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暇話§一日一句~雨は上がってしまった~ [俳句]

季語は・・・

終電や 傘忘らるる 花の夜

【去年の今日】愉話§呑藝春秋[82]呑み会は断ります
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焦話§三月もあと一週間 [日常]

来週の金曜日は、もう4月である。去年の流れであれば、桜は満開から間もなく散り始めるだろう。

それにしても……2月が早いのはわかるが、3月もそそくさと過ぎ去ろうとしているのはどうしたことか。

思えば、10歳前後の頃は時間がなかなか過ぎてくれず、たとえば一週間の、月曜日から見た日曜日のはるか遠い未来ともどかしく感じていたこともあった。

若い時の時間と、老いた身の時間とは、何がなし流れる速度が違うのではないか……いや、流れる速度は同じだが、感じ方が違っているということか。

個人的には、速かろうが遅かろうがどちらでもかまわない。ゲーテが物したファウストが「時よ止まれ、お前は美しい」などと、気の利いたことを言おうとも思わない。

正に時の流れは、何者であっても抗うこと不可能な沈黙の大河であるのだ。

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タグ:老化 日常 時間
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仮話§町中華という括り [B級グルメ]

いわゆる“本格中華”の店に食べに行くなど……数年に一回もないだろう。

結局、暖簾をくぐってしまうのは、このところ世間で呼び方が定着したと思われるカジュアル感満載の“町中華”の店ばかりである。

個人的にはもう、定食居酒屋系という捉え方をしていて、焼き餃子などを肴にひとしきりビールや紹興酒を呑んで、締めにラーメンとかチャーハンを食べてお勘定をするというものだ。まあ、赤ちょうちんで焼き鳥や冷奴を肴に酒を呑み、焼きおにぎりで締めるのとは、また別のバージョンと考えればいいだろう。

そんな町中華が性に合っていたこともあり、まだまだ食べ盛りだった頃は、焼き餃子だけでなく、野菜炒めとかもやし炒めも肴に追加して平らげたりもしていたし、締めに食べるのも半チャンラーメンとか、炒め野菜がたっぷりのった味噌ラーメンだったりと、モリモリと健啖な時代もあったのだった。

何を言っても、町中華の敷居の低さは圧倒的で、しかも昼から晩まで通して営業しているというのもあっぱれである。

神保町時代、たまたま通い詰めていた町中華が白山通りの三幸園で、それが気に入ってしまっていたがゆえの気楽な居酒屋遣いだったのだろう。

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