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暇話§一日一句~しっとりしとしと~ [俳句]

季語は・・・五月雨

五月雨に 長逗留の 湯宿かな

【去年の今日】苺話§仙川のストロベリーファーム[上]
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便話§矢印のトラップ [私事]

下のような溶けるチーズの表示を見かけて、さてどっちから剥いたらいいかと迷うことはあ
りませんか。

↓ここまで丁寧に説明されても・・・・・・なお
IMG_3877.JPG

正解は、左から剥けばいいのですが、なぜかいつも矢印の先、右側から指を入れようとして失敗を繰り返しています。

写真を見ればわかるように、実に親切に、考えるまでもなく「左から剥いてね」という説明が懇切丁寧――くどいとも言う――にプリントされているのに“人はなぜ?”間違えてしまうのでしょうか。

頭の中の思考形態は個々の差異があって、この矢印の表示も、矢印の先をスタート地点と見なして手を出す人がいるということなのでしょう。

ところがです。この矢印なるものが、どのような商品でも同じ方向に統一されていないことが判明したのです。何と某セロテープを見ると、溶けるチーズとは、逆の方向に矢印が付いていて、ワタクシが上の写真で間違えている方向……矢印の先から剥くようになっているのでした。

どうやらワタクシの思考形態は、矢印の先端を起点として捉えている節があり、矢印の先端に向かっていくという発想&感覚はないようです。

というわけで、剥くための矢印の方向はみんな同じでないとわかりました。これについては、実例を集めて集めて、何かわかるものがありそな気がしないでもありません……“夏休みの自由研究”くらいにはなりそうかな。

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絶話§“凡人”に生まれて・・・・・・ [日常]

世の中には常ならざる人たちが存在している。プロフェッショナルという表現を使ってもいいだろうが、自分のような宮仕えサラリーマンだってプロと言ってもいいだろうが、そうした領域を遥かに超えた存在の人たちである。

そんなプロという人を目のあたりにしたのは、もう30年くらい前。スキーに出かけた時のことで、その中に取引会社の営業の人間も交じっていて、本業の傍ら、スキーのプロインストラクターもしていたのだ。

その人の滑りっぷりの凄さを見た時は肝を潰した。普通に上手な人でさえ歩いているかようなスピードで滑っていく、およそ壁としか思われない急斜面を、その人は100m走のアスリートのような猛烈なスピードで滑り降りてきたのだった。

彼が言うには「そらもう半端ない訓練しましたもん」なわけで、常人の及ぶところではないことを痛感したのである。

そんなレベルの人がインストラクターだったら、ワールドカップで滑降やら回転を戦っている人たちの身体能力はいかばかりなのかと……既に想像する領域を超えているのではないか。

学問の世界だって似たようなもので、大学の教授や研究者という存在になるためには、持って生まれた才能をさらに精進切磋琢磨して磨き上げる時間が必要だということを痛感する。そうしてひとかどの存在になれるのもまた、ほんの一握りでしかない。

一応は“プロ”のサラリーマンではあった我が身だが、大きな声でプロだなどとは……憚ってしまうしかないのである。

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