時話§蛙始鳴~七十二候~立夏 [七十二候]
立夏の初候“蛙始鳴(かえるはじめてなく)”である。
……夏が立ったようです。
言うまでもなく、今日から俳句の季語は夏となる。世間の様子も、初夏とはいえど、皮膚感覚は何となくまだ春を引きずっているようで、頭の中が切り替わってくれていない。
結婚して最初に住んだマンションの向かいは、3年後くらいにマンションが立つ予定になっていた広い空き地で、雨が降って水溜まりができると、蛙がにぎやかに鳴き始めて、ちょっとした雰囲気を感じさせてくれたが、工事が始まったら蛙が鳴くこともなくなって、物足りなくなってしまった。
今の我が家の近くに、大きな水溜まりの類はない。夜、静かになったところで聞こえてくるのは、飼い犬の鳴き声くらいで、コロナ禍となったこの一年というもの、21時を過ぎて外を歩く人も見かけることはなく、いささかな寂れ感を感じてしまう。
《七十二候のトピックス一覧》
……夏が立ったようです。
言うまでもなく、今日から俳句の季語は夏となる。世間の様子も、初夏とはいえど、皮膚感覚は何となくまだ春を引きずっているようで、頭の中が切り替わってくれていない。
結婚して最初に住んだマンションの向かいは、3年後くらいにマンションが立つ予定になっていた広い空き地で、雨が降って水溜まりができると、蛙がにぎやかに鳴き始めて、ちょっとした雰囲気を感じさせてくれたが、工事が始まったら蛙が鳴くこともなくなって、物足りなくなってしまった。
今の我が家の近くに、大きな水溜まりの類はない。夜、静かになったところで聞こえてくるのは、飼い犬の鳴き声くらいで、コロナ禍となったこの一年というもの、21時を過ぎて外を歩く人も見かけることはなく、いささかな寂れ感を感じてしまう。
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珈話§コーヒーの味 [コーヒー]
毎朝、コーヒーを淹れている。だが、毎日味が違って一定しない。買っている豆は、長いこと変わらずな深煎りのフレンチタイプ……苦め好きなのだ。
以前は中挽きくらいで落としていたが、何となく薄い気がして、もう少し濃いめにしようと、かなり細挽きのパウダー状にして淹れている。
まあまあ、濃く出てくれるようにはなったが……すごく濃い時と、普通に濃い時があって、同じ豆の挽き具合なのに、どうしてだろうと考えてしまう。
もしも喫茶店のマスターだったりしたら、常連からそっぽを向かれるレベルであることは間違いない。同じ味で淹れてこそではないか。
やはり、ペーパードリップだと、それほど濃厚なコーヒーになってくれず、それを望むのだったら、エスプレッソマシンを使うとかしなければである。
さすがにそこまでしようとは思わないので、ペーパードリップで何とかな水準にクォリティを上げなくてはならない。今試しているのは、ドリッパーへの湯落としのスピードを遅めにしてやれば、濃いめなコーヒーが落ちていくのではと考えてのことだが、そうすると湯温が下がっていってしまいそうで悩ましい問題となってしまった。
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以前は中挽きくらいで落としていたが、何となく薄い気がして、もう少し濃いめにしようと、かなり細挽きのパウダー状にして淹れている。
まあまあ、濃く出てくれるようにはなったが……すごく濃い時と、普通に濃い時があって、同じ豆の挽き具合なのに、どうしてだろうと考えてしまう。
もしも喫茶店のマスターだったりしたら、常連からそっぽを向かれるレベルであることは間違いない。同じ味で淹れてこそではないか。
やはり、ペーパードリップだと、それほど濃厚なコーヒーになってくれず、それを望むのだったら、エスプレッソマシンを使うとかしなければである。
さすがにそこまでしようとは思わないので、ペーパードリップで何とかな水準にクォリティを上げなくてはならない。今試しているのは、ドリッパーへの湯落としのスピードを遅めにしてやれば、濃いめなコーヒーが落ちていくのではと考えてのことだが、そうすると湯温が下がっていってしまいそうで悩ましい問題となってしまった。
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