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暇話§一日一句~京都四条の老舗~ [俳句]

季語は・・・葛切

葛切と 箸とつるりと 戯れて

【去年の今日】週話§土曜粛々~おや? 6月終了?~
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過話§菖蒲華~七十二候~夏至 [七十二候]

夏至の次候“菖蒲華(あやめはなさく)”である。

順調に、夏の階段を上がっている……としか言いようがない。高温多湿そのものの日本の夏である。

同じ時期のヨーロッパも、この十数年くらいかと思われるが、驚くほど気温が上昇している。コロナ直前の何年かは、ミュンヘンのホテルを予約するのにエアコン付きかどうかを調べるような有様で、前世紀とは明らかに気象状況が違ってきているようだ。

日本ではエアコンがデフォルトの如くに普及しているが、彼の国々では新しい建物であるならともかく、半世紀以上前の建物にエアコンの設備などないなどとは当然ながら珍しくも何ともない。

おそらく先々も、扇風機程度でしのいでいくだろうと想像していて、エアコンを設置することなどはないだろう。さらに費用対効果を考えても経済的とは言えなかろう。

だが、エアコン国の住民として、ちょっとこれだけはと思うのは、地下鉄や市電、バスなどの公共交通にもエアコンが付いていないということで、これには閉口した。

ただ、一度だけだがミュンヘンの市電に乗ったらエアコンが動いていて、快適だったという記憶があるのだが、気のせいであったのか。

《七十二候のトピックス一覧》
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週話§日曜有閑~カレン・カーペンター~ [英語]

カーペンターズ“We've Only Just Begun!(邦題:愛のプレリュード)”は、個人的にも大好きな曲だが、兄リチャードは「カーペンターズの代表曲を挙げるなら『愛のプレリュード』だな」と発言しているので、あながち我が見立ては間違っていなかったようだ。



という導入で始めたが、何が書きたいのかといえば“カレンの英語”についてである。我がつたない英語の発音を育ててくれたのは3つのグループ……ビートルズ、サイモンとガーファンクル、そしてカーペンターズだった。

特にカレンの英語は、ほぼ完璧といっていいほどに聴き取りやすい。そして最初に挙げた“We've Only Just Begun!”を聴いてほしい。冒頭“ウィヴ・オンリー・ジャスト・ビガン”というフレーズが、何のひっかかりもなく、すーっと耳に入ってくることがわかるだろう。

個人的にはアメリカ英語の聞き取りがイギリス英語に比べて苦手だったが、カレンの歌う英語を聴いて、英語も“人それぞれ”だなと思ったのである。

もちろん、カレンほど聴き取りやすい英語を話してくれる人など、それほど存在しないことは重々理解していて、なお我が英語の恩人だったとしみじみ思い返すのだ。

追記:この曲は最初、ポール・ウィリアムズ作詞、ロジャー・ニコルズ作曲で、カリフォルニア州のクロッカー・ナショナル銀行のCMソングとして制作され、後にフルバージョンが作られ、カーペンターズの代表曲となった。

《英語のトピックス一覧》
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