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節話§一日一句~夕暮れにほど近く~ [俳句]

季語は・・・若葉冷

若葉冷 廃校庭に 群れ烏

【去年の今日】環話§終息か収束か
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愉話§呑藝春秋[84]外呑み低調続く [酒]

[承前]

外出した先で、何であれ酒を呑むことがほとんどなくなった。今年になって外呑みしたのは、3月の半ば。アウトレットパークで買い物した後、ピザをつまみに生ビールを呑んだ一回だけである。

歌舞伎とオペラには数回通ったが、すべて車での往復だったし、ラグビー・トップリーグを観た後、晩飯がてら呑むこともできたが、何となく何となくで、デパ地下で総菜などなどを買い込んで帰宅してしまった。

そこまで神経質なつもりではないが、外呑みが億劫になってしまっているのは事実のようだ。飲食店でというよりも、気にしているのは、帰宅の電車の混雑だったりして、それを避けようと早めに電車に乗ってしまうのである。

たぶんおそらく、来たるべきコロナウイルス・ワクチン接種が我が身に行われたら、少しは気分も外呑みに向かうのではないかと思うのだが、現時点では“自主規制”状態を続けたい。

断っておくが外呑みは大好きで、外出した時の楽しみであることはもちろんのことである……かくして、ワクチン接種を待ちわびる老人の日々なりき。
                               [続く]

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皐話§五月大歌舞伎第二部~春興鏡獅子~ [歌舞伎]

梅雨入り近しのぐずついた空の下、五月大歌舞伎第二部を観てきた。一本目『八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)』と、二本目『春興鏡獅子』である。

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吉右衛門が病気休演となって、中村歌六が佐藤正清(加藤清正)を務めた。二条城で毒を盛られた正清が、おくびにも出さず琵琶湖で舟遊びをする、30分足らずの舞台……雀右衛門の雛衣。さすがに筋がわかっていないと、様子がつかめないまま、あっという間に終わってしまう。他の幕も観なければ、何とも言えない。他に、種之助の轟軍次、吉之丞の鞠川玄蕃。

休憩20分の後に『春興鏡獅子』で、菊之助が歌舞伎座で踊るのは初めてだ。何より前半、小姓弥生の踊りの丁寧さきれいさに感心する。十八代目中村屋の強い踊りに比べると、たおやかさ品のよさが際立っていかにもと感じた。

亀三郎と丑之助の胡蝶。楽善の家老、彦三郎の用人、萬次郎の老女、米吉の局。楽善の足の状態が芳しくなく、立ちあがるのに息子彦三郎の手を借りていたのが心配。

20時ちょうどに終演。20時10分には歌舞伎座の駐車場を出て、ちょうど一時間で家に到着した。コロナ禍ゆえに公共交通を避けての車往復だが、楽なのは間違いない。

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