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暇話§一日一句~今年の内には収束を~ [俳句]

季語は・・・追儺

コロナ禍も 退散願う 追儺かな

【去年の今日】豚話§メニューには情報を
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街話§神保巷塵[88]岩波ホール閉館 [神保町]

[承前]

神田神保町交差点南西角の岩波神保町ビル10階で優れた映画を上映していた岩波ホールが7月29日で閉館すると聞いた。

初めて岩波ホールを訪れたのは1973年12月『越後瞽女唄』の実演で、当時は映画だけでなくこうした公演も行われていたのだ。

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その後、映画のほうは何回か観に行ったが、印象的だったのはルキノ・ヴィスコンティ監督の『家族の肖像』か。

カルチャー発信の担い手として、常に質の高い映画を上映し続けていたが、コロナ禍の時勢の中で営業が立ちゆかなくなっての閉館とは、何とも不本意かつ残念なことである。

全国には岩波ホールのように心あるカルチャー発信を苦しみながらも続けようとしている施設が数多くあるだろう。そうした施設が存続できるように、ほんの少しだが力を貸せたらと思う。
                               [続く]

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種話§雑煮の地域差? [日本]

こちらのリンクで紹介されているのは、よりにもよって“「お雑煮」が一番おいしいと思う都道府県ランキングTOP30!”なるものである。

ネットでよくあるランキングの類であるが、時として意味のないランキングを紹介して得々としているようなものもあって、このお雑煮ランキングほど間抜けかつナンセンスなものはないのではと思う。まずもって、都道府県でランキング付けをする意味がわからない。

お雑煮ほど地域差を如実に表しているものはなく、餅をとっても、角餅か丸餅か、餅は焼くか焼かずに煮てしまうのか。色々あるので、こちらから拝借した日本お雑煮MAPを掲げておく。

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お雑煮ほどはっきりと違っているものが他にあるかどうかはわからないが、とにもかくにもこれほど違っているということだ。それを、よりによって、うまいまずいのランキング付けをするなど、無礼にも程がある。

はっきりわかることは、地域どころではなく、家それぞれがまったく違うお雑煮を作っていて、それがみんなうまいであろうということだ。それこそが多様性というものではないのか……というのが、拙ブログの見解なのだ。

なお、過去にも書いたことだが北関東に実家があった我が雑煮はといえば、澄まし汁に焼いた角餅、具は茹でほうれん草のみ。食べる時に鰹節ともみ海苔をまぶしかけるというもの。四十代のはじめに早逝した大酒呑みの祖父がおせち料理を肴に散々呑んだ後、さっぱりとしたもので締めたいと、そんなリクエストで始まったのが、かくもシンプルな雑煮ではなかったかと想像しているが、言うまでもなく日本で一番うまい雑煮なのである。

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