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節話§一日一句~今年はいつになるか~ [俳句]

季語は・・・新緑

新緑や 尾瀬入山を 待ちわびて

【去年の今日】却話§うっかり消去の茫然自失
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過話§備忘録的な何か~2021年5月6日付~ [備忘録]

4月20日……ほぼ夏日となった東京、そんなタイミングで半袖を着始めた。着始めは何となく露出した腕が寒いと感じるが、それは2、3日くらいのもので、すぐに慣れるのも毎年のことである。

例年だとゴールデンウィークの5月に入った頃から着るのだが、昨今の暖かさに誘われて着てみることにしたのだ。

まだ朝方は気温が上がらないので軽い上着を羽織っているが、それもじきに要らなくなるだろう

同じ日……空豆を買ってきて、ガス台のグリルで莢ごと焼いて酒肴とした。

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こんな感じで、グリル一杯に莢ごと並べて10分ちょっと、莢に含まれている水分を利用して蒸し焼きにしてやるのだが、莢の表側が多少焦げても、何の問題もない。焼き上がりが下の写真。

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おお!っと怖気づきそうな量に見えるが、莢から出してしまえば、50個ほどでしかない。

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鍋に湯を沸かして茹でるよりも簡単だし、茹でて旨味が逃げ出すこともないので、最近はもっぱら蒸し焼きである。

こいつに塩をちょっとつけて佳き酒の肴となってくれる、初夏の風物詩だ。

4月21日……アメリカ時間では20日午後、ジョージ・フロイド氏の首を膝で長時間圧迫し続けたことで死に至らしめたミネアポリス市警の警察官だったデレク・ショーヴィン被告に対して有罪の評決が下された。

この一年何度も、勝ち誇った顔で膝で押さえ続ける映像を眼にして、怖気を感じたのは自分だけではあるまい。こうして、見た目の状況がはっきりしていた以上、特に弁護側の言い分の稚拙さばかりが目に立つ公判での当然過ぎる判決と言えるだろう。

それにしても、とりわけアメリカの警察官の過剰対応がいつまでも続いていることには苛立たしい思いがする。暴漢に対して同じ発砲をするにしても、なぜ上半身ではなく脚部などの下半身を狙わないのだろうか。当然ながら、そうした訓練をしている“プロ”ではないのか。

こうして判決は下されたが、これをもって有色人種、特に黒人に対する警察の対応が劇的に変わるとは思えず、先は長い……5月4日、評決を不服とした被告側は、新しい裁判で審理のやり直しを裁判所に求めた。

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珈話§エスプレッソが好き [コーヒー]

昨日に続いてコーヒー話である。

軽いコーヒーよりも深煎りして苦みの強いコーヒーが好きだ。うってつけのコーヒーがエスプレッソで、これにはまったのは大学時代。とあるカフェでギャルソンのアルバイトをした時のことだ。

45年くらい前、喫茶店でエスプレッソを出す店などあるはずもなかった。だが、そのカフェは西麻布にあったフランス料理のレストランの出店で、フランス風に拘ったまさに“カフェ”なのだった。

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最初は飲み物やバゲットのサンドイッチ、タルトをテーブルに運ぶだけしかしていなかったが、慣れてくるとカウンターの中で飲み物を作ったりもさせてもらうようになった。カウンターの中にはエスプレッソマシンがあって、その操作も覚えたのだ。

それほど難しいわけではなく、コーヒーの粉をセットしてボタンを押せば、スルスルとデミタスカップに落ちてくるだけのこと。ちょっと操作に慣れる必要があったのは、カフェ・オ・レを作るのに強い蒸気で牛乳を熱くすることだった。牛乳の入ったカップにノズルを差し込んで、勢いよく蒸気を出してやればいい。

そして、アルバイトのギャルソンは、いくらでもエスプレッソを飲むことができた。それをいいことに、仕事中に3杯、4杯と飲んでいく中で、エスプレッソの苦みが好きになっていった。

アルバイトを辞めて一年くらい経った頃にカフェを再訪したことがあって、その時出してもらったエスプレッソの味が違っていたので聞いてみたところ「あら、わかった? 豆を変えたのよ」という返事が返ってきて、自分でも少しは味がわかるのかと思ったのだ……伊達に3杯も4杯も飲んでいない。

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