。

日本における“贈答”の理屈なる一文を読んだ記憶があるが、それはかつて通用はしたけれど、現代社会でも同じように有効なものなのだろうかと考えるのだ。

そうして人たちは要らぬもののやり取りをしてはゴミを増やしているような気がする。

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タグ:日常 私事 贈答
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