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暇話§一日一句~河内山宗俊~ [俳句]

季語は・・・春うれひ

大膳や とんだところに 春うれひ

【去年の今日】愉話§呑藝春秋[79]焼きそばと日本酒
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連話§ワタシの酒肴[166]常夜鍋 [酒肴]

[承前]

もう長いこと、鍋物を食卓に携帯ガスコンロを持ち込んでというのはやらずにいる。普通の鍋はもちろん、しゃぶしゃぶも台所のコンロでしゃぶしゃぶしたやつを皿に盛って食卓に出すのだ。

意外と手間がかからずで、特に不満らしきものはない。ただし、さすがに常夜鍋は食卓でやらないとだめである。

常夜鍋とは、日本酒と水を半々に鍋に張り、そこに豚しゃぶ肉とほうれん草のような葉物野菜、豆腐などを温めていただく鍋のことで、あまりにもうまくて一晩中いくらでも食べられるところから常夜鍋という名前になったという話なのだが。

常夜鍋を常夜鍋たらしめているのが、タレとしての大根おろし&醤油で、これが鍋の具をエンドレスに変えてしまうのだ。

ところで、食卓で鍋をしなくなった理由は単純で、食卓にどーん!と据えた鍋から、ガバガバ!と豪快に食べるようなことをしなくなったからである。
                               [続く]

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強話§験かつぎのようなもの? [私事]

いわゆる世間的に言うところの“験(げん)担ぎ”なるものをしたことなどはない……玄関から外に出る時には必ず右足から踏み出していくとか、ラーメンを食べるのに、まずスープを一口すするとか、およそそうした験かつぎ的な拘りを日常化しているようなことは一切ない。

そんな程度で何か運気が自分のほうに寄ってくるとか考えたことなどなく、運がいいとか悪いとか、そこに何か因果関係が生じているなどとは思ってもみていないのだ。

記憶をたどると、そういえば一度だけ験かつぎ的なことをしていたと思い出すのは浪人時代。通っていた予備校の近くに志望校の一つがあって、予備校に向かう時、志望校に向かって何やら呟いていたのである。

そんな甲斐もなくその大学には合格できず、辛うじて“第二志望”の大学に滑り込んだのだった。たぶんそれ以来――成人して以降――験かつぎらしきことはせずにこの歳まで来たような気がしないでもない。

験かつぎではないが、年に一度の初詣では、無病息災、家内安全に始まり、おびただしい願い事をつぶやいているのだが。

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