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吟話§一日一句~線香たなびく~ [俳句]

季語は・・・小春日

小春日や ふと気まぐれな 墓もうで

【去年の今日】週話§日曜諸相~ベルリンの壁崩壊三十年~
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永話§今さらながら我が人生① [私事]

還暦もあっという間に軽々とクリアし、今や古希が視野に入ってしまった。人生三分の二が過ぎ、残り時間は刻々と少なくなりつつある。というわけでタイトル通り“今さらながら”の人生回顧など。

1954年……午年、関東平野は北端の小都市に生まれた。長男であるがゆえという、それだけでちやほやされた時代でもあった。

1959年……プロテスタント系の保育園に入る。2年保育の間に、讃美歌やらお祈りの言葉をすっかり覚えてしまったので、キリスト教の影響をいくぶんか受けたことは否定できない。

1961年……小学校入学。保育園の“讃美歌とお祈り”の日常から変わってしまった状況に釈然としない思いを抱いたが、いつの間にか消え去っていた。学校の成績はいいほうだったとは感じていたが、手ごたえがあったと思えずだったのは、自信らしきものを持っていなかったがゆえだったのか。

1967年……小学校を卒業、引き続き地元の公立中学校に進む。1年に始まる英語の授業で、何かを掴んだのかどうか、中間テストや期末テストの結果が想像以上の成績で“ひょっとして出来るほう?”と思うようになった。

1970年……中学を卒業。40人×5クラスという構成での成績は、常に1けたの上位を維持して、選択肢のないままに地元の県立伝統高校へと進んだが、そこで待ち構えていたのは?
                               [続く]

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鍵話§ピアノ―マイカテゴリー―[上] [ピアノ]

アップライトピアノを置こうものなら床が抜けかねないオンボロの借家に住んでいた身にしてみれば、ピアノを弾くなど絵空事の世界でしかなかった。

フォークギターを少しばかりかき鳴らしていたから、コードの類は理解していたので、頭の中でCとかAmとか唱えながら、和音を押さえるようなことはできたけれど、右手と左手がバラバラに演奏しているとしか考えられない、バッハのインヴェンション1番のような単純な曲すら演奏することができないのである。いかにきちんとしたレッスンが必要なのかを思い知らされる。

というわけで、もうずうっと聴く側の人間だが、ピアノの音色とかペダルの技巧といったことには相変わらず疎いまま。

何年か前、シュタインウェイが常駐で演奏されているコンサートホールに、ベーゼンドルファーが持ち込まれて演奏会が行われたが、その時はさすがに音色の歴然とした違いに愕然としたことはあったけれど。

かくして、今だもってお粗末な耳しか持ちえないままに漠然とピアノを耳にしているばかりである……だがまあ、そんな耳にも影響を及ぼした経験など少しばかり。
                               [続く]

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