覆話§マスクは白? [コロナウイルス]
コロナ禍がもたらしたのは“マスクバブル”とでも言ったような現象で、いやもう、この一年でマスクのバリエーションは気が遠くなるほど増加した。
それまでの日本は、マスクのほとんどが白と決まっていたも同然で、台湾あたりの映像を見ると、黒マスクもあったりすることに気がついてはいたが、それが日本でも使われていることは少なかったのではないだろうか。
今や、マスクの様相は種々雑多となり、色物は言うに及ばず、例えばプロ野球チームなどは、それぞれの球団にまつわるデザインのマスクを出して競いあっているようだ。
それだけでなく、様々なキャラクターの製品が登場して、コロナ禍の世間のささやかな“遊び”のような感じがする。
この一年、欠かさずマスクを着けての外出で白マスクばかりだったが、そんな中、今年になって“色物”を着けるようになった。グレーの単色で、もちろん違和感などはない。元より肝腎なのはマスクそのものの性能なわけで、それさえきちんとなっていれば、色に拘る必要もない。
いつの日か、コロナ禍が過ぎ去って、かつてあった日常に戻るとして、我々のマスク嗜好が再び変化することはあるだろうか。
《日常のトピックス一覧》
それまでの日本は、マスクのほとんどが白と決まっていたも同然で、台湾あたりの映像を見ると、黒マスクもあったりすることに気がついてはいたが、それが日本でも使われていることは少なかったのではないだろうか。
今や、マスクの様相は種々雑多となり、色物は言うに及ばず、例えばプロ野球チームなどは、それぞれの球団にまつわるデザインのマスクを出して競いあっているようだ。
それだけでなく、様々なキャラクターの製品が登場して、コロナ禍の世間のささやかな“遊び”のような感じがする。
この一年、欠かさずマスクを着けての外出で白マスクばかりだったが、そんな中、今年になって“色物”を着けるようになった。グレーの単色で、もちろん違和感などはない。元より肝腎なのはマスクそのものの性能なわけで、それさえきちんとなっていれば、色に拘る必要もない。
いつの日か、コロナ禍が過ぎ去って、かつてあった日常に戻るとして、我々のマスク嗜好が再び変化することはあるだろうか。
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街話§神保巷塵[84]店は開き・・・・・・店は閉じ [神保町]
[承前]
神保町へは月一程度は行き来している。週5日通っていた宮仕え時代と比べれば、比較にならない物足りなさと言えるだろう。
会社OB会の事務仕事を2時間くらいして、その後はほとんど昼飯を食べてそそくさと帰ってしまうので、それほどのんびりと神保町散策をしているわけではない。
ではあるが、界隈の店の消長は把握しきれないほど頻繁と感じられ、かつてもこんな感じだったのだろうかと思わせるものがある。
定年直前から顕著に感じられていたのは、ラーメン屋の侵食が激しいということだが、さらにこの数年は新しい店ができたなと思ったら、そのほとんどがラーメン屋という始末で、雨後の筍なんてものではなさそうなくらいだ。
だが、勇躍神保町に店を構えても、ああっという間に閉店してしまうことも珍しくはない。定期賃借の2年とか3年もてば上の部で、半年足らずで店を畳むことも珍しくはない。
というわけで、今の神保町はラーメン屋だらけとなり、定年から数年も経てば、町はこんな風に変貌するのかと、改めて思い知らされた。
[続く]
《神保町のトピックス一覧》
神保町へは月一程度は行き来している。週5日通っていた宮仕え時代と比べれば、比較にならない物足りなさと言えるだろう。
会社OB会の事務仕事を2時間くらいして、その後はほとんど昼飯を食べてそそくさと帰ってしまうので、それほどのんびりと神保町散策をしているわけではない。
ではあるが、界隈の店の消長は把握しきれないほど頻繁と感じられ、かつてもこんな感じだったのだろうかと思わせるものがある。
定年直前から顕著に感じられていたのは、ラーメン屋の侵食が激しいということだが、さらにこの数年は新しい店ができたなと思ったら、そのほとんどがラーメン屋という始末で、雨後の筍なんてものではなさそうなくらいだ。
だが、勇躍神保町に店を構えても、ああっという間に閉店してしまうことも珍しくはない。定期賃借の2年とか3年もてば上の部で、半年足らずで店を畳むことも珍しくはない。
というわけで、今の神保町はラーメン屋だらけとなり、定年から数年も経てば、町はこんな風に変貌するのかと、改めて思い知らされた。
[続く]
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